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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

572チバQ:2016/04/04(月) 22:26:02
http://www.afpbb.com/articles/-/3082742
ナゴルノカラバフで戦闘、少なくとも30人死亡 民間人にも死者
2016年04月03日 07:47 発信地:エレバン/アルメニア
【4月3日 AFP】(更新、写真追加)アルメニアとアゼルバイジャンの境界にある係争地ナゴルノカラバフ(Nagorny Karabakh)で2日、両国による軍事衝突が再発し、両国軍合わせて少なくとも30人が死亡した。ロシアと欧米諸国は即時の停戦を要求している。

 アルメニアのセルジ・サルキシャン(Serzh Sarkisian)大統領は2日、アルメニアが支援する分離派武装組織がアゼルバイジャンの領地を制圧後、1994年に停戦が合意されて以降としては「最大大規模の軍事衝突」が発生し、アルメニア軍兵士18人が死亡、約35人が負傷したと述べた。

 サルキシャン大統領は、死亡したのが同国政府の支援を受けており、独立を宣言したが国際的に承認されていないナゴルノカラバフ分離派武装組織戦闘員なのか、同国軍兵士なのかについては言及しなかった。

 これに先立つ同日、アゼルバイジャン国防省は同国軍のヘリコプターが撃墜され兵士12人が死亡したと発表していた。

 両国は、一触即発の状態にあった境界線を越えて砲撃してきたと互いに相手方を非難した。激化した戦闘の中で、両国の民間人各1人も犠牲になったという。

 アルメニアは、アゼルバイジャンが1日夜「戦車や大砲、戦闘ヘリコプターを使用してナゴルノカラバフ前線沿いで大規模な攻撃を仕掛けた」と非難したが、アゼルバイジャンは(アルメニアからの)「大口径の火器とグレネードランチャーによる攻撃を受けたため応戦した」と主張している。

 サルキシャン大統領は、2日夜も戦闘が前線の「北と南で続いている」と述べたが、「ナゴルノカラバフの兵士が状況をコントロールしている」と述べた。

■露大統領が即時停戦要求

 住民の大半がアルメニア系である山地のナゴルノカラバフ地域は、アルメニア政府の支援を受け1991〜94年の戦闘を経てアゼルバイジャンから分離した。戦闘の犠牲者は約3万人とされており、両国は94年に停戦合意したものの、和平合意には至っていない。

 ナゴルノカラバフは、国際的には今もアゼルバイジャンの一部とされている。両国はこれまでも前線を挟んで戦闘を繰り返してきたが、今回の大規模な戦闘を受け、国際社会は必死に両国に和平を促している。

 アゼルバイジャン軍はナゴルノカラバフの高台数か所と1つの村を掌握したと主張しているが、アルメニア政府は「偽の情報だ」として否定している。

 ロシア政府は、今回の戦闘激化を受け、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領が両国に即時停戦を要求したと発表した。

 ドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)露大統領報道官は同国の報道機関に、「プーチン大統領は両国に即時停戦を要求し、これ以上被害を拡大させないよう自制を促した」と述べた。

 ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相とセルゲイ・ショイグ(Sergei Shoigu)国防相は、それぞれアルメニアとアゼルバイジャンの外相・国防相と電話会談し、戦闘の沈静化を促したという。

 一方、ロシア、米国、フランスと欧州安保協力機構(OSCE)の代表で構成され、両国の和平交渉と合意の仲介努力を行ってきたグループは、今回の戦闘激化を受け「深く懸念している」と述べた。

 エネルギー資源が豊富で、かつてアルメニアの総国家予算を超える金額を軍事に費やしていたアゼルバイジャンは、和平交渉が決裂すれば、ナゴルノカラバフを軍事的に取り返すことも辞さないと繰り返し表明してきた。しかしロシアが支援するアルメニアは、どのような攻撃を受けようと相手側を壊滅できると主張している。

 2014年11月には、アゼルバイジャンがアルメニアの軍用ヘリコプターを撃墜したことから戦闘が発生していた。(c)AFP/Mariam Harutyunyan with Emil Guliyev in Baku


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