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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ
748
:
チバQ
:2016/11/15(火) 23:05:19
http://www.sankei.com/world/news/161114/wor1611140046-n1.html
2016.11.14 22:35
旧ソ連モルドバの大統領に親ロシア派
ドドン氏 「アフリカ並み給与でEUで暮らせぬ」汚職体質に国民は怒り
欧州最貧国の旧ソ連モルドバで13日、大統領選挙の決選投票が行われ、ロイター通信は同日深夜、親ロシア派の社会党党首、イーゴリ・ドドン氏(41)が親欧米派の「行動と連帯」女性党首、マイア・サンドゥ氏(44)を破り、当選したと報じた。
中央選管が発表した開票率約99%時点での得票率はドドン氏が53・2%、サンドゥ氏が46・8%。大統領選は10月末に実施されたが、過半数の得票候補がおらず上位2人の決選投票となった。
◇ロシアへの接近を主張
ドドン氏は政治、経済分野でロシアとの幅広い関係回復を提唱する。欧州連合(EU)と2014年に締結した連合協定については破棄を求め、代わりにロシア主導の「ユーラシア経済連合」加盟を主張。当選が決まった14日には、「最初の外遊はモスクワだ。ロシアと戦略的関係を回復させなくてはならない」と強調した。
モルドバでは実権は首相にあり、大統領権限は形式的とされる。ただ、今回は約20年ぶりの直接選挙で大統領が選ばれており、親露派勢力を勢いづかせるのは確実だ。野党系メディア記者は「他の議員がドドン氏の主張に同調する可能性がある」と指摘した。
◇色あせた欧州統合の理想
モルドバでは09年の議会選で親欧米勢力が政権に就いたが、深刻な汚職と経済低迷で国民は不信を募らせている。13日、首都キシニョフで投票を終えた子供連れの女性は「今の政治に必要なのは革命的な変化だ。何もかも変えなくてはだめだ」と政権への怒りをぶつけた。初老の男性は「アフリカ並みの給与で、どうやってEUで暮らせるというのか」と欧州統合路線を批判した。
識者は「汚職問題と親欧米路線は別物だ」と指摘するが、有権者の多くは欧米の支援が、「現政権のポケットに入っているだけ」とみる。
◇深刻な汚職体質
モルドバの汚職体質は深刻で、14年には国内総生産(GDP)の8分の1超とされる約10億ドル(約1000億円)が主要銀行を通じ、国庫から消える事件が発生した。与党の元首相までが拘束されたが、全容は依然分からないままだ。
モルドバのネットメディア「ニュースメーカー」のソロビヨフ編集長は「“欧州派”を自称する与党議員らが行ってきたことは、欧州統合とは関係がないことばかりだった」と述べ、利権争いに明け暮れる政権にいらだちを隠さない。同氏は10億ドルをめぐるスキャンダルも「政府機関の協力なしでは起こりえない」と指摘する。
モルドバと比べ、親欧米路線が堅調とされる旧ソ連ジョージア(グルジア)の識者は、モルドバの深刻な汚職体質は「公共サービスに汚職が蔓延(まんえん)していたソ連時代の名残」(戦略・国際研究財団のウチアシビリ上級研究員)と指摘する。経済基盤が弱いうえ、少数のオリガルヒ(新興寡占資本家)が利権を握った結果、政府による急進的な改革が進められたジョージアと比べ「汚職体質の改善が進まなかった」とみる。
◇取り込み図るロシア
農業や軽工業以外に目立った産業を持たないモルドバにとり、貿易額ではEUに及ばないものの、ロシアは市場として重要な意味合いを持つ。ロシアは今年6月、モルドバとの通商関係回復に向け、同国とEUの連合協定に反しかねない内容を含む「ロードマップ」を提示するなど、モルドバの親欧米路線を揺さぶっている。
ドドン氏の勝利を受け、ロシアが今後、外交攻勢に出るのは確実の見込みだ。モルドバと同様に、汚職や経済低迷の問題を抱えるウクライナなどへの影響も注視される。(キシニョフ 黒川信雄、写真も)
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