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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

342チバQ:2015/05/08(金) 20:53:10
http://www.sankei.com/world/news/150508/wor1505080001-n1.html
2015.5.8 12:00
【プーチン政権考】
紛争、差別、財政難、露のW杯開催を阻む「3つの壁」





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2014年7月、W杯ブラジル大会終了後、次回開催国の首脳としてFIFAのブラッター会長(左)からサッカーボールを受け取るロシアのプーチン大統領=リオデジャネイロ(AP)
 ロシアでは2018年夏、サッカーのワールドカップ(W杯)が開催される。ただウクライナ問題をめぐり、大会のボイコットを求める国際社会の声はまだまだ根強く、実現に向けた不安は決して小さくはない。ロシアは果たしてW杯を開催できるのか。3つの課題を検証してみた。

(1)ボイコット

 最大の不安要因はロシアに反発する国々のボイコットだ。現在、その声が特に強いのが米国とウクライナ。米国では3月末、共和党のマケイン上院議員らを中心とした超党派の議員ら13人が、国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長あてに書簡を送付。ロシアがW杯を主催することは「プーチン政権が非難されるべき時に、その評価を不当に高めかねない」とし、ロシアの開催に反対を表明。さらに、同問題に対する特別協議の実施を要求した。

 またウクライナのポロシェンコ大統領は3月末、ドイツ紙に対し、ウクライナ東部を拠点とする有力クラブ「シャフタール・ドネツク」が現在、紛争が原因で1200キロも離れた西部で試合を開催することを余儀なくされているとし、その原因はロシア軍が展開していることだと指摘。このような状況でロシアでW杯を開催することは「想像すらできない」と述べ、ボイコットを検討するよう各国に求めた。

 ただ、ボイコットに同調する国は現時点では決して多くはない。露紙ベドモスチによると、ドイツのメルケル首相は3月、「今一番大切なのは(ウクライナ東部の停戦合意である)ミンスク合意だ。W杯ではない」と述べ、ボイコットをめぐる議論を遠ざけた。FIFAの広報官も、「スポーツイベントのボイコットが問題解決のための最も有効な手段だったことはない」と述べ、2018年のロシア開催が、「各国間の建設的な対話を生み出す」と主張した。

 とはいえ、今後の状況はウクライナ情勢次第という側面も否めない。東部は2月の停戦合意後も銃撃や地雷による被害が相次ぐなど、完全な停戦状態にあるとはいえない。また春以降、戦闘が再び激化する可能性を指摘する声もあり、仮にそのような事態が起きれば、各国がボイコットに傾く可能性がないとはいえない。

(2)人種差別問題

 もう一つ、ロシアのW杯開催に暗い影を落としているのは、同国のサッカー界における深刻な人種差別問題だ。有色人選手への観客による侮辱行為は頻発し、監督ですら非常識な発言を行うケースが報じられている。

 最近では、かつて日本でもプレーし、現在はゼニト・サンクトペテルブルクに所属するブラジル人ストライカー、フッキ選手に対し、相手チームのファンが差別的な言葉を浴びせたとして、同チームは2試合の無観客試合を科せられた。


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