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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

273チバQ:2015/02/26(木) 22:42:36
複雑な対露感情

 「汚職は確実に減った」。ヤヌコビッチ氏の親族に事業を奪われた経験があるという自営業のアナトーリさん(45)は、親欧米派政権を誕生させた政変の意義を強調する。タクシー運転手の男性(43)も「以前は理由もなく警察から賄賂を要求されたが、今は法律を守っていれば問題は起きない」と話した。

 しかし、悪化が続く経済への不満は強い。政変の前から低迷していた経済は悪化の一途をたどる。通貨フリブナは対ドルで昨年初めの1ドル=約6フリブナから、今月下旬には28フリブナまで暴落した。

 東部ルガンスク州からキエフに避難してきた男子学生(18)は「仕事はなく、物価は上がる一方。政変での要求は何一つ実現していない」と憤った。

 ロシアに対する感情は複雑だ。「(ウクライナがロシア皇帝に忠誠を誓って以来)400年も一緒に暮らしてきたんだ。攻めてくるとは誰一人思わなかった」。年金生活者のアレクサンドルさん(72)は悔しさをにじませた。

 独立広場近くで会った男性は、「ロシアとうまくやっていれば、資金を融資してくれたし安価なガスも供給してくれた。これほどの犠牲を払ってまで政変を起こす必要があったのか」と疑問を口にした。



【用語解説】ウクライナの政変

 2013年11月、ヤヌコビッチ大統領(当時)がEUとの連合協定締結方針を突然転換し、学生を中心としたデモがキエフ市内で発生。同月末、治安当局が学生に暴行を加えたことに市民が反発し、デモ参加者が急激に拡大。翌14年1月には数十万人規模のデモに発展した。その後治安部隊との衝突が本格化し、2月18〜20日の間にはデモ隊の死者数が急増。その後ヤヌコビッチ大統領は逃亡し、議会は22日、大統領の解任を決議し政権が崩壊した。最終的なデモ参加者の死者数は約100人にのぼった。


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