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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

880チバQ:2017/07/23(日) 09:20:39
http://www.sankei.com/world/news/170720/wor1707200041-n1.html
2017.7.20 19:35

バルト3国のラトビア、「脱露復欧」で安定成長
 バルト3国の一つ、ラトビアが「脱露復欧」を掲げて欧州連合(EU)内で安定成長を続けている。4月から始まった北大西洋条約機構(NATO)軍の多国籍部隊駐留は、軍事力などを背景に圧力を強めるロシアへの「大きな抑止力」となり、さらなる成長に寄与しそうだ。(リガ 岡部伸)



 「2014年のクリミア侵攻以来、ロシア軍はラトビア国境付近で大規模演習を繰り返し、力で国境線を変えようとする“非常”事態が日常となりつつある」

 ラトビアのガリソンズ国防次官はこう話し、ソ連崩壊を歴史的誤りと捉えるロシアのプーチン大統領が「かつての領土を取り戻そうとしている」との危機感がラトビア国内で高まっているとする。

 ロシアは最近、軍事力にサイバー攻撃や偽ニュースのプロパガンダを組み合わせて後方撹乱(かくらん)する「ハイブリッド戦争」を仕掛けているとも指摘。脅威に対抗するため、カナダ、スペインなど約千人のNATOの多国籍部隊が今春からラトビアに駐留しており、同次官は「大変効果がある」と高く評価する。



 面積は日本の6分の1、人口は約200万人だが、16年の経済成長率(推計)は3.5%とEU全域の1.7%を大きく上回る。

 ソ連から1991年に独立して市場経済に移行し、2004年のEU加盟後は一時住宅ブームとなったが、バブルが崩壊。09年の経済成長率がマイナス18%と落ち込み経済危機を迎えたものの、12年は5.6%とEU域内で最高となり、立ち直った。

 その理由を中央銀行のラトカスト副総裁(金融政策)はこう説明する。

 「緊縮財政や人員削減、賃下げと、国全体で痛みを伴う構造改革を実施したからだ」



 「独立後、旧ソ連が進めた軍事や医療分野の高度な技術開発の民間利用が進んでいる」。急成長のもう一つの理由に、ラトビア投資開発庁のオゾルス長官は旧ソ連の遺産活用を挙げた。

 最も競争力があるのが製薬業だ。最大手のグリンデックスは、1960年代に最先端のがん治療法「ヴィロ・セラピー」を開発して世界で初めて世界保健機関(WHO)の認可を取得した。

 ラトビアは1940年にソ連に併合されるまで欧州の一員だった。オゾルス長官は「国造りの基本は、ロシアから離れて欧州に復帰する『脱露復欧』だ。他の旧ソ連諸国より成長する理由はここにある」と指摘し、「英国のEU離脱に備えて、日本企業がラトビアにも拠点を構えることを願っている」と話した。


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