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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

246チバQ:2015/02/03(火) 21:07:00
http://mainichi.jp/select/news/20150204k0000m030046000c.html
ウクライナ:戦闘泥沼化…親露派、支配地拡大へ攻勢
毎日新聞 2015年02月03日 20時07分

 【モスクワ田中洋之】ウクライナ東部で続く政府軍と親ロシア派武装勢力の戦闘は、紛争当事者による先月末の協議が決裂したことで泥沼化の様相を強めている。親露派は昨年9月に署名された停戦合意の見直しを主張し、実効支配地域の拡大に向けて攻勢に出ており、事態は悪化している。

 「最大10万人の義勇兵を動員する」。東部ドネツク州の親露派指導者ザハルチェンコ氏は2日、戦闘員の大幅増強を宣言した。後ろ盾となっているロシアからの増援も想定しているとみられる。一方、ウクライナは先月、政府軍強化のため年内に10万4000人の予備兵らを動員することを決めており、双方の対決姿勢がエスカレートしている。

 戦闘は1月に入って再燃した。ドネツク州の州都ドネツクや南部の港湾都市マリウポリなど双方が対峙(たいじ)する地域で交戦している。北部の交通の要所デバリツェボをめぐる攻防戦も起きており、親露派が「約1万人の政府軍を包囲した」と主張。政府側がこれを否定し、情報は錯綜(さくそう)している。

 ウクライナ政府と親露派は3日、2〜3日の東部の戦闘で少なくとも市民16人が死亡したと発表した。AFP通信が伝えた。

 内訳は▽ドネツク近郊6人▽デバリツェボ5人▽ルガンスク近郊5人。 1月31日にベラルーシの首都ミンスクであった紛争当事者の協議を仲介した全欧安保協力機構(OSCE)によると、ウクライナ、ロシア、OSCEでつくる「連絡グループ」は昨年の停戦合意を着実に履行するための詳細案を準備したが、親露派は協議を拒否。逆に合意そのものの見直しを迫ったという。

 9月の停戦合意は、政府軍と親露派の間に当時の勢力範囲に沿って境界線を設け、重火器を撤去するとしているが、親露派は現時点の支配地域をもとに画定するよう主張している。最近の動きは自分に有利な線引きを実現する狙いがあるとみられる。これに対し、ウクライナ政府は「停戦合意にいかなる条件も加えるべきではない」と反発している。

 米ニューヨーク・タイムズ紙は2日、親露派の攻勢を受け、米国でウクライナ政府軍への武器供与が検討されていると報じた。実行された場合、ロシアが対抗して武器を親露派に提供し、戦闘がさらに激化する恐れもある。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)によると、昨年4月以来の死者は5086人に上る。


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