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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

491チバQ:2015/11/19(木) 21:58:38
http://www.sankei.com/world/news/151118/wor1511180064-n1.html
2015.11.19 07:15
【パリ同時多発テロ】
「対テロ」で主導権狙うロシア 「大国クラブ」への復帰画策 フランス抱き込み有志連合に一石

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(1/2ページ)【パリ同時多発テロ】

17日、モスクワで開かれたシリアでの軍事作戦についての会議に出席したプーチン大統領(右)=AP
 【モスクワ=遠藤良介】ロシア旅客機の墜落が爆弾テロだったことを公表したプーチン露政権は、シリアでの空爆作戦を大幅に増強し、フランスとの「共同作戦」にも言及するなど活発な動きをみせている。パリ同時多発テロで対テロの連携強化を求める機運が高まった状況をとらえ、国際的なテロ包囲網の形成で主導権を確保したい考えだ。「テロとの戦い」を掲げることでウクライナやシリアをめぐる米欧との溝を埋め、国際的孤立から脱却する思惑がある。

 プーチン政権はパリ同時多発テロ後の17日、ようやく旅客機テロについて明かし、即日、シリアでの作戦強化を国内外に誇示した。17日の出撃計画はそれまでの2〜3倍にあたる127回。東西冷戦期から知られる長距離戦略爆撃機「ツポレフ95」が、ロシアを出発して直接シリアを空爆する様子も大きく報じられた。

 プーチン大統領はまた、地中海に展開する露海軍の艦艇に対し、仏海軍には「同盟者」として接し、「共同作戦」を策定するよう指示。フランスを取り込む動きを示し、米国主導の有志連合を牽制(けんせい)した。

 プーチン政権は今夏以降、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の掃討には全ての勢力が結集する必要があるとし、米国などの有志連合にシリアのアサド政権やイランなどを加えた「大連合」の形成を訴えていた。「対イスラム国」を前面に押し出し、自らが擁護するアサド政権の継続を図る狙いがあった。

 ロシアは、ウクライナ介入によって米欧から経済制裁を科され、主要8カ国(G8)からも事実上追放されている。シリア内戦やイスラム国に絡む問題で存在感を発揮し、「大国クラブ」に復帰することもロシアの念願だった。

 ロシアは「大連合」構想が拒否されたのを受けてシリア空爆を開始したが、パリのテロを受け、再び米欧に歩み寄りを求める好機だと判断している。

 ただ、ロシアの思惑通りに事が運ぶかについては、国内の識者の間でも懐疑的な見方が目立つ。欧米の主要国は対露協力に前向きな姿勢を示し始めているが、現時点では、ロシアの空爆をシリア反体制派でなくイスラム国に向けさせることに力点が置かれている。

 シリア内戦の政治的解決をめぐっても、アサド政権の処遇に関する折り合いは容易にはつきそうにない。


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