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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

624チバQ:2016/08/21(日) 22:54:19
http://mainichi.jp/articles/20160820/k00/00e/030/238000c
ソ連8月クーデター25年
評価巡り国民になお複雑な感情

毎日新聞2016年8月20日 11時23分(最終更新 8月20日 14時19分)

 【モスクワ杉尾直哉】ソ連末期の1991年にゴルバチョフ大統領の改革路線に反発した守旧派が起こした「8月クーデター」から19日で25年を迎えた。クーデターは3日で失敗に終わり、その年12月のソ連崩壊を招いたが、事件やソ連崩壊の評価を巡り、今なお複雑な感情を抱く国民も多い。

 今月14日にロシアで実施された世論調査では、「守旧派が権力を奪っていれば国はどうなったか」の質問に17%が「より良くなっていた」と回答。「より悪くなっていた」と回答したのは26%、「分からない」は56%だった。

 今月4〜15日に実施された別の世論調査では、35歳以上の世代のうち64%が「ソ連時代の方が崩壊後と比べて生活は良かった」と回答。ソ連崩壊後に生まれた24歳までの若者層でも25%がソ連時代が良かったと答えた。

 プーチン大統領は「ソ連崩壊は20世紀最大の地政学的な悲劇」とくり返し述べている。

 当時、ゴルバチョフ氏をクリミアからモスクワに連れ帰ったアレクサンドル・ルツコイ元副大統領は18日の記者会見で、「(ソ連構成国に高い自治権を認める)新連邦条約が締結されていればソ連は存続できていた。守旧派が戦車まで出して騒いだのが最大の誤りだった」と述べ、「連邦維持」を今でも支持する考えを示した。

 同じ記者会見に出席した中央アジア・キルギスの元大統領で、2005年の政変でロシアに事実上亡命したアカエフ氏(現モスクワ大教授)は「ソ連が存続していれば、政治的な安定が今日も保たれ、ウクライナやジョージア(グルジア)、さらに中東諸国で戦争が起こることなどなかった」と述べた。

8月クーデター
 ソ連のヤナーエフ副大統領(当時)らが、ソ連の各構成国に高い自治権を認める「新連邦条約」の締結を阻止しようと、ゴルバチョフ氏をウクライナ南部クリミアの別荘に軟禁。「国家非常事態委員会」を設立し、首都モスクワ市内に多数の戦車を配置した。エリツィン・ロシア共和国大統領(同)が反クーデターの大規模デモを展開し、失敗に終わった。この事件でゴルバチョフ氏の権威は失墜し、エリツィン氏主導でソ連は崩壊した。


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