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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

965チバQ:2018/03/20(火) 15:13:23
 ◇対欧米、関係修復困難

 国民の信任を得たプーチン氏だが、国際社会、特に欧米諸国との関係好転には疑問符が付く。2014年からのウクライナ危機に加え、今回の選挙の直前に英国でロシア軍の元情報機関幹部が神経剤で狙われた暗殺未遂事件が起きたのも問題をさらに難しくした。

 タス通信などによると、再選されたプーチン氏に祝意を表した世界の首脳は、中国の習近平国家主席や、旧ソ連構成国だったカザフスタンやベラルーシ、親露国セルビアの指導者たち。19日午後1時(日本時間午後7時)現在、その他の主要国で祝意を伝えたのは、対露関係を重視する安倍晋三首相やイタリアの中道右派連合の一角で、欧州連合(EU)懐疑派の政党「同盟」(旧・北部同盟)のサルビーニ書記長らに限られた。

 英国で起きた暗殺未遂事件を巡っては、メイ英首相が「ロシアの関与」を指摘し、双方が互いに外交官の追放を通告し合う報復合戦となった。米独仏や北大西洋条約機構(NATO)は英国への連帯を表明し「欧米諸国VSロシア」の対立構図がこれまで以上に先鋭化した。

 今回の選挙に立候補した民族主義政党「ロシア全人民連合」公認候補のバブーリン氏は、「メイ首相がプーチン選対本部の一員だったのかを私は知らないが、(そう思えるほど)ロシア国民を効率よくプーチン氏の周囲に結集させる結果となった」と皮肉った。

 プーチン体制と欧米諸国との亀裂のきっかけは、14年2月のウクライナ危機と、その流れでロシアが同年3月にクリミア半島を自国領に一方的に編入したことだった。今回、「クリミア編入記念日」の3月18日にクリミアでも初めて露大統領選が行われた。露国営テレビの著名なジャーナリスト、ニコライ・スワニゼ氏は「クリミア編入はロシア人の愛国心をかき立て、プーチン氏の人気を一気に高めた。クリミアをウクライナに返還すれば、国民の反発は激しく、プーチン氏ですら今や返還は不可能になってしまった。クリミア編入で、ロシアと欧米諸国との関係修復を長期的に不可能にした」と話している。


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