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雑貨類綜合スレ
291
:
とはずがたり
:2017/12/10(日) 19:56:07
<ネーミング>ヒット商品から見えてくるキーワード
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20171209k0000m020163000c.html
10:00毎日新聞
商品の人気を左右する要素として欠かせないものに、商品の名称がある。あまり芳しくなかった売り上げも、ネーミングの変更により業績の大幅アップを実現したケースを探った。そこから見えてきたのは、「伝わりやすさ」「親しみやすさ」「心に残る」といったキーワードだった。【浜名晋一】
◇「驚き」の17倍増
靴下メーカーの岡本(大阪市)が製造・販売する「まるでこたつソックス」。足首のツボを温める冷え対策の靴下として大人気の商品だが、ヒットの裏には思い切ったネーミングの変更があった。
もともと「三陰交をあたためるソックス」という名称で2013年から発売を開始。体のツボの名称である「三陰交」を前面に出したが、思うように売り上げは伸びず、15年に現在の名称に変更した。ネーミングに際しては、「まるでこたつみたいなソックス」という特徴に着目し、そのまま商品名に決めたという。
サプリメント食品のようなデザインにするなど、パッケージにも工夫を凝らした結果、16年の販売個数は対13年比で17倍にもなる大ヒット商品に。同社マーケティング戦略室の浅井有希さんは「(ネーミング変更による)大ヒットは驚き」としつつ、「『三陰交』では意味が分かりづらかったが、『まるでこたつ』にすることで、コンセプトが消費者に伝わりやすくなった」と説明している。
◇消費者への語りかけ
1985年に缶入りの緑茶飲料を世界で初めて製造・販売した伊藤園(東京都渋谷区)の主力商品「お?いお茶」もネーミング変更で売り上げを大幅に伸ばした商品だ。当初、「缶入り煎茶」と呼んでいたが、「ぜんちゃ」「まえちゃ」と誤読する消費者もいて、なかなか定着しなかったという。89年に家庭的な雰囲気や消費者への語りかけといった点を強調しようと「お?いお茶」に変更。70年代から放映していた同社の茶葉のテレビCMで使っていたフレーズを採用した。
結果はすぐに現れた。改称直前の88年度の売り上げは15億円だったが、89年度には40億円にまで上昇。90年には業界内では難しいとされていたペットボトル化にも成功し、今年、累計販売数量が300億本を突破した。
同社広報室長の古川正昭さんは「やはり商品の訴求には名前が大切。消費者目線で目に入りやすいネーミング、刺さる商品名を日ごろから考えている」と話している。
◇忘れられない「セレブ」
「ダブル保湿」を“売り”に高級ティッシュとして、王子ネピア(東京都中央区)が97年に発売した「モイスチャーティッシュ」。花粉症の流行が顕著になり始めた時代背景の下、「肌触りのいい、しっとりしたティッシュを作れないか」という思いで開発された商品だ。1箱当たりの価格が通常のティッシュの約5倍という高級品にもかかわらず、好評を博したが、やがて他社も同様の商品を販売し始めると、埋没していった。
「鼻セレブ」という名称に改めたのは04年。社内で新しいネーミングを検討したが、その際、何に使う商品なのか明確にすることや、鼻が痛くならないというメッセージを込めることなどを心がけたという。その結果、100近いアイデアの中から、「鼻セレブ」という商品名が決まった。また、パッケージのデザインにはタテゴトアザラシやミニブタ、ウサギなど白くふわふわした動物の顔をあしらい、鼻の部分に商品ロゴを配するなど、分かりやすさをアピールした。
効果は絶大で、05年に売り上げは2倍。現在では改称前の02年に比べて10倍以上にもなった。シリーズ商品も続き、14年には「鼻セレブマスク」と、ティッシュを3枚重ねにした「大人の鼻セレブ」が販売された。
同社コンシューマーマーケティング部主幹の酒井亜紀さんは「商品に親しみを持ってもらうためにも、心に残るネーミングは大事。そういう意味で『鼻セレブ』はどこかコミカルで、一度聞いたら忘れられないと思う」と胸を張る。
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