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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

270チバQ:2015/02/19(木) 22:06:02
http://mainichi.jp/select/news/20150219k0000e030206000c.html
ウクライナ:親露派が実効支配強化…東部要衝
毎日新聞 2015年02月19日 11時47分(最終更新 02月19日 13時32分)

 【モスクワ真野森作、ブリュッセル斎藤義彦】ウクライナ東部で政府軍と衝突している親ロシア派武装勢力は18日、制圧したドネツク州の要衝デバリツェボの省庁に自派の旗を立てるなど、実効支配に乗り出した。停戦合意を主導した独仏両国は親露派を批判しながらも、東部全般の停戦維持を優先する構えで、デバリツェボ占拠を事実上黙認している。

 窮地に立たされたウクライナ政府は、国連などに平和維持部隊の派遣を要請する方針だが、現時点で国際社会が呼応する可能性は低いとみられる。

 デバリツェボで包囲されていた約5000人のウクライナ軍は指揮命令系統が混乱したまま撤退を続け、親露派の攻撃で少なくとも6人が死亡、100人以上が負傷した。

 親露派の行動を批判する独仏両国だが、デバリツェボの個別状況に固執せず、東部全体の停戦維持を優先している模様だ。仏政府報道官は18日、停戦合意について「死んでいない」と言明。ドイツの首相報道官も、親露派武装勢力のデバリツェボ制圧を「重大な停戦合意違反」と批判したが、和平への取り組みの成否については「まだ明確に言えない」と評価を控えた。

 米国のケリー国務長官は18日にラブロフ露外相と電話協議を実施し、親露派の後ろ盾となるロシアに対して、デバリツェボでウクライナ軍への攻撃を停止するよう要求。停戦監視を担う全欧安保協力機構(OSCE)の要員の現地立ち入りを認めるように促した。ただし米政府も「合意が機能するには時間が必要だ」(サキ国務省報道官)として、独仏に同調する姿勢を見せている。

 一方、ウクライナのポロシェンコ大統領は18日、バイデン米副大統領と電話協議を行い、武器援助を求めると共に、国連安保理がウクライナ東部への平和維持部隊派遣を検討するよう要請した。ウクライナ国家安全保障・国防会議も同日、国連安保理と欧州連合(EU)に対して、平和維持部隊の派遣を要請する方針を決めた。

 ただし平和維持部隊の派遣を巡っては、国連安保理で拒否権を持つロシアが、自軍の参加を求めるなど、ウクライナの要請に容易に応じる可能性は低いとみられる。またロシア軍が実質的に関与しているウクライナ東部地域で、欧米諸国が部隊派遣に踏み切るのかは不透明な状況だ。

 ポロシェンコ大統領はデバリツェボ北西約50キロのアルチェモフスクを訪問、政府軍部隊を慰問した。政府側は約2500人が脱出し、約200の兵器・軍用車両を撤退させたとしている。

 しかし、報道によると、デバリツェボで親露派に包囲された政府軍の大半は撤退命令を受けておらず、一部が徒歩で逃げるなど、散発的に撤兵した模様だ。ウクライナ政府は撤退中に死傷者が出たことを認めている。


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