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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

381チバQ:2015/06/04(木) 21:21:45
http://mainichi.jp/select/news/20150605k0000m030051000c.html
ウクライナ:最大の交戦 G7前にEUと露の対立も深まる
毎日新聞 2015年06月04日 20時16分

 【モスクワ杉尾直哉】ウクライナ東部ドネツク郊外のマリインカなど数カ所で3日、ウクライナ政府軍と親ロシア派武装勢力が激しく交戦した。親露派によると、市民5人を含む19人が死亡、110人が負傷した。ウクライナ政府側は、政府軍の兵士5人が死亡、39人が負傷したと発表した。今年2月のミンスク合意(停戦合意)の直後に親露派がドネツク州の要衝デバリツェボを制圧して以来、最大の衝突となった。

 7、8の両日にドイツで開かれる主要7カ国首脳会議(G7サミット)では、ウクライナ問題が重要な議題となる。今回の衝突について、親露派とウクライナ政府は「相手が攻撃を仕掛けた」と非難し、サミットを前に緊張が高まっている。

 安倍晋三首相はサミット出席前の5日にウクライナ入りし、6日にポロシェンコ大統領と会談する。停戦合意の維持に向け、日本がどう関与していくかも注目されそうだ。

 現地入りしている全欧安保協力機構(OSCE)の特別監視団によると、3日未明、ドネツクの南西23キロのマリインカへ向け、親露派支配地側からT72型戦車などが西進し、攻撃が始まった。監視団は親露派指導層と連絡を取ろうとしたが、応答はなかった。監視団は、親露派が意図的に応答を拒否した可能性を指摘した。同日午後、ウクライナ国防省が監視団に「マリインカが脅威にさらされている」として、重火器使用を通告した。重火器の撤去を規定した停戦合意がなし崩し的に破棄される恐れも出てきた。

 ウクライナのヤツェニュク首相は戦闘激化を受け、「ロシアが親露派に軍事作戦開始を指示した」と批判した。ポロシェンコ大統領は4日の最高会議(議会)での演説で、「わが軍は占領者(ロシア軍と親露派)から東部の多くの土地を奪還したが、軍備は十分ではない」と述べ、国防予算を昨年の2倍の40億ドル(約4960億円)にする考えを示した。

 ラブロフ露外相は4日、「キエフの政権(ウクライナ政府)の行動でミンスク合意は破綻の危機にある」と批判した。親露派が先に攻撃したとのOSCE監視団の発表については触れなかった。

 ウクライナ問題を巡るロシアと欧州連合(EU)の対立も強まっている。5月末、対露制裁への対抗策として、ロシアがEU加盟国の政治家や高官89人を対象にロシアへの入国禁止措置を取っていることが判明したためだ。ロイター通信などによると、ロシアへの入国禁止リストには英国のクレッグ前副首相やEU閣僚理事会のコルセピウス事務局長(ドイツ)らが含まれている。EUは声明を出し、「恣意(しい)的で容認できない」と批判した。

 ラブロフ氏は1日、「ウクライナのクーデター(昨年2月の親欧米派による政変)を積極的に支持した人物が対象だ」と正当化した。また、「EUの一方的な制裁には適切に対応し、我々の方から(制裁合戦の)エスカレートをやめる考えはない」と述べ、対象リストの拡大を示唆した。


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