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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

942チバQ:2018/01/28(日) 18:33:53
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1801250020.html
【露大統領選】(1)プーチン氏の圧勝確実も嵐の前の静けさ
01月25日 11:34産経新聞

 3月18日に予定されるロシア大統領選まで2カ月を切り、主な候補予定者が出そろった。現職のプーチン氏(65)に対する有力な対抗馬はおらず、同氏が圧勝する見通しだ。現行憲法は大統領職の連続3選を禁じており、プーチン氏が当選すれば2024年までの通算4期目が最終任期となる。選挙をめぐる状況を報告し、超長期化するプーチン政権の行方を探る。

(モスクワ 遠藤良介)

無風選挙に潜むリスク

 大統領選に実質的な競争がなく、「無風選挙」であることにこそリスクが潜んでいる。反政権派指導者として知名度を上げているナワリヌイ氏は、今回の選挙に出馬を認められなかった。同氏の陣営は抗議行動を準備しており、内政の波乱要因となりえる。通算4期目のプーチン政権が発足した後、プーチン氏の後継者をめぐる政権内部の抗争が激化する可能性も指摘されている。

 ナワリヌイ氏は昨年3月と6月、モスクワなどで大規模な反政権デモを行い、都市部中間階層や若年層の支持を印象づけた。各地方にも選対支部を続々と整備し、存在感を高めていた。

 中央選管は昨年12月、ナワリヌイ氏が過去に巨額詐取の罪で有罪判決を受けていることを理由に、候補者登録を拒否。同氏の活動を支えている基金の1つも今月22日、裁判所の決定で閉鎖された。

 ナワリヌイ氏が出馬した場合、「得票率は最大で10%くらいではないか」(政界筋)と推定されていた。プーチン氏の直接的脅威とはならないにもかかわらず、「政治的」と考えられている裁判での有罪歴を口実に選挙から排除された。

 ナワリヌイ陣営は大統領選のボイコットを呼びかけており、街頭での抗議行動も行っていく方針だ。

 こうした中で、プーチン政権は「投票率」に強いこだわりを持っている。選挙に競争がないため、高い投票率を信任や正統性の証明としたいのだ。クレムリンは「投票率7割、得票率7割」を目標にしており、各地方当局には、投票所でのイベント開催などによって投票率を上げるよう発破をかけている。

 過去の大統領選と同様、プーチン氏は公開討論会などに出席せず、「特別な存在」として他候補との一線を画す方針だ。プーチン陣営は、政権の統制下にある主要テレビ局を宣伝に利用し、公務員や国営企業の従業員を投票に動員するとみられている。

 プーチン氏は2000年に1期目の大統領に就任。08年に憲法上の制約から首相職に退き、12年に大統領に返り咲いた。

 通算4期目となる来期、プーチン氏が改憲によって大統領職に居座るか、または大統領を上回る権限を持つような新ポストを設けるのではないか-といった観測は根強い。逆に、「選挙後の早い時期に後継争いが始まり、プーチン氏はレームダック(死に体)と化す可能性がある。今は嵐の前の静けさなのかもしれない」(政治学者)という見方もある。


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