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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ
820
:
チバQ
:2017/03/20(月) 23:46:41
ロシアでは19世紀末以降、外資による急速な工業化が進んだ半面、民主主義の経験が皆無に近かった。マルクス主義が想定していた「ブルジョア革命」の段階が長続きしなかったのは、ロシアのブルジョア層が薄く反動的で、農村部を母体とする労働者・兵士には平和や土地、食料といった直接的な要求が強かったためだ。
「第一次大戦には君主制と民主主義の衝突という側面があり、20世紀初めにはロシアなどの君主政体が相次ぎ消滅した。ロシアでは、インテリや(大衆を率いた)政治家たちが急進的だったため損失が最も大きなものとなった」。今年2月末に露国営通信社が催した公開討論会で、歴史学者のペレベゼンツェフ氏はこう指摘した。
しかし、この会合で基調となったのは、「二月革命は、大ロシア民族やロシア世界が分裂する契機となった悲劇だ。ソ連時代は、二月で壊れたロシアという体を回復する試みだった」(司会者)との論調だった。こうした歴史認識は、死者約1万人を出したロシアと隣国ウクライナの紛争にも通底している。
◇
1917年3月15日、皇帝ニコライ2世が大衆デモを背景に退位に追い込まれ、ロシア帝政が崩壊した。来年春に大統領選を控えるプーチン露政権は、自らの政権倒壊につながりかねない「革命」を礼賛するわけにはいかない。他方、超大国ソ連の「栄光」も否定できずにいる。プーチン政権が抱えるジレンマを、「ロシア革命100年」の歴史をひもときながら、あぶり出す。(モスクワ 遠藤良介)
【用語解説】ロシア革命
一般に1917年のロシアで起きた二月革命と十月革命を称する。革命の成立は現在の暦では3月と11月にあたる。二月革命では、第一次大戦に伴う社会・経済情勢の悪化を背景に、皇帝ニコライ2世が退位し、臨時政府が成立。しかし、「ブルジョアジー体制」がある程度持続すると考えたマルクス主義の想定に反し、首都ペトログラード(現サンクトペテルブルク)などでは当初から労働者・兵士の代表機関であるソビエトが力を持ち、二重権力状態が生じた。レーニン率いる急進社会主義勢力、ボリシェビキが主導した十月革命でソビエトが権力を奪取。激しい内戦を経て、22年末にソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)が成立した。
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