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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

837チバQ:2017/04/05(水) 19:11:17
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1704040046.html
【ロシア地下鉄爆発】「安定と秩序」プーチン氏の功績揺らぐ 内政に流動化要因、反政権デモに続き痛手
04月04日 22:39産経新聞

 【モスクワ=遠藤良介】ロシア西部サンクトペテルブルクで起きた地下鉄爆破テロについて、ロシア治安当局は中央アジア・キルギス出身の男による犯行だったとの見方を強めた。近年のロシア都市部はテロ攻撃を免れていただけに、プーチン露政権は、3月26日の大規模な反政権デモに続いて衝撃を受けている。ソ連崩壊後の混乱からロシアを立て直し、「安定と秩序」をもたらしたというプーチン大統領の「威信」に、ここにきて陰りが出てきた。

 露主要メディアによると、キルギスの国家安全委員会は4日、露当局からの連絡を受けて容疑者の人定作業を進めた。プーチン露大統領はこれに先立つ3日夜、現場の地下鉄駅を訪れて花束を手向けたほか、治安・情報機関の幹部らと今後の対応を協議した。

 ロシアで2000年代半ばに集中した大規模テロは、南部チェチェン共和国の独立派やイスラム過激派の犯行とされ、チェチェンなど北カフカス地方がテロの温床とされてきた。最近は中央アジアのキルギスやカザフスタンでも過激派が伸長し、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)に加わる中央アジア出身者が帰還した場合の危険性も懸念されていた。

 2000年に最初の大統領に就任したプーチン氏は、ロシアをソ連崩壊後の大混乱と困窮から立て直した「救国者」を自認し、国民多数派も同氏を支持してきた。同氏の重要な「功績」には、首相在任中の1999年、モスクワでの連続アパート爆破を受けて第2次チェチェン戦争を陣頭指揮し、テロの嵐を押さえ込んで安全をもたらしたことも含まれている。

 しかし、3月26日の反政権デモからも明らかなように、もはや安定や多少の生活水準向上では納得できない国民が不満を蓄積させている。そこに、3日の爆破テロが重なる形となった。

 プーチン政権は、「テロとの戦い」を口実に強権体制を構築してきた経緯があり、2004年に知事の直接選挙が廃止されたことが一例だ。今回のテロも、反政権派の締め付けやインターネット統制の強化に利用されるとの観測が根強い。

 それが国民の「結束」や政権への支持につながるかは不明で、ISの敵意を買っているシリア介入やネット統制に反発する声が強まる可能性もある。大統領選まで1年を切ったロシアの情勢が、流動化の兆しを見せ始めているのは確かだ。


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