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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ
781
:
チバQ
:2016/12/15(木) 22:37:14
http://www.sankei.com/world/news/161215/wor1612150059-n1.html
2016.12.15 22:14
【プーチン大統領来日】
武闘派台頭「拡張」に固執 戦略的要衝、価値高まる
日露首脳会談に臨んだプーチン露大統領は、北方領土問題では日本に厳しい立場だ。根底には、第3次プーチン政権下で対外強硬派の多いシロビキ(軍や治安・特務機関の関係者ら武闘派)が勢力を増し、北方領土の軍事的価値に目が向けられている事情がある。対露経済制裁と石油価格の下落で国内経済も低迷しており、領土問題で弱腰を見せれば政権の基盤を揺るがしかねない。
プーチン体制は、指導部内のリベラル派とシロビキの両翼に支えられてきたが、2014年のクリミア併合以降はプーチン氏のシロビキ傾斜が鮮明になった。特殊部隊やプロパガンダ(政治宣伝)を駆使したクリミア併合は、シロビキの全面協力抜きにはなし得なかったためだ。
12年発足の第3次プーチン政権は、モスクワなど大都市部の中産階層に、プーチン体制長期化への不満がくすぶる中で船出した。11年末から12年春にかけては、モスクワで最大10万人規模の反政権デモが断続的に行われた。しかし、クリミア併合という「領土拡張」により、プーチン氏の支持率は9割近くに跳ね上がった経緯がある。
プーチン氏が依存するシロビキが重視するのは、北方領土が持つ軍事的な意義だ。特に、国後島と択捉島の間を通る国後水道と、択捉島とウルップ島の間を通る択捉海峡の重要度は高い。冬でも凍らないため、ロシア極東の海軍力がオホーツク海から太平洋に出るための戦略的要衝となっている。
また、オホーツク海に常駐する弾道ミサイル搭載原子力潜水艦(SSBN)は米国本土を射程に収め、対米抑止力の要となっている。国後水道と択捉海峡を米国や同盟国の日本に握られれば、ロシアのSSBNがオホーツク海という「聖域」を荒らされる事態も想定され、米国との戦略バランスが損なわれるとの危惧もある。
ロシア軍が11月下旬、国後、択捉両島に配備したことを明らかにした地対艦ミサイル「バスチオン」と「バル」も、まさに海峡防衛を主眼としている。
一方、ロシア経済の低迷も続いており、昨年の国内総生産(GDP)が前年比3・7%減だったのに続き、今年も約0・6%の減少が予想されている。この2年間で国民の平均実質所得は11%減少し、貧困層の比率は15%に高まった。
ロシア経済は、地下資源依存や国家セクターの肥大化といった構造的問題を抱えており、対露制裁の緩和などによっても高度成長は見込めない状況にある。クリミア併合の“余韻”でプーチン氏の支持率は約8割の水準にあるものの、かじ取りを誤れば国民の不満が表面化しかねない。(遠藤良介)
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