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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

1とはずがたり:2014/05/04(日) 19:49:37
東欧・ギリシャ正教・中央アジア・旧ソ連諸国・シベリアなど

新疆とかは大中華スレとは棲み分け微妙な感じで場合によってはこちらにも。

前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/?q=%A5%A6%A5%AF%A5%E9%A5%A4%A5%CA

1842とはずがたり:2022/04/21(木) 23:21:27
プーチン大統領の特別代表が辞任 侵攻以降の辞任で最高位
2022年3月24日
https://www.bbc.com/japanese/60856795

1843とはずがたり:2022/04/21(木) 23:21:43
ロシアの将軍、米国防当局者との希少な直接会談で感情「爆発」 CNN EXCLUSIVE
2022.03.24 Thu posted at 16:30 JST

https://www.cnn.co.jp/usa/35185333.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=editorial-sns&utm_content=35185333

1844とはずがたり:2022/04/21(木) 23:22:46
ウクライナ軍、露アムール州から到着した露軍機械化旅団の殲滅を報告
ウクライナ軍、露アムール州から到着した露軍機械化旅団の殲滅を報告写真07.04.2022 21:37
https://www.ukrinform.jp/rubric-ato/3451581-ukuraina-jun-luamuru-zhoukara-dao-zheshita-lu-jun-ji-xie-hua-lu-tuanno-jian-miewo-bao-gao.html
ウクライナ陸軍は7日、露アムール州エカテルノスラフカ村を拠点とするロシア軍第38独立自動車化狙撃旅団を殲滅したと報告した。

1845とはずがたり:2022/04/21(木) 23:49:02

2022.03.19
# 戦争 # 政局 # ウクライナ
「プーチン失脚」は時間の問題か…ロシア国内「3つの支持基盤」が反逆する異常事態に
彼は自ら「墓穴」を掘ってしまった
北野 幸伯
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/93532?page=5

1846チバQ:2022/04/22(金) 08:20:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/e42b7b4b12d21b4c62c5a53214bd53f08206dc8f
停戦交渉に悪影響も 要衝マリウポリ「喪失」 ロシアは戦勝パレードか
4/22(金) 7:08配信
時事通信
 ロシアのプーチン大統領は21日、ウクライナ南東部にある要衝の港湾都市マリウポリの「制圧」を事実上宣言した。

 水・食料・薬不足で人道危機が深刻化し、無差別攻撃により多大な犠牲者が出た悲惨な包囲戦は、ロシア軍の侵攻開始から2カ月弱で転機を迎えた。停戦交渉への悪影響も懸念される。

 マリウポリは2014年からの東部紛争でも親ロシア派武装勢力が制圧することができず、一時はドネツク州の臨時州都となった。ウクライナ側は精鋭部隊「アゾフ大隊」などを配置し、この都市を「徹底抗戦」の象徴として重視していた。ロシア軍が東部でさらに攻勢を強化するとみられる中、要衝を失いつつあることに重苦しい雰囲気も漂う。

 プーチン政権は、5月9日の旧ソ連による対ドイツ戦勝記念日前に具体的な「戦果」を得た格好。既に「かいらい」市長も置いており、2月21日に独立承認した「ドネツク人民共和国」の一部として実効支配する見通しだ。

 地元当局者は今月13日、「(かいらい市長は)中心部で5月9日に(戦勝記念)パレードを実施すべく、がれきや遺体の一掃を命じられている」と主張した。タス通信によると、住民を練り歩かせる計画という。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、「われわれの部隊が壊滅させられれば、いかなる交渉も終わることになる」とロシア側に警告していた。ウクライナ側は、先に北部キーウ(キエフ)州で住民とみられる遺体が多数見つかったことで、ただでさえ態度を硬化させており、断続的に行われてきた停戦交渉が頓挫する恐れがある。

 包囲戦による犠牲も計り知れない。ボイチェンコ市長が明らかにしたところでは、これまでに2万人以上が死亡。ゼレンスキー氏は「マリウポリは(激しい空爆に遭ったキーウ州の)ボロディアンカの10倍の(被害が出ている)可能性がある」と指摘した。ただ、ロシアの実効支配下に置かれれば、全容の解明は不可能になる。

 妊婦が出産を控える病院や、子供が避難したという劇場まで攻撃されたマリウポリ。脱出して本国に戻ったギリシャの外交官は、スペイン内戦中の1937年にナチス・ドイツの無差別爆撃を受けた「ゲルニカ」の惨状になぞらえた。

1847とはずがたり:2022/04/22(金) 10:08:59
一家心中か…ロシアの富豪とその家族の死が相次ぐ
https://news.livedoor.com/article/detail/22044596/
2022年4月22日 7時12分

ABEMA TIMES

 ロシアの富豪とその家族の死が相次いでいる。

【映像】ロシア砲撃受け…頭に破片刺さった13歳少女が奇跡の生還

 ロシアメディアによると、19日、天然ガス大手のノバテク社の元副会長セルゲイ・プロトセーニャ氏がスペインのリゾート地で妻と娘とともに遺体で発見された。地元警察はプロトセーニャ氏が家族を殺害した後、自殺した可能性があると話しているという。

 また、18日にはロシア有数の銀行のひとつガスプロムバンクの元副社長、ウラジスラフ・アバエフ氏がモスクワ市内の自宅で妻と娘とともに死亡した。モスクワの捜査当局は一家心中の可能性があると発表している。(ANNニュース)

1848とはずがたり:2022/04/22(金) 10:09:27

https://twitter.com/igorsushko/status/1517172233629626368
Igor Sushko
@igorsushko
??BREAKING: Russia - Dmitrievsky Chemical Plant burned down today on the outskirts of Moscow. This is the largest Russian manufacturer of chemical solvents. Located 250 miles EAST of Moscow. We are beginning to see a pattern develop.
による英語からの翻訳
??速報:ロシア-モスクワ郊外でドミトリエフスキー化学プラントが本日全焼した。これは、化学溶剤のロシア最大のメーカーです。モスクワの東250マイルに位置します。パターンが発達し始めています。

1849とはずがたり:2022/04/22(金) 15:07:39
2022年4月22日1:03 午後2時間前更新
アングル:ロシアに強制移送されたマリウポリ市民、帰国を切望
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-mariupol-deportations-idJPKCN2MD0GV
Elizabeth Piper

[キーウ 19日 ロイター] - ミラ・パンチェンコさん(53)は、食糧と水の不足に耐えかねて親ロシア派勢力の保護下に入り、包囲下にあるウクライナの都市マリウポリから脱出した。気がつくと、彼女がいたのはロシア南西部にある駅のプラットホームだった。
 ミラ・パンチェンコさん(53)は、食糧と水の不足に耐えかねて親ロシア派勢力の保護下に入り、包囲下にあるウクライナの都市マリウポリから脱出した。気がつくと、彼女がいたのはロシア南西部にある駅のプラットホームだった。写真は、破壊されたマリウポリの集合住宅の前にたたずむ地元住民。18日撮影(2022年 ロイター/Alexander Ermochenko)

パンチェンコさんはアゾフ海に面したタガンログ港の駅で、200人ほどのウクライナ人とともに列車に乗せられ、ウクライナと国境を接するロシアのロストフ州内の別の場所に移送されると告げられた。

だが列車が目的地に着いたとき、そこはロシア・トゥーラ州にあるスボーロフという街だった。タガンログからは約1000キロも離れている。

「警官がたくさんいた。駅は封鎖されており、一般のロシア人は私たちに近づけなかった」とパンチェンコさんは言う。出迎えの群衆はいたが、トゥーラ出身の友人の息子は、駅に入ることを許されなかった。「明るい雰囲気で、クッキーが振る舞われた」

ロイターは、パンチェンコさんの他、先月マリウポリを脱出したもう1人のウクライナ人ナタリア・ビルメイヤーさん、そして別の難民2人の親族に話を聞いた。

彼女たちの話を総合すると、マリウポリの一部の市民が包囲された同市を脱出するには、ロシアに逃れるしか選択肢がなかったことが分かる。その行程では親ロシア派勢力による身体検査や尋問が繰り返され、ウクライナ国境から遠く離れた場所に移送される例も多かった。

彼女たちの談話について、ロイター独自の裏付けは得られていない。

パンチェンコさんやビルメイヤーさんがロイターに語った、選択の余地なくロシア国内の遠隔地に送られたウクライナ人の証言について、ロシア政府にコメントを求めたが、回答は得られていない。

ロシア政府は、2月24日にウクライナ侵攻を開始して以来、意図的に民間人を標的とすることはないと述べている。

パンチェンコさんによれば、彼女はロシア当局により、列車に乗っていた他のウクライナ人とともにトゥーラ州内のクラインカと呼ばれる地域の療養所に連れて行かれたという。あてがわれた部屋には、小さな冷蔵庫、テレビ、それにシングルベッドが2つあった。テーブルには、伝統食のジンジャーブレッド、甘いビスケット、水とアイスティーが置かれていた。

クラインカの療養所に、ウクライナ人受け入れにおける役割についてコメントを求めたが、回答は得られなかった。

開戦前、パンチェンコさんは貯水タンク工場のマネジャーで、地方議会の議員も務めていた。クラインカの療養所に到着した後、パンチェンコさんは指紋を採取され、写真を撮られた上で、検察官の前で尋問を受けたという。ロイターでは検察官の氏名を確認できなかった。

ロシア語とウクライナ語を話すパンチェンコさんは、2014年以降、ウクライナにおけるロシア語への抑圧が強まったかという質問を受けたという。

2014年は、ロシアがクリミア半島を併合し、ウクライナのドネツク州、ルガンスク州の一部を実効支配する親ロシア派勢力が「人民共和国」の建国を宣言した年だ。

ロシアがウクライナにおける「特別軍事作戦」を正当化する根拠の1つとして掲げるのは、ロシア語話者の保護である。ロシア政府は、彼らがウクライナのナショナリストから迫害を受けていると主張している。ウクライナはこれを否定している。

「私は、自分はウクライナ語を話せるし、この言語が好きだとだけ答えた。ロシア語に対する抑圧を目にしたことはない、とも言った」

1850とはずがたり:2022/04/22(金) 15:07:51
>>1849
<国外への強制移送>

ウクライナの人権オンブズウーマン、リュドミラ・デニソワ氏は先週、ロシアがマリウポリから13万4000人の市民を連れ去り、そのうち3万3000人をロシアに強制移送したと述べた。ロイターではこれらの数値が正確なものか確認できなかった。

ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)で欧州・中央アジア担当副ディレクターを務めるレイチェル・デンバー氏によれば、HRWでは「明らかに強制移送と見られる」例を少なくとも1件記録しているという。同氏の説明によれば、これは「侵攻した側の国に強制的に連れ去ること」を意味する。

紛争下における人道的扱いの法的基準を定義した1949年ジュネーブ条約は、国際紛争に際して占領国側の領域に民間人を大量強制移送することを禁じており、戦争犯罪に分類している。

ロシアは、マリウポリを離れることを望む人に人道的支援を提供していると述べている。ロシア政府のウェブサイト上で3月12日に発表された決議には、ウクライナ及び分離独立を唱える両「共和国」を離れてロシアに移動した9万5909人の所在が示されている。

1カ月後の4月14日、ロシアのミハイル・ミジンツェフ上級大将は、マリウポリでの戦闘が激化する中で、同市だけでも13万8014人の市民がロシア軍によって救出されたと述べた。

パンチェンコさんがマリウポリを脱出したのは3月17日。彼女を含む数十人の市民はカルミウス川左岸の建物の地下室に避難していたが、この日、チェチェンの部隊がこの建物を確保したという。

1851チバQ:2022/04/22(金) 23:14:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/b536d6b8a092e27117bdae860b734e23cdfe48d
ロシア、マリウポリから転戦か 製鉄所の攻撃中止、兵力振り分け
4/22(金) 20:48配信
毎日新聞
煙を上げるマリウポリのアゾフスターリ製鉄所。ウクライナ政府傘下の戦闘部隊「アゾフ大隊」が立てこもっている=2022年4月20日、ロイター

 ロシアが「制圧した」と主張したウクライナ南東部マリウポリについて、ゼレンスキー大統領は21日夜のビデオ演説で、抗戦を続ける意向を強調した。プーチン露大統領は同日にアゾフスターリ製鉄所への攻撃中止と徹底封鎖を命じていたが、ウクライナ部隊と市民が立てこもりを続けている。ロシアは来月9日に予定する「対独戦勝記念日」までに東部ドンバス地方(ドネツク、ルガンスク両州一帯)を支配することを狙い、マリウポリの戦力を振り向けるとみられる。



 英国防省は22日発表した戦況分析で、プーチン氏が製鉄所の制圧作戦を中止した背景として、自軍の犠牲を回避しつつ、マリウポリの部隊を東部の別の地域に転戦させる狙いがあると指摘。米国防総省高官によれば、これまで露軍はウクライナで展開する76の大隊戦術群のうち12をマリウポリに集結し、1万人近い兵力を投じていた。広大な製鉄所の封鎖には相当の兵力を残す必要があるが、同地の軍事作戦を縮小すれば東部の激戦地に数千人を再配置することが可能になる。

 ロシア中央軍管区のミネカエフ副司令官も22日、軍事作戦の「第2段階の任務の一つはドンバス地方とウクライナ南部を完全支配することだ」と表明した。タス通信が伝えた。

 一方、ウクライナ側は製鉄所に民間人1000人と負傷兵500人がいるとみている。また、製鉄所の職員約1万人のうち、約6000人と連絡がついていないという。製鉄所の経営者は米CNNに対し、製鉄所には「2〜3週間分の食料が保存してあった」と語った。だが、既に包囲が始まってから約8週間が経過しており、食料は尽きかけているとみられる。経営者は「大惨事が近づいている」と話した。

 マリウポリのボイチェンコ市長も22日、国営テレビで市内に残る10万人の市民に「完全な避難」を呼びかけた。市長は21日、ロイター通信のインタビューに「まだ街に残る人々の命は、たった一人の人間、プーチン(大統領)の手に委ねられている。これから起こるすべての死も彼の手にかかっている」と述べた。

 ゼレンスキー氏は21日の演説で、両国で信者の多い東方正教会の復活祭(イースター、24日)に合わせた休戦提案をロシア側が拒否したと指摘。イースターの休戦は国連のグテレス事務総長らが提案していた。【三木幸治(エルサレム)、八田浩輔】

1852とはずがたり:2022/04/24(日) 08:50:22
黒海艦隊の司令官逮捕か、責任問われた模様 ウクライナ報道
4/24(日) 2:39配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/56fbca2c14f1dd3f60ad67fbe16bfbedbe7b0d78
朝日新聞デジタル
2021年2月、式典に出席したロシア黒海艦隊のイーゴリ・オシポフ司令官=ロイター

 ウクライナ侵攻の作戦中に沈没したミサイル巡洋艦「モスクワ」を含むロシア黒海艦隊の司令官が解任され、逮捕されたと、ウクライナ国防省の情報局幹部が話した。ウクライナのネットメディア「リガネット」が22日、伝えた。沈没の責任を問われたとみられる。

【写真】沈没前の「モスクワ」とされる写真。全員避難と主張していたのに「なぜ息子は戻ってこないのか」と憤る母

 司令官はイーゴリ・オシポフ氏。情報局幹部はほかにも、ロシア軍の5人の将官がウクライナでの苦戦などを理由に解任されるなどしたとし、「司令部への弾圧が新局面に入った」とみている。

 「モスクワ」は艦隊の司令塔の機能のほか、ミサイル防衛システムを搭載し、防空面でも重要な役割を果たしていたとされる。

朝日新聞社

1853チバQ:2022/04/24(日) 09:59:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb1aecd714491a88a817fe8dc5706724249ece45
東・南部攻防、長期化か ロシア、苦戦も「勝利」宣伝 また集団墓地・ウクライナ侵攻2カ月
4/23(土) 19:26配信
時事通信
ウクライナ東部を支配する親ロシア派武装勢力の車列=21日、マリウポリ(ロイター時事)

 【リビウ(ウクライナ西部)時事】ロシアがウクライナへの本格的な軍事侵攻を開始してから24日で2カ月となる。


 ロシア軍は23日も東部ドンバス地方で激しい砲撃を続け、今後の作戦目標は東部と南部での「完全支配確立」(軍高官)だと明言している。欧米の軍事支援を受けるウクライナ側の抵抗は強く、攻防戦の長期化は避けられそうにない状況だ。

 ウクライナのメディアによると、同国大統領府のアレストビッチ顧問は23日、南東部マリウポリでウクライナ部隊が抵抗の拠点とするアゾフスタル製鉄所に対してロシア軍が空爆を再開し、突入を試みていると述べた。ロシアのプーチン大統領は21日にマリウポリの「制圧」を宣言する一方、ロシア軍に製鉄所への突入中止を指示したが、現地ではその後も交戦が続いている。

 英国防省は23日付の戦況報告で、ロシア軍はマリウポリ掌握にてこずり、東部で「前進が遅れている」と分析。「ウクライナ側の反撃が続き、ロシア部隊は過去24時間で大きな戦果を得ていない」と指摘した。

 ロシアはこれまでの軍事作戦で首都キーウ(キエフ)攻略に失敗。黒海では旗艦のミサイル巡洋艦「モスクワ」が13日に火災を起こして沈没し、22日には乗組員に死者・行方不明者が出ていることを認めた。作戦が順調に進まない中、プーチン氏は旧ソ連の対ドイツ戦勝記念日である5月9日に向けて「戦果」をアピールしたい考え。ロシア国防省は第2次大戦時の「マリウポリ解放」の史料をサイト上で公開し、過去の勝利と重ね合わせようとしている。

 また、ウクライナ軍や大統領府関係者によると、南部オデッサに23日、ロシア軍が発射したミサイル2発が着弾し、少なくとも5人が死亡した。

 ロイター通信によれば、欧州連合(EU)高官は「東部と(南部の)沿岸地域で、ロシアの攻撃の激しさが著しく増すのを目の当たりにすることになりそうだ」と述べ、今後数週間の推移が重要という認識を示した。ジョンソン英首相は22日、ロシアの侵攻は2023年末まで続き、最終的にロシアが勝利する「現実的な可能性がある」と表明した。

 一方、マリウポリのアンドリュシェンコ市長顧問は22日、マリウポリ東郊で新たな集団墓地の情報があると指摘し、「(ロシア軍が)戦争犯罪の結果を隠そうとするための試みだ」と非難した。西郊では21日にも集団墓地とみられる塹壕(ざんごう)が見つかっており、ロシア軍に殺害された民間人3000人以上が埋葬された可能性があるという。

1854とはずがたり:2022/04/24(日) 13:56:37
差し当たってモルドバ・ジョージア・ウクライナで協力関係構築して,NATOの他,バルト三国・ポーランド・トルコ・英米と協力関係構築して行けばどうだろうか?勿論,イラン・中印辺りとも一定の関係を構築してロシアがこれらの国々と枢軸を形成するのを防がねばならないけど。。

ロシア中央軍管区司令官、モルドバにも介入の考え…親ロシア派が「沿ドニエステル共和国」名乗る地域も
4/22(金) 19:04配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8812c1d35e558dda170007ab4912f0ca2c4f74a
ABEMA TIMES
ロシア中央軍管区司令官、モルドバにも介入の考え…親ロシア派が「沿ドニエステル共和国」名乗る

 ロシアによるウクライナ東部への大規模攻撃が続く中、ロシア中央軍管区の司令官がモルドバにも介入していく考えを明らかにした。

【映像】ロシア砲撃受け…頭に破片刺さった13歳少女が奇跡の生還

 ウクライナの西隣モルドバの一部地域では、親ロシア派が「沿ドニエステル共和国」を名乗り、1990年にモルドバからの分離独立を宣言し、ロシア軍が今も駐留を続けている。

 インタファクス通信によりますとロシア中央軍管区の司令官は「沿ドニエステル共和国」について「ロシア語系住民への抑圧も確認されている」と指摘した。

 そのうえで、「ウクライナ南部を支配することは沿ドニエステル共和国へのもう一つのアクセスポイントとなるだろう」と述べ、モルドバにも介入していく考えを強調した。(ANNニュース)

1855とはずがたり:2022/04/24(日) 14:09:45

モスクワも沈められて絶対無理な癖にオデッサ占領を含みモルドバ迄支配下に置こうと言い出しやがった。

ウクライナ東・南部の完全制圧目標=ロシア軍高官が初言及―マリウポリ近郊に集団墓地
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12145-1593364/
2022年04月22日 22時31分 時事通信

 【リビウ(ウクライナ西部)時事】ロシア軍中央軍管区のミンネカエフ副司令官は22日、ウクライナでの軍事作戦の第2段階に関し、「ロシア軍の目標の一つは(東部)ドンバス地方とウクライナ南部の完全支配を確立することだ」と表明した。インタファクス通信が伝えた。支配地域の拡大を目指す方針を示したことで、戦闘が長期化する可能性が高まった。

 副司令官は、この目標の遂行によりロシアが実効支配するウクライナ南部クリミア半島へとつながる「陸の回廊」ができると指摘。モルドバ東部の親ロシア派支配地域、沿ドニエストルにもつながると主張した。ロシアが首都キーウ(キエフ)攻略に失敗した後、新たな目標に言及したのはこれが初めて。ウクライナは徹底抗戦の構えを示しており、攻防戦の激化が予想される。

 副司令官の発言を受けてウクライナ国防省はツイッターに投稿し、「(ロシア側は)この戦争の『第2段階』の目標が単にウクライナ東部と南部の占領であることを認めた。帝国主義そのものだ」と反発した。

 ウクライナ侵攻をめぐってロシアのプーチン大統領は21日、南東部の要衝マリウポリの「制圧」を宣言した。クリミア半島と親ロ派勢力が実効支配する東部の中間に位置する港湾都市で、2月24日の開戦以来最大の激戦地の一つとなった。

 ただ、最後の拠点となった市内の製鉄所にはウクライナ軍の兵士が立てこもっている。ゼレンスキー大統領は21日、「侵略者たちが何を言おうと、抗戦を続けている」と強調。米国務省も「ウクライナ軍は踏みとどまっている」と分析し、プーチン氏の制圧宣言は「偽情報だと信じるに足る理由がある」と指摘した。プーチン氏は22日、欧州連合(EU)のミシェル大統領との電話会談で、ウクライナ政府が兵士の投降を許していないと主張した。

 一方、マリウポリの郊外では民間人らの集団墓地とみられる塹壕(ざんごう)が、米民間企業マクサー・テクノロジーズが公表した衛星画像で確認された。ボイチェンコ市長はロイター通信に「ロシアが死者数を隠蔽(いんぺい)するために遺体を埋めている証拠だ」と非難した。 【時事通信社】

ロシア中央軍管区司令官、モルドバにも介入の考え…親ロシア派が「沿ドニエステル共和国」名乗る地域も
4/22(金) 19:04配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8812c1d35e558dda170007ab4912f0ca2c4f74a
ABEMA TIMES
ロシア中央軍管区司令官、モルドバにも介入の考え…親ロシア派が「沿ドニエステル共和国」名乗る

 ロシアによるウクライナ東部への大規模攻撃が続く中、ロシア中央軍管区の司令官がモルドバにも介入していく考えを明らかにした。

 ウクライナの西隣モルドバの一部地域では、親ロシア派が「沿ドニエステル共和国」を名乗り、1990年にモルドバからの分離独立を宣言し、ロシア軍が今も駐留を続けている。

 インタファクス通信によりますとロシア中央軍管区の司令官は「沿ドニエステル共和国」について「ロシア語系住民への抑圧も確認されている」と指摘した。

 そのうえで、「ウクライナ南部を支配することは沿ドニエステル共和国へのもう一つのアクセスポイントとなるだろう」と述べ、モルドバにも介入していく考えを強調した。(ANNニュース)

1856とはずがたり:2022/04/24(日) 23:03:11

ロシア世論「侵攻賛同」8割超 プーチン氏支持が高まる理由とは
深掘り
https://mainichi.jp/articles/20220422/k00/00m/030/138000c
国際
速報
欧州

毎日新聞 2022/4/22 19:00(最終更新 4/22 19:50) 有料記事 3275文字

ロシアがウクライナ南部クリミアを強制編入してから8年の「記念」コンサート。支持者を前に演説するプーチン大統領=モスクワで2022年3月18日、ロイター
ロシアがウクライナ南部クリミアを強制編入してから8年の「記念」コンサート。支持者を前に演説するプーチン大統領=モスクワで2022年3月18日、ロイター

 ロシアによるウクライナへの侵攻開始から24日で2カ月を迎える。ロシア国内ではプーチン大統領の支持率が上昇し、侵攻に賛同する声が8割を超えるが、世論の一部には動揺も見られる。ウクライナでは隣国からの侵攻を前に愛国心が高まる。両国世論の実情を探った。【前谷宏】
プーチン氏支持率上昇、8割に回復

 「あなたはロシア大統領の活動を承認するか、しないか」。ロシアの政府系世論調査機関「全ロシア世論調査センター」が毎週尋ねている質問に対し、15日公表の結果では79・6%の回答者が「承認する」と答えた。ウクライナ侵攻が始まる2月24日の直前には承認が64・3%だったのに比べると、プーチン大統領を支持する人の割合が約15ポイントも増加した。

 政権の影響から離れた独立系世論調査機関「レバダセンター」でも結果はほぼ同じだ。2月の侵攻直前の調査で71%だったプーチン氏の支持率は3月下旬の調査で83%まで上昇。2018年に年金受給年齢引き上げ案を発表した後に6割台まで下がっていた支持率は、14年のウクライナ南部クリミアの強制編入後と同じ水準の8割台まで回復した。

1857チバQ:2022/04/25(月) 19:46:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/9626774db6f7c3ae2361d13023fd96eddb843b04
ロシア経済、苦境長期化 制裁の影響広がる
4/25(月) 7:12配信
時事通信

 【ロンドン時事】ロシアのウクライナ侵攻開始から2カ月がたち、ロシア経済の苦境が長期化する見通しが強まってきた。


 一時暴落した通貨ルーブル相場は持ち直したが、日米欧などによる制裁の影響が徐々に広がりを見せている。

 「西側諸国の経済的な『電撃戦』は効果がなかった」。プーチン大統領は18日、対ロシア制裁を第2次世界大戦中のドイツ軍の戦術になぞらえつつ、ロシア経済の底堅さを自賛した。

 ルーブルは3月上旬の外国為替市場で一時1ドル=150ルーブル近辺と、年初の約2分の1の価値に下落。しかし、その後は買い戻しが進み、今月下旬までに80ルーブル前後と、侵攻直前の水準をおおむね回復した。

 背景には、政府・中央銀行が講じた対抗策がある。輸出企業は外貨売り上げの8割をルーブルに両替することが義務付けられた。外国人投資家はルーブル建て資産を売ることも、国外に持ち出すことも禁じられた。「実質的に市場として機能していない」(在英アナリスト)との見方はあるが、金融危機の回避に当面成功したとも言える。

 それでも、制裁がロシア経済に落とす影は色濃い。3月の消費者物価指数は前年同月比16.7%の上昇と、欧米を上回る急激なインフレが進行。多くの国民が食料品価格などの高騰に直面する事態となった。

 モスクワのソビャニン市長は、外資系企業が侵攻後に相次ぎ撤退を決めたことを受け、「約20万人に失業の恐れがある」と懸念。国際通貨基金(IMF)による最新の予測では、ロシア経済は2022年に8.5%減、23年も2.3%減と、2年連続でマイナス成長に陥る見込みだ。

 IMFのチーフエコノミスト、ピエール・オリビエ・グランシャ氏は、侵攻を機に「世界が地政学的な経済ブロックに永続的に分断される危険がある」と警告。ナビウリナ・ロシア中銀総裁も、多くの国内企業が外国との貿易を制限され、ビジネスを抜本的に見直す必要に迫られていると認め、侵攻の代償の大きさが浮かび上がっている。

1858とはずがたり:2022/04/27(水) 20:33:09

偽の「住民投票」を前に住民が多数脱出 ロシア占領下の南部ヘルソン
2022.04.27 Wed posted at 19:26 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35186922.html

ロシア占領下から逃れてきた人に話を聞く

ウクライナ・クリビーリフ(CNN) ウクライナ南部の地方部では一日中、野原や川を越えて移動する人の流れが絶えず、夜になるとその人数は膨れ上がる。徒歩や自転車、手押し車で移動する人の姿が目立つ。

避難者らはロシアに占領された故郷ヘルソンから脱出しようと必死で、市外に逃れるためなら危険を伴っても、どんな道を通ることもいとわない。

そこから100マイル(160キロ)あまり離れたゼレンスキー大統領の国境クリビーリフでは、地元当局者が移動してきた人々を歓迎していた。

ある男性とその息子は、2人の妻で母親だった女性が爆弾で背骨や背中を負傷して死亡したと話す。

比較的安全なこの場所でも、後に残してきた家族がロシアに狙われるかもしれないとの恐怖心から、父子は身元を公表したがらなかった。

「もしロシア人が私たちとわかれば、ヘルソンに残された人を全員射殺するだろう」。息子はCNNにそう語り、「徒歩で川を越えて逃げてきた」と明かした。

ヘルソンは戦争開始当初、侵攻するロシア軍によって真っ先に占領された。同市周辺の占領地域ではこの1週間、ロシアによる第2段階の攻勢だけでなく、27日に迫った住民投票に対しても恐れが広がっている。

ウクライナ側はこの投票について、「ヘルソン人民共和国」と呼ばれる新機構への住民の支持を示そうとするロシアの企てだと指摘する。現地では「偽の住民投票」との見方が広がっている。新機構はウクライナ東部ドンバス地方にある同様の機構と似たものになるとみられている(ロシア政府はプーチン大統領が独立を承認した後、これらの自称「共和国」に軍を派遣し、ウクライナでの戦争を開始した)。

地元や国の複数の当局者はCNNに対し、投票は27日に予定されていると語った。

1859とはずがたり:2022/04/27(水) 20:53:59
プーチンの最も手ごわい敵は、実はロシア国内にいる
2022年04月26日(火)20時45分
https://www.newsweekjapan.jp/kimura/2022/04/post-152.php

<日本からウクライナ戦争を見ていると分からないが、プーチンにとっては筋書き通り。彼のアキレス腱は別のところにある>

ウクライナ侵攻で大失態を演じているプーチン大統領だが、3月末、プーチンの支持率は83%に跳ね上がり、不支持率は15%に急落した。

2024年の大統領選に勝利して事実上の「終身大統領」に道筋をつけたいプーチンにとっては筋書きどおりの展開だ。

プーチンはチェチェン紛争、グルジア(現ジョージア)戦争、クリミア併合と「有事」に強い指導者を自作自演してきた。

ロシア国内では厳しい情報統制が敷かれ、有権者はウクライナの「非武装化」「非ナチ化」というプロパガンダを信じている。

プーチンの支持基盤は国家主義を信奉する内務省、国防省、情報機関で構成される「シロビキ」、その周りに原油・天然ガスで私腹を肥やすオリガルヒ(新興財閥)、プーチンにへつらうセレブやメディア関係者、その裾野に軍人、公務員、4600万人近い年金生活者がいる。

ウクライナ戦争では強気の構えを崩さない「現代の皇帝」プーチンだが、国内にはアキレス腱がある。それは年金問題だ。

サッカーワールドカップロシア大会の決勝トーナメントで強豪スペインを撃破した熱狂も冷めやらぬ2018年7月、モスクワをはじめ各都市で年金支給年齢の引き上げに反対する大規模集会が開かれた。プーチンの支持率も82%からクリミア併合前と同レベルの60%台に急落した。

野党支持者や労組構成員らは「死ぬまでに年金をもらいたい」という横断幕を掲げた。

プーチンは「自分が大統領の間に年金の支給開始年齢を引き上げることはない」と断言していたが、与党「統一ロシア」は制度の破綻を防ぐため、男性は60歳から65歳に、女性は55歳から63歳に引き上げる改革案を発表。結局、世論の反発で女性の開始年齢を60歳にする緩和措置が取られた。

ロシアの平均寿命は男性68歳、女性78歳。男性の寿命が短い理由はウオッカの飲みすぎだ。

支給開始を65歳に引き上げられると、多くの男性はその年まで生きられない。

新制度へは2018年から2028年までの10年をかけて移行されるが、根本的な制度改革がなければ再び支給年齢を引き上げざるを得ない事態を迎えるだろう。

1860チバQ:2022/04/27(水) 21:54:12
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQ4W6X32Q4WUHBI01Y.htmlモルドバからロシア軍侵攻の可能性も ウクライナ南西部で緊張高まる
2022/04/27 21:41朝日新聞

モルドバからロシア軍侵攻の可能性も ウクライナ南西部で緊張高まる

モルドバの沿ドニエストル地域で25日、攻撃を受けた建物=AP

(朝日新聞)

 ロシア軍が侵攻したウクライナで、南西部の国境地域の緊張が高まっている。隣国モルドバでは中央政府の支配が及ばない分離独立派地域で何者かによる攻撃、爆破事件が相次いだ。同派はウクライナからの攻撃を示唆。一方のウクライナは同派を支援するロシアが背後にいるとみており、分離独立派地域に駐留するロシア軍が事件を口実に地上侵攻に踏み切る可能性があると警戒を強めている。

 ロシアのインタファクス通信は27日、モルドバ東部の沿ドニエストル地域にあるロシア軍の兵器倉庫で銃撃があったとする現地メディアの情報を伝えた。けが人はいないという。

 ウクライナと国境を接するこの地域は、1991年のソ連崩壊と前後してロシア系住民らが「沿ドニエストル・モルドバ共和国」として独立を宣言。今も実効支配を続け、1500人規模のロシア軍が駐留する。

1861チバQ:2022/04/27(水) 21:56:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/589e4f319f72174d095885a5427f098ad6e0a53b
ロシア軍、へルソン州全域を「支配下」 独立も画策か
4/27(水) 18:59配信

毎日新聞
ロシア国旗=ゲッティ

 ウクライナへの侵攻を続けるロシア軍は26日、ウクライナ南部ヘルソン州全域を「支配下に置いた」と発表した。インタファクス通信が伝えた。ロシアはこの地域での実効支配を進めているとみられ、ヘルソン州で親露派の「ヘルソン人民共和国」樹立を狙っているとの情報もある。

 ヘルソンは、南部占領の拠点や、ロシアが2014年に強制編入したウクライナ南部のクリミアとの間をつなぐ陸路になることから、露軍にとっては軍事的に重要な地域とみられる。英国防省は、占領を正当化するため、ロシア側が共和国樹立を問う「偽の住民投票」を計画していると分析している。

 ウクライナメディアによると、ロシア側はヘルソン州の「知事」と中心都市ヘルソンの「市長」を一方的に任命した。3月上旬からヘルソン市をほぼ制圧し、4月25日には市議会を占拠した。排除されたヘルソンのコリハエフ市長は26日、「新しい体制への協力を拒否した」とフェイスブックに投稿。ヘルソンの知事も「新たな任命は違法だ」と反発した。

 インタファクス通信によると、露軍はヘルソン州のほかにも、南東部ザポロジエ、北東部ハリコフ、南部ミコライウの各州の一部も制圧したと主張している。

 戦闘は各地で続いている。ハリコフ州では26日、露軍の砲撃で3人が死亡、7人が負傷した。激しい戦闘が続く南東部マリウポリの市長顧問によると、27日も民間人らが避難しているアゾフスターリ製鉄所には攻撃が続いているという。【ブリュッセル岩佐淳士、松岡大地】

1862チバQ:2022/04/27(水) 22:03:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/aad75e53cd4c5c80b380c02bac9d7a0f265fe7eb
ロシア、ポーランドとブルガリアへのガス供給停止…「ルーブル払い」拒否を理由に
4/27(水) 21:20配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ロンドン=池田晋一、ローマ=笹子美奈子】ロシア国営ガス会社ガスプロムは27日、ポーランドとブルガリアに対し、パイプライン経由の天然ガス供給を停止したと発表した。ロシア側はガス代金の支払いを自国通貨ルーブルで求めているが、ポーランドとブルガリア側が拒否したためだ。2国は当面、国内のガス供給に影響はないとしている。

 ロシア側が海外向けの天然ガスの供給を止めるのは、ウクライナ侵攻後初めて。

 ガスプロムは「(2国は)ルーブル払いに失敗したため、ガスの供給を止めた」とツイッターに投稿した。ロシア政府は3月末、パイプライン経由のガス輸入国に対し「ルーブル払い」を義務づけた。実際には、輸入企業は外貨をガスプロム系の銀行に振り込み、同行がルーブルに両替してガスプロムに支払う仕組みだ。

 ブルガリアの担当閣僚は27日の記者会見で「支払いは米ドルで行われるべきであり、契約違反だ。天然ガスはロシアの政治経済上の武器と化している」と非難した。ポーランドのエネルギー大手PGNiGも声明で「契約違反だ」と述べた。ポーランドとブルガリアはそれぞれ、ガス調達の約5割、約7割をロシア産に頼っている。

1863チバQ:2022/04/27(水) 22:04:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/f86349d8499d5d0c47e2604999526c0c8a36cf7d
マリウポリの製鉄所退避、早期実現難しく 国連事務総長が訪露
4/27(水) 21:18配信

毎日新聞
ロシアのプーチン大統領(左)と会談する国連のグテレス事務総長=モスクワで2022年4月26日、AP

 国連のグテレス事務総長は26日、ロシアのウクライナ侵攻が始まってから2カ月を経て、プーチン露大統領と会談した。ロシア軍が包囲するウクライナ南東部マリウポリの製鉄所にとどまる民間人の退避に向け、国連が関与していくことで原則合意した一方で、停戦への道筋はつけられなかった模様だ。製鉄所からの民間人退避についても、早期実現の見通しは立っていない。


 ロシア訪問に先立ち、グテレス氏は25日にトルコを訪れ、停戦協議を仲介してきたエルドアン大統領と会談した。モスクワ滞在の後は、28日にウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領と協議する予定。

 露大統領府によると、プーチン氏との会談冒頭で、グテレス氏は「2国(ロシアとウクライナ)の対話を支えていく」と停戦協議の促進に意欲を示した。

 一方、プーチン氏は3月末に開いた4回目の対面式協議で進展があったとしながら、4月上旬にウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊ブチャで発覚した民間人虐殺疑惑に言及。「我々はブチャでの挑発に直面した。ロシア軍は何も関与していない」と述べ、その後に停戦協議が暗転し、ウクライナ側が態度を硬化させていると批判した。

 露軍の包囲が続くマリウポリのアゾフスターリ製鉄所では、ウクライナ政府傘下の戦闘部隊「アゾフ大隊」が立てこもるほか、約1000人といわれる民間人が避難している。プーチン氏は21日に同地を制圧したと表明したが、ウクライナ側はロシアの攻撃がやんでいないと反論。アゾフ大隊はSNS(ネット交流サービス)を通じて子ども連れの母親の映像などを流し、民間人の退避実現を呼びかけてきた。

 プーチン氏との会談後、国連は赤十字国際委員会(ICRC)と協力し、製鉄所の民間人退避に関与していくことでロシアと「原則合意した」と発表した。ただし今後プロセスを進めるには国連人道問題調整事務所(OCHA)と露国防省との協議が必要になる。

 またグテレス氏との会談で、プーチン氏は「民間人がいるということだが、それならばウクライナ軍が解放すべきだ。そうでなければ、民間人がテロリストとして活動していることになる」とも表明。態度の軟化はうかがえず、ロシアがどこまで協力するのかは定かでない。

 現在、マリウポリ全体では10万人規模の民間人が取り残されている。ウクライナはロシアに対し、民間人を脱出させる「人道回廊」を設置するよう呼びかけてきたが、折り合えない状況が続いている。【大前仁】

1864チバQ:2022/05/05(木) 18:38:59
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022050200695&g=int
東部戦線こう着 ロシア軍の物資不足一段と―ウクライナ
2022年05月02日19時43分

 【ロンドン時事】ウクライナでは1日から2日にかけ、東部ドンバス地方の支配拡大を目指すロシア軍とウクライナ軍の攻防が続いた。ロシア国防省は2日、ウクライナ軍のミグ29戦闘機1機を撃墜したと発表。ウクライナ側も各地でロシア軍の進撃を退けているもようで、英情報筋は「東部の戦線はおおむねこう着状態にある」との見方を示した。

 ロイター通信が伝えたロシア国防省の発表では、戦闘機はドネツク州スラビャンスク付近で撃ち落とされた。スラビャンスクはウクライナ政府の支配下にある要衝で、ロシア軍が制圧すれば戦局に大きく影響するとみられている。ロシアはこのほか、武器庫や指揮センターなどウクライナの38の軍関連施設に攻撃を加えたとしている。
 一方、ウクライナ国防省は2日の報告で、1日以降、ロシア側の攻撃を10回にわたって撃退したと発表。戦車2台と火砲17基、装甲戦闘車両38台を破壊したとし、「砲兵を含むロシアの地上部隊が大きな損害を被った」と主張した。
 英情報筋は、東部での戦況が足踏みしている理由について「ロシア軍の(難点だった)長い補給線は短縮されたが、肝心の軍事物資の不足が一段と深刻化している」と指摘。ウクライナ軍については「米欧からの兵器供給の主要な中継地であるポーランドから離れており、武器の到着に時間を要しているようだ」と述べた。

1865チバQ:2022/05/05(木) 18:41:20
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022050300169&g=int
ロシア軍トップの負傷確認できず 東部戦線で士気低下、補給に難―米高官
2022年05月03日07時41分

ロシアのプーチン大統領(左)とゲラシモフ参謀総長=2021年12月、モスクワ(AFP時事)
ロシアのプーチン大統領(左)とゲラシモフ参謀総長=2021年12月、モスクワ(AFP時事)


 【ワシントン時事】米国防総省高官は2日、ロシア軍制服組トップのゲラシモフ参謀総長がウクライナ東部ドンバス地方に滞在していたと明らかにした。ただ、ゲラシモフ氏が同地で攻撃を受けて負傷したとする一部報道については「確認する立場にない」と述べるにとどめた。

 高官は「ゲラシモフ氏は(前線を)視察し、戦況の評価を行った可能性が高い」などとの見方を示した。ウクライナ紙キーウ(キエフ)・ポストはこれに先立ち、ゲラシモフ氏が4月29日にウクライナ東部イジュームを訪問し、そこで奇襲砲撃を受けて負傷したと伝えていた。
 高官はまた、東部に展開するロシア軍について「指揮統制の不備、部隊の士気低下、理想的とはいえない補給に苦しんでいる」と分析。ロシア軍は一部地域に進駐してもウクライナ軍に奪還されるなど「この数日間、最小限の進展しかなかった」と語った。

1866チバQ:2022/05/05(木) 18:49:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ff6d6ca950c68aff6a870bf7b4813592ce22fdf
ロシア、マリウポリ製鉄所での停戦発表 民間人避難へ
5/5(木) 4:12配信
【AFP=時事】ロシア国防省は4日、ウクライナ南東部マリウポリ(Mariupol)のアゾフスターリ(Azovstal)製鉄所で停戦を実施し、民間人を避難させるための人道回廊を3日間にわたり設置すると発表した。


 同省によると、人道回廊は5〜7日、モスクワ時間の午前8時〜午後6時に設置される。【翻訳編集】 AFPBB News



https://news.yahoo.co.jp/articles/d6133a3982c83c1f343400b8bf7de7f71a86416c
製鉄所「突入の試み」 ロシア軍が東部攻撃加速 ウクライナ
5/5(木) 5:34配信


 【イスタンブール時事】ウクライナ国防省のモツヤニク報道官は4日、なお多くの民間人が取り残されている南東部マリウポリのアゾフスタル製鉄所に対して「ロシア軍による突入の試みがあった」と表明した。

 また、ロシアがウクライナ東部で軍事作戦のペースを速めていると警戒心を示した。ロイター通信が伝えた。

 ウクライナ大統領府の4日の発表によると、ゼレンスキー大統領は国連のグテレス事務総長と電話会談し、製鉄所にいる負傷者全員を退避させるため支援を要請。「(製鉄所に)残る人々の命が危険にさらされている。全員がわれわれにとって重要だ。彼らを救う上であなたの助けを求める」と訴えた。

1867チバQ:2022/05/05(木) 18:55:53
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220501-OYT1T50117/
ロシアが9日に「開戦」宣言か、大規模動員が可能…長期戦に向け準備の兆候
2022/05/02 07:39
 【リビウ(ウクライナ西部)=上地洋実】ウクライナ国防省の報道官は4月30日、ウクライナに侵攻しているロシア軍が兵力増強のため、大規模動員に乗り出す可能性を明らかにした。英国のベン・ウォレス国防相も、5月9日の旧ソ連による対独戦勝記念日に、プーチン露大統領がウクライナへの「開戦」を宣言する可能性に言及しており、侵攻の長期化が現実味を帯びてきた。

 ウクライナ国営通信によると、国防省報道官は、露軍が東部ドネツク、ルハンスク(ルガンスク)両州(ドンバス地方)の制圧作戦で、「短期間に成果を得られなければ、大規模動員の可能性を排除できない」と述べた。露軍が長期戦に向けた準備を進めている兆候もあるという。


 ウォレス氏は4月28日の英ラジオ番組で、ロシアがウクライナ侵攻を「特殊軍事作戦」と称してきたことに触れた上で、プーチン氏が戦勝記念日に、ウクライナへの「開戦」を表明するシナリオを挙げた。正式な戦争に切り替えれば、予備役の大量動員が可能になる一方、明確な「戦果」を上げるまで終戦が困難になる。

 露軍は攻撃対象をドンバス地方以外にも拡大している。4月30日には南部オデーサ(オデッサ)の空港などをミサイルで攻撃した。露国防省は、「米欧からの武器が届く軍用空港の滑走路を破壊した」と発表した。

 ウクライナ国防省の情報機関は5月1日、ロシア軍がオデーサに隣接するモルドバで「挑発行為を続けている」と指摘した。

1868チバQ:2022/05/07(土) 00:05:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/0707d6b8bb68e31c4e59f0b22c396b71244fb0e6
ウクライナ南部の要衝、続く港閉鎖 小麦輸出の停滞で世界的影響も
5/6(金) 22:51配信

朝日新聞デジタル
オンライン取材に応じたウクライナ南部オデーサのブレンダク副市長=2022年5月5日

 ウクライナ南部の要衝オデーサのブレンダク副市長が5日、朝日新聞のオンライン取材に応じ、「ロシア軍がオデーサまで侵攻してくる事態を想定して、準備している」と述べた。港の閉鎖が続いているため、国際的な食糧供給に影響が出ることへの懸念も示した。

 オデーサはウクライナ最大の港湾都市で、約100万人が暮らす。米戦争研究所によると、ロシア軍は現在、オデーサ州の東にある南部ヘルソン州を制圧し、オデーサ州の隣のミコライウ州に進軍している。

 ブレンダク氏はロシア軍の動きについて「過小評価するべきではない」としたうえで、「我々はウクライナ軍と協力し、海と陸からの攻撃、侵攻に備えている」と述べた。

朝日新聞社

1869チバQ:2022/05/07(土) 00:23:21
https://www.asahi.com/articles/ASQ5666J1Q56UHBI024.html
ロシア、388万人が国外流出 反プーチン・生活苦…わずか3カ月で
ウクライナ情勢

2022年5月6日 19時09分
 ウクライナに侵攻中のロシアで、国民が国外に出る動きが急増している。独立系メディアが6日、連邦保安局(FSB)の統計として、今年1〜3月に約388万人が国外に出たと伝えた。渡航先は旧ソ連の構成国が多く、前年同期の5倍近くにふくれた国もある。今後も人材の流出が続けば、ロシア社会に大きな打撃となる可能性もある。

 国外に拠点を構えるロシア系独立メディア「ノーバヤ・ガゼータ・ヨーロッパ」が報じた。観光や出張なども含まれているとみられるが、これまでも「プーチン政権に賛同できない」「制裁で国外とのビジネスができない」「生活が苦しくなる」といった理由で、若者を中心に国外に脱出する動きが伝えられていた。まとまった数字が明らかになったのは初めてとみられる。

 渡航先別で見ると、ジョージア(グルジア)は3万8281人と前年同期比で4・5倍。新型コロナウイルス対策による渡航制限があったカザフスタンは20万4947人と同1・6倍に増えた。

 アルメニアは13万4129人と昨年1〜4月と比べて3倍に急増した。ウクライナには32万8435人で微増だった。

 欧米の制裁の影響で、今後、ロシア経済の状況は一層厳しくなるとみられており、ビザが不要な国を中心に、さらに人材の流出が続く可能性がある。

     ◇

 記事中で、当初「旧ソ連のグルジア(ジョージア)」としていましたが、「ジョージア(グルジア)」とするのが適切でした。修正しました。

1870チバQ:2022/05/07(土) 00:24:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/89d653f1c8d86a3ce2919a47e84e4d7b99640589
マリウポリ退避、時間との闘い 製鉄所の攻撃激化 ロシア艦、また炎上か
5/6(金) 17:49配信
時事通信
ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタル製鉄所から避難した少年(中央)ら=3日、ザポロジエ(EPA時事)

 【ロンドン時事】ウクライナ南東部の要衝マリウポリで、ロシア軍は6日、ウクライナ側の最後の拠点となっているアゾフスタル製鉄所に対する攻撃を継続した。


 製鉄所に取り残された民間人の新たな退避計画も進行しているが、第2次大戦の対ドイツ戦勝記念日に当たる9日を前にロシア軍の攻勢が激化しており、退避は時間との闘いの様相を呈してきた。

 ウクライナのメディアは6日、南部オデッサ沖の黒海でロシア海軍のフリゲート艦にウクライナ軍の対艦ミサイル「ネプチューン」が命中し、炎上していると報じた。真偽は確認されていないが、事実なら黒海艦隊旗艦「モスクワ」の沈没に続き、ロシア軍にとって大きな打撃となりそうだ。

 ウクライナ軍参謀本部は6日、「ロシア軍は空からの支援を受け、製鉄所掌握のための攻撃を再開した」と説明した。英国防省も戦況報告で、ロシアによる製鉄所攻撃が前日に続いて行われていると指摘。こうした攻勢について、プーチン・ロシア大統領が戦勝記念日を控えて「ウクライナでの象徴的成功を望んでいる」ためだと分析した。

 一方、製鉄所に取り残された民間人の退避も進んでいる。ロイター通信などによると、ウクライナのイェルマーク大統領府長官は6日、「製鉄所の民間人を退避させる新たな計画が進行中だ」と述べた。グテレス国連事務総長も5日、製鉄所からの新たな退避計画が進められていると明らかにした。国連主導の退避が始まって以降、製鉄所やマリウポリの市街地からこれまでに約500人が退避した。

 ただ、退避が安全に行われるかは予断を許さない状況だ。マリウポリ市当局は、製鉄所内で退避活動に関わる車両をロシア軍が対戦車兵器で攻撃し、ウクライナ兵士1人が死亡、6人が負傷したと非難した。

1871チバQ:2022/05/08(日) 17:56:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cd6dcac3843500bbedffcb1bb4bf5922fe85d97
「虐殺」起きたブチャへ、母子帰郷「家族で暮らしたい」…残っていた夫は言葉失う
5/7(土) 7:30配信
読売新聞オンライン
ウクライナ・キーウ近郊のブチャに戻るため、長男のダビドさん(左)と共に夜行列車を待つオクサナ・ニコラエバさん(5日午後、ウクライナ・リビウで)=関口寛人撮影

 【リビウ(ウクライナ西部)=竹内駿平】ロシア軍のウクライナ侵攻で、多数の民間人の遺体が見つかった首都キーウ(キエフ)近郊ブチャに6日、約2か月ぶりに戻った母子がいる。オクサナ・ニコラエバさん(53)と長男ダビドさん(21)。破壊が進んだ街に心を痛めながら、少しずつ戻り始めた人々と古里の再興に取り組む決意だ。

避難
(写真:読売新聞)

 「まだ何があるか分からないが、自宅で落ち着きたい」。5日、西部リビウの鉄道駅の前で、キーウ行きの夜行列車を待つニコラエバさんは、安堵(あんど)と不安が入り交じった表情で話した。

 2人がブチャを離れたのは3月11日だ。「脱出の安心感はなく、何の見通しもない未来に、ただただ不安で胸がいっぱいだった」とニコラエバさんは振り返る。

 ロシア軍の侵攻が始まって3日後の2月27日、ロシア軍の戦車や軍用車両が、土ぼこりを上げながら街に侵入してきた。攻撃が激しさを増したのは3月3日頃。市民が市庁舎にウクライナ国旗を掲げたことがロシア軍を刺激したと、ニコラエバさんは聞いている。ロシア兵は民家に侵入して暴行や略奪を繰り返しているという話も耳にし、近所の人らと自宅キッチン下の食料庫に隠れた。

ブチャで夫オレクサンドルさん(右)と約2か月ぶりに再会したニコラエバさん(中央)とダビドさん(6日撮影)=ニコラエバさん提供

 攻撃が落ち着いている時を見計らって飲み水などを探しに外に出ると、知り合い2人の遺体が道に放置されていた。スーツ姿の1人は腹部を撃たれていた。周囲の家の壁や屋根は壊され、ガラス片が散乱していた。

 息を潜める生活を続けて10日がたつ頃、避難のためのバスが出ることを知った。「俺はブチャのために残る。子どもを連れて逃げてくれ」。領土防衛隊に加わっていた電気技師の夫オレクサンドルさん(56)に促され、数日分の着替えと食料だけを持って、バスが出る市庁舎まで急いだ。近くの幼稚園で1泊後、キーウに出た。

虐殺
 たどり着いたリビウで、ニコラエバさんは避難者向けに用意された集合住宅からほとんど出なかった。激戦地の南東部マリウポリなどから遠く離れたリビウは比較的平穏だったが、時折出る空襲警報のサイレンを聞くたびに身がすくんだからだ。

 3月末には、ブチャで自身が目にした以上の市民の遺体が見つかっていることを知った。人口約3万7000人の小さな街で、400人以上が殺害されたとみられている。生まれも、職員として働いていた学校も全てブチャのニコラエバさんは、「なぜ」とつぶやきながら、涙を流すしかなかった。

 それでも古里には4月以降、避難した市民が少しずつ戻り始めている。遺体の埋葬作業の傍らで、店や医院が一つ、また一つ再開し、住宅の復興も進む。「やっぱり私は家族とブチャで暮らしたい」。帰郷を決めた。

願い
 今月6日、キーウを経由して帰り着いた古里は、がれきの撤去が進んでいた。しかし、その分、かろうじて残る建物の無残な姿が目に飛び込み、「痛々しく感じた」という。

 オレクサンドルさんを驚かそうと、帰郷は「サプライズ」にしていた。突然現れた妻と長男に、オレクサンドルさんは言葉を失ったが、すぐに笑顔を見せてくれた。隣人らも集まり、「無事で良かったね」と言葉を掛けてくれた。

 不安が消えたわけではなく、再び身を寄せるかもしれないリビウの集合住宅は借りたままにしている。それでも、「まずはブチャの空気を思い切り吸いたい。仕事にも早めに復帰し、古里で暮らし続けたい」とニコラエバさん。侵攻が少しでも早く終わることを願っている。

1872チバQ:2022/05/09(月) 16:10:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd430d958d53b73f351df8ff99cff62ad64291c6
対独戦勝記念日、ロ大統領が演説へ ウクライナ侵攻「成果」焦点
5/9(月) 8:46配信

時事通信
ロシアのプーチン大統領=4月25日、モスクワ(EPA時事)

 ロシアは9日、旧ソ連による対ドイツ戦勝記念日を迎え、モスクワの「赤の広場」で軍事パレードが行われる。


 パレードを観閲して演説するプーチン大統領が、ロシアのウクライナ侵攻をめぐりどのような「成果」を誇示するかが焦点だ。

 ロシアは2月24日に開始したウクライナ侵攻で首都キーウ(キエフ)攻略に失敗した後、東部ドンバス地方と南部一帯の制圧を狙っている。苦戦が続く中、プーチン氏が演説で、東部ドネツク、ルガンスク2州を含む実効支配地域の「併合」に言及する可能性があるとの見方が出ている。

 侵攻の位置付けを「特別軍事作戦」から「戦争」に変更し、国民に総動員をかけるとの観測もあるが、ロシア側は否定している。

1873チバQ:2022/05/09(月) 16:11:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/54a3648256d0ec6656279f8168520d9d361d6bb8
ウクライナ侵攻が影を落とす「戦勝記念日」とは ロシア最大の祝日
5/9(月) 9:30配信

朝日新聞デジタル
モスクワで7日、対独戦勝記念日の軍事パレードの総合リハーサルに参加する軍用車両=ロシア国防省のSNSから

 モスクワの赤の広場で9日(日本時間同日夕方)、ロシア軍による対独戦勝記念日の大規模な軍事パレードが開かれる。例年、プーチン大統領や各国首脳が出席し、戦車や戦闘機、大陸間弾道ミサイル(ICBM)などロシアの軍事力を誇示しているが、今年はウクライナ侵攻の影響が影を落としている。


 欧米では、プーチン氏がこの日、ウクライナに戦争を宣言すると警戒する声が出ている。ロシアはウクライナ侵攻を「特別軍事作戦」と呼び、公式には「戦争」と認めていない。戦争を宣言すれば大規模な徴兵が可能になる。苦戦が続く最前線に兵力が補充されれば、侵攻の激化や長期化が懸念されることになる。

 戦勝記念日は現代のロシアで最大の祝日だ。今年は国内28都市で軍事パレードが実施され、計6万5千人が参加する予定。ほかにも退役軍人らが参加して様々な行事が行われる。

 ロシアが継承したソ連は、米英などと連合国としてナチス・ドイツと戦った。ドイツは1945年5月8日に無条件降伏。時差の関係でソ連は9日を戦勝記念日とした。

 ただ、ソ連軍がベルリンを陥落させたこともあり、ロシアではソ連の貢献が強調されがちだ。しかも第2次世界大戦ではロシアを含む旧ソ連の死者数は2千万人を超え、国別で最多。身内に戦死者がいる人は多い。

 ナチス・ドイツ軍のソ連への侵攻から始まった対独戦は、19世紀のフランス・ナポレオンのロシア遠征を打ち破った「祖国戦争」に並ぶ危機として「大祖国戦争」と呼ばれる。

1874とはずがたり:2022/05/10(火) 13:03:03


ウクライナ農家、ロシア軍が大量の穀物を略奪と証言 飢餓の歴史再来の懸念
https://www.cnn.co.jp/world/35187137-2.html
2022.05.06 Fri posted at 18:20 JST

(CNN) ロシア軍がウクライナの占領地で農家から大量の農業機械や穀物を略奪していると、複数の関係者がCNNに語った。食糧貯蔵庫も砲撃の標的にされているという。

特にウクライナ南部のヘルソンやザポリージャなどの穀倉地帯では、ロシア軍が統制を強め、略奪を加速させていると関係者は訴える。そうした地域では種まきの中断や中止を余儀なくされた農家も多く、世界有数の穀物生産国ウクライナで、今年の収穫が脅かされる恐れもある。

農業専門家がCNNに語ったところによると、ロシア軍の侵攻が始まる前日の時点で、600万トンの小麦と1500万トンのトウモロコシがウクライナから輸出できる状態にあり、その大半が南部で保管されていた。

ウクライナ国防省は5日、これまでに推定40万トンの穀物が盗まれたと発表した。

ヘルソン州やザポリージャ州の農家などは、具体的な略奪の状況を証言している。

ヘルソン州のマラ・レペチカ村では4月下旬、ロシア兵が1500トンの穀物を、クリミア半島のナンバープレートが付いたトラックで貯蔵庫から持ち去ったという。翌日には同じトラック(全部で35台)が戻って来て、ドニエプル川の対岸にあるノボラジスクの大型穀物貯蔵施設を空にして行った。

ロシア軍に占領されたザポリージャ州メリトポリの市長は、ロシア軍を象徴する「Z」の文字が入ったトラックが、穀物を積んでクリミア半島に向かう様子を映した動画をCNNに提供した。市内の主要倉庫は空になっていた。

ミコラ・ソルスキー農相は、過去2週間の間に農家からの略奪が急増したと指摘する。ウクライナ当局者によれば、占領軍は農家などに対し、窃盗について警察に通報すれば、家族の身に危険が及ぶと脅しているという。

占領軍にとって穀物は大きな価値がある。小麦は今年に入って急激に値上がりし、世界市場で1トン当たり約400ドルで取引されている。出所をたどるのは難しく、輸送は簡単にできる。

農業専門家によると、中東諸国はロシアから進んで小麦を輸入しており、20%の値引きも受けている。本当はウクライナ産の小麦なのかどうかは気にかけないという。

ウクライナには1930年代、農民が貯蔵していた食糧をスターリンが収奪し、数百万人が餓死した歴史がある。ウクライナ人の多くは「ホロドモール」と呼ばれるこの大飢饉(ききん)をホロコースト(大量虐殺)とみなしている。

ルハンスク州の当局者は、ロシアはホロドモールの再来を狙っているとの見方を示す。ロシア軍は同州の農地の約90%を占領し、約10万トンの穀物をこの地域から持ち去ったと推定している。

略奪されなかった穀物倉庫はほとんどが破壊された。4月14日に穀物貯蔵施設が破壊されたという男性はCNNの取材に対し、破壊された貯蔵庫は2年前に建てたばかりで、約1万7000トンの小麦と約8500トンのヒマワリの種が保管されていたと語った。

この一帯にほかの建物はなく、貯蔵施設が意図的に狙われたのは間違いないと男性は証言。同地ではほかにも貯蔵施設少なくとも2棟が爆撃されたと話している。CNNは、ドニプロ地区で別の穀物貯蔵庫が爆撃される映像を入手した。

ルハンスク州の当局者によると、同地でこの春の種まきは行われていない。別の当局者によれば、ロシア軍はヘルソンで収穫量の70%を無条件で引き渡すことを条件として農家の種まきを認めたが、ほとんどの農家は拒んでいるという。

「次の収穫ができなければ、飢餓の影響が深刻化しかねない」とメリトポリ市長は危機感を強めている。

1875とはずがたり:2022/05/10(火) 13:30:57
>どれもがロシア軍の攻撃で著しく損壊していた。むしろ一般市民を標的にしているようにすら思えてくる。
>ハルキウ州では、ロシア語を第一言語とする人々の割合は約44%に及ぶ
>私の取材を手伝ってくれているウクライナ人の青年…は…「ハルキウは、ロシア語話者の住民が多い。プーチンは『ウクライナのロシア人を解放する』というが、同胞を殺している」…「…同胞を殺すのは、ソビエト連邦時代からの『伝統』なんだろうね」と、ため息をついた。

ウクライナの激戦地ハルキウで見た「無差別攻撃で同胞も殺す」プーチンの戦争
日刊SPA! / 2022年5月10日 8時52分
https://news.infoseek.co.jp/article/spa_20220510_01828682/

「ロシア人を守るためには仕方なかった」――ウクライナ侵攻について、ロシアのプーチン大統領はそう正当化している。曰く「ウクライナ東部でロシア人が迫害されている」というのだ。だが、ロシア語を話す住民が多く、戦争以前は親ロシア感情が強かったウクライナ東部の大都市ハルキウ(ハリコフ)に対しても、ロケット弾や砲弾の雨を降らせるなど、ロシア軍は無差別攻撃を行っている。現地を取材したジャーナリストの志葉玲氏が報告する。

◆ロシア軍の攻撃は無差別で、多くの市民が犠牲になっていた

 今年4月、私はウクライナに入り、2週間ほど現地で取材を行った。首都キーウ周辺取材の後に私が向かったのは、ハルキウ。人口約145万人、ウクライナ第二の都市だ。ロシア国境とも近く、ロケット弾や砲撃など、ロシア軍による激しい攻撃が連日行われている。

 同市の消防本部広報は「ハルキウに安全なところはない」と語っていたが、あながち誇張というわけでもない。私が取材していた最中も、1日のうちに市内18か所に攻撃が行われ、そのうち一つは私のすぐ近くに着弾した。凄まじい轟音の中、必死に地下シェルターに逃げ込み、しばらくして地上に戻ると、私たちのいたカフェのとなりのレストランが炎上していた。

 攻撃は無差別だった。病院や学校、保育園、一般市民の住む集合住宅……どれもがロシア軍の攻撃で著しく損壊していた。むしろ一般市民を標的にしているようにすら思えてくる。

 実際、犠牲となっているのは市民だった。取材中、市内中心から約7km西の住宅街に「ロケット弾が着弾した」との連絡を地元住民から受けた。現場へと向かうと、車が黒焦げになっていて、衝撃で割れた建物の窓ガラスが散乱していた。付近の住民の話によると、「14歳の少年が攻撃を受け、即死した」という。

◆プーチンは、ウクライナの「同胞」を殺している

「最悪だ」。私の取材を手伝ってくれているウクライナ人の青年イヴァン(仮名)は、ロシア軍による攻撃の被害を目の当たりにして舌打ちした。

「ハルキウは、ロシア語話者の住民が多い。プーチンは『ウクライナのロシア人を解放する』というが、同胞を殺している」

 イヴァンの言う通り、ハルキウはロシア語を第一言語とする住民が多い。ウクライナ全体の民族構成では、ウクライナ人が77.8%、ロシア人が17.3%、ベラルーシ人やモルドバ人等その他が5%ほどであるが、ウクライナ東部では、民族にかかわらずロシア語を話す住民の割合が高くなる。

 古い統計だが、2001年のウクライナ国勢調査によると、ハルキウを州都とするハルキウ州では、ロシア語を第一言語とする人々の割合は約44%に及ぶのだという。「プーチン大統領の主張と行動は矛盾しているな」と私が言うと、イヴァンは「その通り。でも同胞を殺すのは、ソビエト連邦時代からの『伝統』なんだろうね」と、ため息をついた。

1876とはずがたり:2022/05/10(火) 13:31:08
>>1875
◆防弾チョッキをつけ、危険地帯で活動するボランティアの人々

 ロシア軍の圧倒的な悪意と破壊と対象的だったのが、身の危険を冒してまでも助け合おうとするウクライナの人々の姿だ。「レスキュー・ナウ」や「エバキュエーション・ハルキウ」といった団体のボランティアたちは、文字通り命がけの支援活動を行っている。

 中心部から北に約10kmのあたりからは、ハルキウの中でもより危険な地域となる。この一帯では、頻繁にロシア軍のロケット弾や砲弾が飛んでくるのだ。車でこの地域を動き回ったが、目にする家々は半壊か全壊のものが多い。

 そのような危険地帯にも、家族が病気で動けないなどさまざまな事情から避難できない住民たちがいる。こうした人々のため、「レスキュー・ナウ」や「エバキュエーション・ハルキウ」のボランティアたちは毎日、食料や水、医薬品を危険地帯の各家庭へ配っているのだ。レスキュー・ナウの広報担当は「日本からの募金も活動に役立てられており、日本の皆様に感謝しています」という。

 実際、危険地帯での活動はリスクを伴うものだ。ボランティアたちの車は銃撃や爆発の破片による傷痕だらけ。支援物資を配布するレスキュー・ナウのボランティアたちも、防弾チョッキを着込んでいる。

 その中の一人、アルチョムさんは「支援物資を配っている間に、すぐ近くで爆発があったこともありました。でも、多くの人々が水や食料を必要としているのです」という。アルチョムさんと相棒のデニスさんは1日で30〜40家庭に支援物資を配るのだそうだ。

◆多くのロシア人もウクライナとの戦争を悲しんでいる

 戦争による、ロシアへの怒りとウクライナ人同士の連帯の高まり。それは、もともとは親ロシア感情を持つ人々も多かったウクライナの社会にどのような変化をもたらすのだろうか。取材の中で、イヴァンは「僕にとって、ロシアの文化や社会は、自分のアイデンティティの一部なんだ。それを否定するような戦争が憎い」と打ち明けた。

「戦争前はロシアで暮らしていて、音楽活動をやっていた。現地で結婚もした。妻はまだロシアにいる。ロシア人である彼女を戦争の最中にウクライナに連れてくることは難しいし、ロシアに残しているのも心配だ。彼女は反戦デモに参加して逮捕された。幸い、すぐに釈放されたけど、ロシアでの締めつけはより厳しくなっている」

 イヴァンは「僕と同じように、多くのロシア人もウクライナとの戦争を悲しんでいる」と言う。プーチン大統領は「ロシア人とウクライナ人は、もともと同一民族」と主張するが、戦争によって分断を生んだ同大統領の責任は非常に大きい。

文・写真/志葉 玲

1877とはずがたり:2022/05/10(火) 14:02:53
野卑になった大統領=古賀攻
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01157/042800060/?n_cid=nbpnxt_twbn
オピニオン
朝刊2面

毎日新聞 2022/4/27 東京朝刊 有料記事 1039文字

ロシアのプーチン大統領=2022年4月26日、AP
ロシアのプーチン大統領=2022年4月26日、AP

 <sui-setsu>

 残虐な大ロシア主義を突き進むプーチン露大統領にも、しおらしさを感じさせる時期があった。

 2000年11月ブルネイ。同年5月に就任したばかりの新米大統領は、当時の森喜朗首相を出迎えるため、到着予定時刻の5分以上前から1人でじっと宿舎の玄関に立ち続けた。後に遅刻の常習犯と呼ばれる兆しはなかった。

 会談ではこう話しかけて森首相の心をつかむ。「ヨシ(首相)、できれば辞任を急がないでほしい。国内は流動的だろうが、時間がたてば一つにまとまる」
この記事は有料記事です。

残り809文字(全文1039文字)

1878とはずがたり:2022/05/10(火) 14:04:55
ロシア軍が盗んだ大量の農業機械、遠隔ロックで使用不能に ウクライナ関係者証言
https://news.yahoo.co.jp/articles/44a9a672adb315dbf4007309c3d8f56f8fccaefc
5/3(火) 14:31配信
CNN.co.jp

テンサイの作付けを行うウクライナ人農家=3月26日

(CNN) ロシア軍が占領したウクライナ南部のメリトポリで、農業機械を販売店から盗んでロシア南部チェチェン共和国に送ったと、現地の実業家が訴えている。

【映像】ロシア軍ヘリを撃墜、ウクライナが動画公開

しかし盗まれた農業機械は全て遠隔操作でロックがかけられ、使用できない状態だった。

民家の略奪の横行に加え、ロシア軍が農業機械や穀物、建築資材を盗んでいるという報告は、ここ数週間で増えている。しかしメリトポリの販売店から農業機械が持ち去られた事件は、ロシア軍の輸送手段まで使った略奪作戦の組織化が進んでいることを物語る。

メリトポリは3月上旬以来、ロシア軍の占領下にある。販売店から持ち去られた農業機械は総額約500万ドル(約6億5000万円)相当。コンバインハーベスターだけでも1台30万ドルの価値がある。

CNNは、この事件に詳しいメリトポリの関係者に話を聞いた。

それによると、まずコンバインハーベスター2台とトラクター1台、種まき機1台が接収され、その後数週間の間に残る全てが撤去され、全部で農業機械27台が持ち去られた。カメラがとらえた映像によると、使用されたトラックのうち1台は車体に「Z」の文字があり、軍用トラックのようだった。

ロシア軍の中でも対立するグループがあり、午前中にやって来るグループと、夕刻に来るグループがあったという。

農業機械は近くの村に運ばれたものも、1100キロ以上も離れたチェチェン共和国に運ばれたものもあった。行き先をたどることができたのは、農業機械に装備されていたGPS(全地球測位システム)のおかげだった。

チェチェンに輸送されたコンバインハーベスターなどの機械は、遠隔操作が可能だった。「侵略者は盗んだハーベスターをチェチェンまで運んでから、電源さえ入らないことに気づいた。ハーベスターは遠隔操作でロックされていた」と関係者は打ち明ける。

農業機械は現在、チェチェンの首都グロズヌイ付近に放置されているらしい。ただ、「略奪犯がロシアで見つけたコンサルタントが防御をかわそうとしているようだ」と関係者は述べ、「スペア部品用にハーベスターを売っただけでも幾らかの金は稼げる」と話している。

メリトポリ地域の別の関係者によれば、ロシア軍は穀倉地帯の同地で貯蔵庫に保管されていた穀物も盗んでいるという。

ロシア軍は地元の農家に対して50%対50%の利益分配を持ちかけているが、ロシアに占領された地域の農家は農産物を動かすことができない状態にある。

「エレベーターは1台も作動しない。港はどこも機能していない。占領された地域からどこへも穀物を運び出すことはできない」(地元関係者)

つまり、ロシア軍は単純に穀物を奪っているだけだとこの関係者は主張、「彼らはこれを盗んでクリミア半島へ持って行くんだ」と訴えている。

メリトポリ市長は先週、穀物を積んでメリトポリを離れるトラックの車列とする動画を投稿。「彼らがメリトポリ市のエレベーターから穀物を降ろした証拠がある」とCNNに語った。

1879とはずがたり:2022/05/10(火) 14:05:57
ロシア、388万人が国外流出 反プーチン・生活苦…わずか3カ月で
ウクライナ情勢
2022年5月6日 19時09分
https://www.asahi.com/articles/ASQ5666J1Q56UHBI024.html

 ウクライナに侵攻中のロシアで、国民が国外に出る動きが急増している。独立系メディアが6日、連邦保安局(FSB)の統計として、今年1〜3月に約388万人が国外に出たと伝えた。渡航先は旧ソ連の構成国が多く、前年同期の5倍近くにふくれた国もある。今後も人材の流出が続けば、ロシア社会に大きな打撃となる可能性もある。

 国外に拠点を構えるロシア系独立メディア「ノーバヤ・ガゼータ・ヨーロッパ」が報じた。観光や出張なども含まれているとみられるが、これまでも「プーチン政権に賛同できない」「制裁で国外とのビジネスができない」「生活が苦しくなる」といった理由で、若者を中心に国外に脱出する動きが伝えられていた。まとまった数字が明らかになったのは初めてとみられる。

 渡航先別で見ると、ジョージア(グルジア)は3万8281人と前年同期比で4・5倍。新型コロナウイルス対策による渡航制限があったカザフスタンは20万4947人と同1・6倍に増えた。

 アルメニアは13万4129人と昨年1〜4月と比べて3倍に急増した。ウクライナには32万8435人で微増だった。

 欧米の制裁の影響で、今後、ロシア経済の状況は一層厳しくなるとみられており、ビザが不要な国を中心に、さらに人材の流出が続く可能性がある。

1880とはずがたり:2022/05/10(火) 23:13:12
親ロシア派支配の南オセチア、「ロシア編入」白紙…「大統領選」で編入提案の現職敗北
2022/05/10 09:00
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220509-OYT1T50215/
ウクライナ情勢

 旧ソ連構成国ジョージアから一方的に分離独立を宣言している親ロシア派支配地域「南オセチア共和国」で8日、「大統領選」の決選投票が行われた。タス通信などによると、ロシアへの編入手続き開始を提案していた現職のアナトリー・ビビロフ氏(52)が敗れ、慎重派の野党党首のアラン・ガグロエフ氏(41)の勝利が確実となった。
ポーランドのロシア大使、顔に赤い液体かけられる…戦勝記念日の献花断念

 ビビロフ氏は、選挙後にロシアへの編入を問う住民投票を実施する意向を示していたが、ロシアによる「併合」は白紙となる。併合の動きが進めば、北大西洋条約機構(NATO)や欧州連合(EU)への加盟を目指すジョージアとの対立激化が予想されていた。ロシアによるウクライナ侵攻が長期化し、多くの民間人が犠牲になる中、地域の住民が侵攻に巻き込まれる事態を懸念したとみられる。

 南オセチア共和国中央選管の中間集計(開票率約97%)では、ガグロエフ氏が得票率約54%で、ビビロフ氏は43%にとどまった。4月実施の第1回投票は、過半数を上回る得票率の候補者がおらず、上位2人で決選投票が行われた。

1881チバQ:2022/05/10(火) 23:41:45
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_JFAHKJDCWJOFVBDP6QHXCW3NFY.html
露軍の前線将校が上官の命令に反抗、士気低下か 米分析
2022/05/10 10:50産経新聞

【ワシントン=渡辺浩生】米国防総省高官は9日、ウクライナ東部のドンバス地域で攻撃を続けるロシア軍の中級将校の一部が指揮官の命令に反抗している事例が報告されていると明らかにした。

事実とすれば、ウクライナ侵攻の初期段階から指摘されていたロシア軍の士気低下が幹部級にも広がっていることを示すもので、前線の指揮系統が影響を受けている可能性がある。

同省高官によると、命令に従わず移動を拒否したり、命令に迅速に反応しなかったりする事例が大隊長級以下の階級で複数みられた。ロシア軍は同国西部の拠点からウクライナ東部地域へ兵力を補充しているが、前線への補給は引き続き滞っているとした。

また、対露経済制裁の影響でロシアが電子部品を調達しにくくなっており、特に東部マリウポリなど主要都市への攻撃で多用された精密誘導兵器の在庫補充に影響が出ているという。

1882とはずがたり:2022/05/11(水) 08:48:25

イジュームから情報が漏れてきてると云う事らしい。

ロシア軍占領の町、がれきから市民44人の遺体 ウクライナ東部
2022.05.10 Tue posted at 20:02 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35187277.html

1883チバQ:2022/05/11(水) 16:41:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/23cbedf9fc231991241161588bf3b0b5ed4a5dce
ウクライナ侵攻協力の現職敗北 親ロ派「大統領選」で ジョージア
5/11(水) 14:25配信
時事通信
ジョージアの親ロシア派支配地域「南オセチア」指導者のアナトリー・ビビロフ氏(左)と、ロシアのプーチン大統領=2019年3月、モスクワ(AFP時事)

 旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)北部の親ロシア派支配地域、南オセチアで8日、「大統領選」の決選投票が実施された。

 ロシアのプーチン政権が支援してきた現職アナトリー・ビビロフ氏(52)が、治安機関出身の対立候補アラン・ガグロエフ氏(41)に敗北を喫した。

 南オセチアは、2008年のジョージア紛争後にロシアが独立を承認。今年2月下旬からのウクライナ侵攻で戦闘員を派遣し、ロシア軍に協力した。戦死者を出したことが、現職に対する住民の不満を招いたとの見方が出ている。

 英BBC放送によると、プーチン政権は当初、ビビロフ氏を支持していたが、4月10日の第1回投票で次点にとどまったことで立場を保留。プーチン大統領がガグロエフ氏に祝意を伝えたのは、決選投票2日後の今月10日にずれ込んだ。

 プーチン氏は祝電で、ガグロエフ氏の就任が「(ロシアと南オセチアの)さらなる関係強化に寄与することを願う」としており、従来通りロシア軍を駐留させて影響力を保持する方針に変更はないとみられる。

1884チバQ:2022/05/12(木) 10:43:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/552c744e0bbee056897b98acff70423625609a89
南部ヘルソン州巡り、親露派勢力はロシア編入要請…ウクライナ軍「州を解放」阻止の構え
5/12(木) 10:27配信
読売新聞オンライン
11日、ウクライナ南東部マリウポリで施設が破壊されたアゾフスタリ製鉄所(ロイター)

 【キーウ(キエフ)=上地洋実】ウクライナ南部ヘルソン州の親露派勢力がロシアへの編入を要請する方針を明らかにしたのに対し、ウクライナ大統領府のミハイロ・ポドリャク顧問は11日、SNSに「ウクライナ軍はヘルソン州を解放する」と投稿し、これを阻止する構えを強調した。ウクライナ国営通信によると、同州の北部では11日、奪還を目指すウクライナ軍と露軍との間で戦闘が続いた。

 ロシアは同州の全域制圧を宣言している。親露派の幹部は11日、「ヘルソンは古くからロシアの領土」だと主張し、年末までにロシアへの編入に必要な法整備を完了すると表明していた。

11日、ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所で発生した爆発(ロイター)

 ロシアは2014年に併合した南部クリミアとの統合も想定しているとみられ、同州が完全にロシアの支配下に置かれれば、今後の南部での戦況にも大きく影響してくる。ヘルソン市のイーホル・コリハエフ市長は11日、SNSで「市民は(ヘルソン州が)ウクライナの一部だと考えている」と訴えた。軍事的圧力で統合に持ち込もうとするロシアの手法を強く非難した。

 南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所では、露軍による突入作戦が続いている。同通信によると、露軍は空爆に加え、戦車や多連装ロケットシステムを使用し、攻勢を強めている。

 ウクライナのイリナ・ベレシュチュク副首相は11日夜、重傷の兵士を製鉄所から退避させる代わりに、捕虜にしている露軍兵士を引き渡す交換条件を露側に提案したと明らかにした。

 一方、ウクライナ軍参謀本部は11日、攻防が続く東部ハルキウ郊外で、新たに1集落を奪還したと発表した。ハルキウ周辺ではウクライナ軍が反撃を強め、露軍を国境方面に押し戻しているとみられている。

1885チバQ:2022/05/12(木) 11:15:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/00ae23cfcddc6dfb8684b661793f8a1d2581ff9a
プーチン大統領に編入要請方針 ウクライナ南部の親ロ派
5/11(水) 20:22配信

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時事通信
 ロシア軍が占領するウクライナ南部ヘルソン州で占領政策に協力する親ロシア派の政治家キリル・ストレモウソフ氏は11日、ヘルソン州のロシアへの編入をプーチン大統領に要請する方針を表明した。

 ロシア通信が報じた。

 ストレモウソフ氏は「ヘルソンはロシアだ。ヘルソン州に『ヘルソン人民共和国』はつくられないし、住民投票も行われない」と主張。「ロシアの完全な一地域とするための要請が行われるだろう」と語った。ヘルソン州に関しては、親ロ派による「人民共和国」樹立に向けて住民投票が強行されるとの見方もあったが、住民の根強い反ロ感情を踏まえて実施を断念した可能性がある。

 ロシアのペスコフ大統領報道官は、要請するか否かは「住民が決めるべきだ」とする一方、編入に際しては「法的根拠」がなければならないとも述べた。

1886チバQ:2022/05/12(木) 15:54:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0ccbaad6eefae60b3201fc3f1907c5e22f14b52
ロシアの知事5人が異例の同日辞任!「プーチン降ろし」地方から伝播、ソ連崩壊と酷似してきた
5/12(木) 14:30配信
日刊ゲンダイDIGITAL
式典では侵攻の正当性を熱弁していたプーチン大統領だが…(ロシア大統領府のホームページより)

 地方から“プーチン降ろし”が広がるのか──。ロシアのニュース専門放送局「RT」(旧称ロシア・トゥデイ)は10日、ロシア国内の5人の知事が一斉に辞任したと報じた。9日の対独戦勝記念日にプーチン大統領がウクライナ侵攻の正当性を熱弁した翌日のことだ。地方で何が起きているのか。


  ◇  ◇  ◇

 ロシアでは今年9月11日に地方選挙が予定されている。RTによると、トムスク州のセルゲイ・ジバチキン知事とサラトフ州のバラレイ・ラダエフ知事は2期目。2021年の法改正で3期目も可能となったが、次の選挙への不出馬を表明した。キーロフ州のイゴール・バシェリエフ知事は連邦政府で働くため、知事職を退く。退任するリャザン州のニコライ・リュビモフ知事とマリ・エル共和国のアレクサンドル・エフスティフェフ知事は辞任理由を公表していない。

 RTは6つの言語でニュースやドキュメンタリーを提供する国際放送局。ロシア連邦政府の予算に依存する実質的な国営放送だ。ウクライナ侵攻後も、政権のプロパガンダの片棒を担いできた。知事の一斉辞任がロシアメディアの関心を呼んだとしつつ、こう報じている。

〈ロシアの政治技術センターの副所長は「目新しいことではない。支持率が低下した場合、知事が選挙前に辞任することはこれまでもあった。1人の知事が辞任しても、(人々は)注目してこなかったではないか」とインタファクス通信に語った〉

ソ連は地方から独立運動が広がり崩壊につながった
10日、マリ・エル共和国のアレクサンドル・エフスティフェフ知事(左画面)とテレビ会議をするプーチン大統領。この日、他の辞任する州知事とも同会議を持った(C)Sputnik/共同通信イメージズ

 筑波学院大教授の中村逸郎氏(ロシア政治)がこう言う。

「同じ日に知事が5人も辞任するのは異例です。平静を装おうとするRTの報道も政権側の動揺を示しています。戦費が膨らみ、連邦政府は地方にお金を回せなくなっています。また、対ロ経済制裁が強化され、地方の財政がますます苦しくなるのは目に見えている。辞任の理由はいろいろつけられますが、この先、知事として務めるのは難しいと判断したのでしょう。間接的ですが、ウクライナ侵攻への抗議の辞任という意味も持っています」

 戦争が長引き、地方は疲弊。停戦が全く見えない中、知事を務めるのは、火中の栗を拾うようなものだ。この先、地方の不満が爆発すれば、プーチン政権の崩壊につながる可能性がある。

「さらに2人の知事も辞任する意向でプーチン政権は必死で思いとどまるよう説得しています。ソ連崩壊時と酷似してきました。ソ連は地方から独立運動が広がり、崩壊につながりました。地方の首長の中で反プーチンの動きが盛り上がり、モスクワ市長が反旗を翻す事態になればプーチン政権は持たないと思われます」(中村逸郎氏)

 ソ連崩壊の再現はあるのか。

1887チバQ:2022/05/12(木) 19:37:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4b2f57d99bba04b7cf02b13a90aa3db9cc5d372
元経済相を仮釈放 かつて対日協力担当 ロシア
5/12(木) 18:32配信
時事通信
ロシアのウリュカエフ元経済発展相=16年1月、モスクワ

 ロシアの国営石油会社から多額の賄賂を受け取ったとして、収賄罪で禁錮8年の刑を受けて服役していたウリュカエフ元経済発展相が12日、刑期満了前に仮釈放された。

 タス通信が報じた。元経済相は2016年11月まで日本とロシアの経済協力を担当していた。

 元経済相は国営石油会社ロスネフチのセチン社長に賄賂を要求し、200万ドル(約2億6000万円)を受け取った罪に問われた。セチン氏はプーチン大統領の側近。

 元経済相は事件は「セチン氏によって仕組まれた」と無罪を主張したが、17年12月に実刑判決を受けた。事件は不可解な点が多く、政権内の抗争との見方が出た。

1888とはずがたり:2022/05/14(土) 23:11:16
フィンランドへの送電、ロシア電力大手が停止…料金未払いが理由と主張
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220514-OYT1T50095/
2022/05/14 13:26
ウクライナ情勢
この記事をスクラップする
 【ロンドン=池田晋一】ロシアの電力大手インテルRAOは13日、フィンランドへの送電を14日から停止すると表明した。フィンランドを拠点とするインテルRAOの子会社RAOノルディックが声明を出し、電力の料金未払いが理由と主張している。フィンランドは他国からの調達に切り替えるため、電力供給に大きな影響は出ない見通しだ。

ロシア軍の作戦、米の分析では「2週間は遅れている」…要素の一つは渡河を防ぐ「榴弾砲」
フィンランドのヘルシンキ大聖堂(AP)
 フィンランドの大統領と首相は12日、北大西洋条約機構(NATO)に加盟申請すべきだとの見解を示した。これに対しロシア政府は対抗措置を取ると警告していた。送電停止との関係は不明だが、ロシアはポーランド向けの天然ガス供給を止めるなど、エネルギーを材料に欧州各国に揺さぶりを続けている。


 RAOノルディックは、「(未払いによって)現金収入がなくなり、ロシアからの輸入代金を支払えないため、送電を止めざるを得なくなった」と主張した。フィンランドの送電会社フィングリッドによると、ロシアからの電力は国内需要の1割を占めるが、「スウェーデンからの輸入増や国内の供給増で不足分を賄える」(同社幹部)という。

 フィンランドでは2020年、国内で消費した天然ガスの7割近くをロシア産が占めた。エネルギー調達の「脱ロシア」が課題になっている。

1889とはずがたり:2022/05/15(日) 20:33:37
!?
まあイギリス大衆紙がソースだからUFOが出たとあんま変わらんのかもしれないけど

中村逸郎教授、プーチン大統領のがん引退報道「真実に近い情報」NATOとロシアの全面衝突を懸念
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbd9d1f1b9c178152119921c39a1bc4fb77c74f7
5/7(土) 10:57配信
スポニチアネックス

ロシアのプーチン大統領(AP)

 ロシア政治を専門とする筑波学院大・中村逸郎教授が、7日放送のABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜前9・30)に生出演。プーチン大統領の動向について語った。

 番組はイギリスの大衆紙3紙が、プーチン大統領の胃がんが進行しており、今月9日の戦勝記念日後に手術して数日入院。その間は信頼できる人物であるパトルシェフ氏(安全保障会議書記)に大統領権限を委託すると報じたことを紹介。

 中村教授も「プーチン大統領は甲状腺がんを患い、がんが体の中に広がっているのではと言われている」とがん説に賛同し「本当は4月末に緊急で手術した方がいいということだったらしいが、やはり5月の戦勝記念日は自分がやりたいということで先延ばしにした」と語った。そして「実はプーチン大統領とパトルシェフさんは2人きりで2時間、政権移譲または指揮権を譲るということで会議した情報も流れている」と2人の間では話が進んでいるのではとした。

 さらに、中村教授は「イギリスの大衆紙(が報じた)というのがポイント」と説明。というのもロシアの大富豪「オリガルヒ」がどんどんロンドンに逃げ込んでいるため「そこにプーチン政権の情報がどんどん入ってくる。イギリス紙が報じてるのはかなり真実に近い情報が出てきている」という。

 「私の見方では」と前置きした上で中村教授は「プーチン大統領は特別な軍事作戦が思ったように進まなくて、嫌になった。今回の軍事作戦もパトルシェフさんに後ろから“やれやれ”と言われやってしまった結果、上手くいかなかったと。自分の体調が悪いということで、パトルシェフさんの方に政権移譲してしまうのでは?」と分析し、プーチン大統領以上に強攻とされるパトルシェフ氏に警戒を強めた。

 その上で「こういった動きをすべてNATOが握っている」と中村教授。アメリカ、フランス、イギリス、ドイツ、ポーランドの軍がウクライナに入る準備をしているとし「NATOはプーチンでなくパトルシェフさんが出てくることを前提に動き出している。戦勝記念日の後にNATOとロシアの全面衝突は避けられないのでは?」と戦闘の厳しさが増す恐れがあるとした。

1890とはずがたり:2022/05/15(日) 20:37:45
ロシア法務省、国際人権団体の登録抹消 「法令違反」理由に
2022年04月09日22時46分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022040900538&g=int

 ロシア法務省は8日、「ロシアの現行法に対する違反が明らかになった」として、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)やアムネスティ・インターナショナルなど15の国際組織と外国のNGOに関し、ロシア国内での登録抹消を発表した。
ロシアで反戦デモ、4600人超拘束 ノーベル賞候補の活動家らも―ウクライナ侵攻

 これらの国際人権団体はロシアのウクライナ侵攻をめぐり、ロシア軍による非人道的兵器の使用を告発したほか、ウクライナの首都キーウ(キエフ)郊外の民間人殺害を「戦争犯罪」と非難してきた。ロシア法務省は法令違反の具体的内容を明らかにしておらず、対抗措置として登録抹消を決めたとみられる。
 15団体の中には、米シンクタンク「カーネギー国際平和財団」やドイツの財団などが含まれている。

1891とはずがたり:2022/05/15(日) 21:20:21
2022年4月22日1:03 午後23日前更新
アングル:ロシアに強制移送されたマリウポリ市民、帰国を切望
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-mariupol-deportations-idJPKCN2MD0GV
Elizabeth Piper

4 分で読む
[キーウ 19日 ロイター] - ミラ・パンチェンコさん(53)は、食糧と水の不足に耐えかねて親ロシア派勢力の保護下に入り、包囲下にあるウクライナの都市マリウポリから脱出した。気がつくと、彼女がいたのはロシア南西部にある駅のプラットホームだった。

1892とはずがたり:2022/05/15(日) 21:29:23
ロシア政府系サイトにプーチン氏批判の記事掲載、編集者2人の名で
2022.05.10 Tue posted at 19:41 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35187275.html

1893チバQ:2022/05/16(月) 17:06:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e62f59185a456bf1ca9de4c755a360dea8a1c56
西へ進攻のロシア軍に「大きな損失」 ウクライナ軍参謀本部
5/16(月) 11:07配信
CNN.co.jp
(CNN) ウクライナ軍参謀本部は15日、ロシア軍がウクライナ東部のルハンスク州とドネツク州の境界まで西に進攻しようとして、人員と装備に大きな損害を負ったと明らかにした。

参謀本部によれば、一部の地域では戦闘の結果、ロシア軍の人員は20%未満だという。

参謀本部によれば、ロシア軍の空挺(くうてい)部隊は、ルハンスク州ポパスナへ向かうなか、大きな損失をこうむり、単独で動けなくなったため、今後の活動のため、ロシアの民間軍事組織の要員と連携している。

ポパスナは今月初めにロシア軍の支配下に入ったものの、ロシア軍はそれ以降、支配地域の拡大をほとんど進められていないようだ。

ロシア軍も数週間にわたり、イジュームから南進しようとしているものの、ウクライナ軍参謀本部の15日の発表によれば、町の南にある村2カ所への攻撃は失敗に終わったという。

ハルキウ(ハリコフ)の北と東に位置するロシア軍は、ウクライナ軍による進軍を阻止しようと防御態勢を取ろうとしているが、最近になってウクライナ軍が奪還した町や村に向けて砲撃を続けているという。

1894とはずがたり:2022/05/17(火) 13:19:12

2022-03-28
「ドネツクの虐殺」について調べたこと
https://le-matin.hatenadiary.org/

1895チバQ:2022/05/17(火) 21:05:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/d63fb51ea9063659ea8e4a79ab26c90eabd00ba1
プーチン大統領 相次ぐ健康不安説 「がん罹患」指摘も
5/17(火) 20:27配信

産経新聞
ロシアのプーチン大統領をめぐる健康不安説が相次ぎ浮上している。ウクライナ情報機関トップは英メディアに「がんを患っている」と発言。露政権に近いとされるオリガルヒ(新興寡占資本家)からも同様の指摘があった。ウクライナ侵攻を統括するプーチン氏の体調に異変が起これば、ロシアの戦略に甚大な影響を与えうる。

ウクライナ国防省の情報機関トップ、キリロ・ブダノフ氏はこのほど、英スカイニューズ・テレビのインタビューでプーチン氏が「心理的、身体的にも非常に状態が悪い」と述べ、「がんやその他の病気に罹患(りかん)している」と発言した。

ブダノフ氏は露国内で「政権転覆の動きが進行している」とも指摘し、「ウクライナ側のプロパガンダ(政治宣伝)ではない。確信がある」と強調した。英情報機関元幹部もスカイニューズに「プーチン氏が深刻な病気にかかっているとの情報がある」と語った。

英紙インディペンデントは、プーチン氏が「血液のがんにかかっている」とするロシアの有力オリガルヒの発言を報道。侵攻直前にプーチン氏が「がん治療のため背中を手術した」とこの人物は述べたという。(黒川信雄)

1896チバQ:2022/05/17(火) 23:03:17
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQ5K6QCKQ5KUHBI014.htmlロシア軍、マリウポリ完全制圧へ 「最も血なまぐさい戦闘」が節目
2022/05/17 22:08朝日新聞

ロシア軍、マリウポリ完全制圧へ 「最も血なまぐさい戦闘」が節目

ウクライナ南東部マリウポリで16日、製鉄所「アゾフスターリ」からウクライナ兵が退避するのを前に、道路を警備する親ロシア派部隊の戦闘員ら=ロイター

(朝日新聞)

 ロシア軍が2カ月半にわたって包囲するウクライナ南東部マリウポリ市の製鉄所「アゾフスターリ」で16日、ウクライナ兵の退避が始まり、260人以上が親ロシア派支配地域に移送された。ウクライナ軍側は任務の完了を報告し、兵士に撤退を命じた。ロシアが占領するクリミア半島とウクライナ東部をつなぐ要衝を、ロシアが近く完全制圧する可能性が高くなった。

 「多くの困難があったが、マリウポリの部隊は任務を完了した」。製鉄所を拠点に抵抗を続けてきたウクライナ内務省軍の部隊「アゾフ連隊」のプロコペンコ指揮官は16日夜、SNSで兵士の退避を報告した。「82日にわたり攻撃を受けてきた。この間、ウクライナ軍の再編や兵士の訓練、海外からの武器の調達を可能にした」と成果を強調した。製鉄所に残るウクライナ側の兵士や負傷兵の退避を実現するよう協力を求めた。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は16日夜のビデオ演説で「ウクライナは英雄たちの生還を必要としている」とし、そのために「慎重さと時間が必要だ」と語った。ロイター通信は「ウクライナ戦争で最も長く血なまぐさい戦闘が、ウクライナにとって重要な敗北に終わる可能性がある」と伝えている。
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220517X991.html要衝マリウポリ陥落=製鉄所のウクライナ部隊投降―停戦交渉は中断
2022/05/17 21:47時事通信

 【イスタンブール時事】ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタル製鉄所でロシア軍への抵抗を続けていたウクライナ精鋭部隊「アゾフ大隊」などは16日、製鉄所からの撤退を開始した。ウクライナ軍最高司令部の決定に従った措置で、要衝マリウポリの陥落を意味する。ロシア国防省は17日、260人超が投降したと発表した。

 ロシア軍はマリウポリ掌握により、制圧を目指す東部ドンバス地方から、2014年に一方的に併合した南部クリミア半島に至るウクライナのアゾフ海沿岸部を完全に押さえたことになる。ロシアにとって大きな「戦果」だが、ウクライナ側も北東部などで反攻を強めており、戦局全体に及ぼす影響は不透明だ。

 また、ロシア紙コメルサントなどによると、ロシアのルデンコ外務次官は17日、ウクライナとの停戦交渉について「現在、いかなる形でも行われていない」と述べた。ウクライナのポドリャク大統領府顧問も交渉中断を認めた。停戦交渉は3月29日にイスタンブールで対面での協議が開かれた後、オンライン形式で続いていた。

 ウクライナ軍などによれば、マリウポリからは17日未明までに製鉄所の負傷兵50人以上が東方のノボアゾフスクにある病院へ運ばれた。このほか210人以上が北方のオレニウカに向かった。移動先はいずれも親ロシア派支配地域で、今後、ウクライナ側が拘束するロシア兵との「捕虜交換」が行われる見通しだ。

1897とはずがたり:2022/05/18(水) 14:16:09
ルクオイルの元幹部が霊媒師宅で発見、相次ぐ新興財閥の不審死
https://news.yahoo.co.jp/articles/aacd634a0e10d3be2924133441d2699f647223e4
5/10(火) 19:42配信
ニューズウィーク日本版


<ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから複数のオリガルヒが相次いで不自然な死を遂げている>

スペインの別荘で死んでいるのが発見された天然ガスの新興財閥セルゲイ・プロトセーニャ  facebook

ロシアのオリガルヒ(新興財閥)であるアレクサンドル・スブティンが週末に、シャーマン(霊媒師)の自宅で不可解な死を遂げた。現地メディアが報じた。

プーチン病気説の決定打?どう見ても怪しい動画

ウクライナ侵攻が始まって以降、ロシアでは複数のオリガルヒが不審な死を遂げている。


スブティンはロシアの民間石油会社「ルクオイル」の元幹部で、4月8日に首都モスクワの北東に位置するムイチシチにあるシャーマンの自宅の地下で死亡しているのが発見された。国営タス通信は心臓発作らしいと伝えるが、当局は刑事事件として捜査を開始した。

ある匿名の情報筋はタス通信に対し、スブティンは「死亡する前日に、大量のアルコールと薬物を摂取した状態で」シャーマンの自宅を訪れたと話した。遺体はこの家の地下にある、「ジャマイカ式のブードゥー教の儀式」に使われている部屋で発見されたという。

現地メディアの報道によれば、スブティンがシャーマンの自宅を訪れた目的は二日酔いの治療で、この治療にはガマ毒(ヒキガエルの耳腺から分泌される毒液)が使われるという。だが警察はこの報道を確認しておらず、スブティンが死亡した経緯の詳細は、9日午後の時点では明らかになっていない。

「即時停戦」を求めたせい?

タス通信によれば、当局は死因の特定を急いでおり、死亡時に血液中に薬物が含まれていたかどうかについても調査が行う予定だ。

スブティンが幹部を務めていたルクオイルは2カ月前に、ウクライナでの「即時停戦」を求める声明を出していた。同社は米国内の11の州でガソリンスタンドを運営しているが、アメリカの対ロ制裁のせいでロシアからの石油輸入ができなくなっている。

ロシアによるウクライナ侵攻が始まって以降、西側諸国の制裁の標的にされてきたオリガルヒのなかにはウクライナ侵攻に反対の声を上げる者も出てきているが、その一方で不審死も相次いでいる。

4月22日には、天然ガス大手「ノバテク」の元副会長セルゲイ・プロトセーニャが、スペインにある貸別荘の庭で首を吊って死亡しているのが発見された。妻と娘もベッドで死亡しており、遺体には複数の刺し傷があったという。当局は、プロトセーニャが自ら首を吊ったのか、それとも自殺に見せかけて殺されたのかを捜査している。

「無理心中」「自殺」と結論づけられたケースも

その前日には、ガスプロムバンクの元副社長ウラジスラフ・アバエフが、モスクワ市内の自宅で妻と娘と共に遺体で発見された。自宅は内側から鍵がかけられた状態だったことから、捜査当局は、アバエフが家族を銃で撃った後に自殺したものとみている。


2月25日には、ガスプロムの統合決済部門の副本部長であるアレクサンドル・チュラコフが、サンクトペテルブルク近郊の自宅で遺体で発見された。


3月24日には、医薬品会社メドストムの幹部だったバシリー・メルニコフが、自宅で妻と息子と共に死亡していたことが報じられた。捜査当局は、メルンコフが家族を刃物で刺して殺し、その後自殺したものと結論づけたが、ウクライナのあるメディアは、彼がかつてのビジネスパートナーとのトラブルを抱えており、それが原因で殺された可能性を示唆している。

アンドリュー・スタントン

1898チバQ:2022/05/18(水) 19:40:15
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20220518-567-OYT1T50132.html
「アゾフ大隊」兵士の引き渡し、ロシア拒否か「彼らは戦争犯罪者」…捕虜交換の禁止案
2022/05/18 14:05読売新聞

 【キーウ(キエフ)=笹子美奈子、ワシントン=蒔田一彦】タス通信などによると、ロシア下院は18日、ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所から退避した武装組織「アゾフ大隊」の兵士と、ロシア兵との捕虜交換を事実上禁じる法案を審議する。アゾフ大隊の兵士のウクライナへの引き渡しにロシアが応じない可能性が出てきた。

 露下院が審議するのは、自国兵士と「ナチスの犯罪者」と認定された兵士との捕虜交換を禁止する法案だ。プーチン政権が「ネオナチ」と呼ぶアゾフ大隊の兵士を念頭に置いているとみられる。ビャチェスラフ・ウォロジン下院議長は17日、「彼らは戦争犯罪者で、裁きにかけるためあらゆることをしなければならない」と述べた。

 露連邦捜査委員会は17日、製鉄所から「投降」したウクライナ兵士を尋問する計画があると明らかにした。親露派地域の民間人に対する犯罪に関与していないかどうか調べるという。

 ウクライナの国防次官は17日、ロシア側の動きについて「国内向けのプロパガンダだ」とし、ウクライナが拘束している露軍兵士との捕虜交換の実現を目指す意向を改めて表明した。

 ロイター通信は17日、ウクライナの兵士を乗せたバス7台が製鉄所からドネツク州の親露派支配地域に到着したと伝えた。人数は明らかになっていない。260人以上が退避した16日夜に続く第2陣とみられる。

 一方、露軍は17日も、全域制圧を目指す東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)を中心に攻撃を続けた。露軍は北部チェルニヒウ州や北東部スムイ州への砲撃を再び強化しており、チェルニヒウ州では8人が死亡した。

 米国防総省のジョン・カービー報道官は17日の記者会見で、アゾフ大隊について「(抗戦し)持ちこたえることができた期間を考えると称賛に値する」と述べた。マリウポリが陥落したかどうかの評価は示さず、「ロシアが依然としてドンバス地方を包囲し、占領する意図を持っていることは明らかだ」と指摘した。


https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220518X031.html
製鉄所からの投降進む=拘束のウクライナ兵尋問へ―ロシア当局
2022/05/18 05:44時事通信

 【イスタンブール時事】ウクライナ南東部マリウポリで17日、ウクライナの精鋭部隊「アゾフ大隊」などの兵士が、ロシアの手引きにより抵抗拠点としていたアゾフスタル製鉄所を離れる動きが続いた。ウクライナ政府は「退避」と発表しているが、そのままロシア側で拘束される投降が実態だ。

 ロイター通信によると、17日にはウクライナ兵らを乗せたバス少なくとも7台が製鉄所を出発した。これより先、立てこもっていたとされる約600人のうち負傷兵を含む260人以上が東部ドンバス地方の親ロシア派支配地域に身柄を移されている。

 ロシア当局は17日、ドンバス地方での「ウクライナ政権の民間人に対する刑事事件」に関連し、投降した兵士らを尋問する方針だと発表した。ロシア側はかねて、ドンバス地方でウクライナが「虐殺行為に手を染めていた」と主張している。

1899チバQ:2022/05/18(水) 21:10:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/b29873ca8a5a2ad049599dc7a140e147a278acd7
ウクライナ兵の「扱い」に懸念 陥落マリウポリ、959人が投降 捕虜交換は不透明
5/18(水) 20:35配信

時事通信
17日、ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタル製鉄所からバスで退避するウクライナ兵(EPA時事)

 【ロンドン時事】ロシア軍への抵抗を続けたウクライナ部隊の撤退で事実上陥落したウクライナ南東部マリウポリで「最後のとりで」だったアゾフスタル製鉄所からの投降が続く中、ロシア政府は18日、これまでに959人のウクライナ兵が投降したと発表した。


 マリウポリをめぐる2カ月以上にわたる激しい戦闘はやんだが、部隊の移動先は親ロシア派支配地域で、投降兵の「扱い」に懸念が浮上している。ウクライナが提案した捕虜交換はロシア側で否定的な声が強く、実現するかどうか先行きは不透明だ。

 ロシア国防省は18日の声明で、製鉄所から16日以降、負傷者80人を含め959人が投降したと発表。その上で「手当が必要な者は病院に搬送された」と説明した。ロイター通信などによると、兵士らを乗せたバスは東方の町ノボアゾフスクや、東部の村の刑務所などに到着。製鉄所内には依然多くの兵士が残っているとみられ、ウクライナ国防省は「(退避のため)必要なすべてのことをやる」と強調した。

 こうしたウクライナ兵士について、同国政府は拘束したロシア兵との交換を提案した。ロシア側も確認したというが、両国が正式に合意したのか、合意の場合でもいつどのように交換が行われるかなど詳細は不明だ。ロシア政府はプーチン大統領が投降兵を「国際基準に沿って」扱うと表明したとされるが、「部隊は無条件で投降した」(同政府高官)として交換を拒む声もある。

 ロイターによると、ロシア側はウォロジン下院議長が「ナチスの犯罪者が(捕虜として)交換されるべきでない」と発言。停戦交渉団に加わるスルツキー議員は「人間の姿をした動物」は処刑されるべきだと述べた。検察当局が兵士らを「民間人への犯罪」で聴取する構えとの情報もある。

 製鉄所に残っているある兵士の妻は、投降兵らの「誠実な捕虜交換」を望む一方、「ロシアは非人道的な振る舞いをしている」と不安を訴えた。

1900チバQ:2022/05/19(木) 07:43:18
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20220518-567-OYT1T50274.html「耳に響きの良い情報」に惑わされるな…ロシア国営テレビやSNS、侵攻批判や疑問の声が出始める
2022/05/18 19:55読売新聞

「耳に響きの良い情報」に惑わされるな…ロシア国営テレビやSNS、侵攻批判や疑問の声が出始める

クレムリン 【読売新聞社】

(読売新聞)

 ロシア軍のウクライナ侵攻への異論を情報統制や弾圧で封じてきたロシアで、侵攻作戦への批判や疑問が国営テレビなどを通じて出始めた。世論調査ではプーチン大統領や侵攻への支持率は依然高いが、侵攻の長期化で微妙な変化が生じているようだ。

 退役大佐で軍事専門家のミハイル・ホダリョノク氏は16日夜に放映された国営テレビの人気討論番組で、言葉を選びつつ侵攻を批判する発言を繰り返した。

 ホダリョノク氏は、戦況に関し「我々は近い将来、米欧の先端兵器を手にした100万人のウクライナ兵を相手にしなければならなくなる」と指摘し、「耳に響きの良い情報」に惑わされないよう呼びかけた。

 そして「重大な問題は、我々が完全に国際的に孤立しているということだ。状況はさらに悪化するだろう」との懸念も示した。

 軍出身で野党・共産党のビクトル・ソボレフ下院議員も、最近のネットメディアとのインタビューで、露軍がウクライナ東部ドンバス地方で目立った戦果を上げられないのは「驚きだ」と述べた。

 ロシアの独立系世論調査機関が4月に実施した調査では軍事作戦を74%が支持し、プーチン氏の支持率も82%だった。米政策研究機関「戦争研究所」は16日、SNSの世界でも露軍に好意的だった専門家の一部が露軍の戦いぶりに疑問を示し始めている点に注目し、世論に一定の影響を及ぼす可能性がある、との分析を明らかにした。

1901チバQ:2022/05/19(木) 07:44:08
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_europe_SKXBRYXYQZN4POEEXFUYWBLBDU.html露軍事同盟に足並みの乱れ 首脳会合で侵攻めぐり批判も
2022/05/17 19:36産経新聞

ロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構」(CSTO)の首脳会合は16日、モスクワで共同声明を採択し、閉会した。会合では異例のロシア批判やウクライナ侵攻の早期終結を促すような発言が出たほか、共同声明にも侵攻を直接支持する文言は記載されず、足並みの乱れを示唆。友好国の結束を図ったロシアの思惑は外れ、かえって求心力の低下を露呈した。

プーチン露大統領は公開された会合冒頭の演説で、「ウクライナではネオナチと反露主義が横行し、米欧も奨励している」と主張した。だが、ベラルーシのルカシェンコ大統領を除き、各国首脳から同調する発言は出なかった。

アルメニアのパシニャン首相は、係争地ナゴルノカラバフ自治州をめぐり2020年に起きたアゼルバイジャンとの紛争の際、「CSTO諸国はアルメニアと国民を喜ばせなかった」と指摘。アルメニアに実効支配地域の多くを放棄させる条件で停戦合意を仲介したロシアを批判した形だ。

カザフスタンのトカエフ大統領はCSTOと国連平和維持活動の連携を提案。同氏は対話による侵攻の早期終結を訴えてきた。ウクライナのクレバ外相によると、4月末に会談したカザフのトレウベルディ外相は「ロシアに制裁回避の手段を提供しない」と表明。ロシアとの距離感が目立つ。

キルギスのジャパロフ大統領、タジキスタンのラフモン大統領はアフガニスタン情勢について演説した。

唯一、ウクライナに言及したルカシェンコ氏も「米欧はウクライナを支援して戦争を長期化させようとしている。狙いはロシアを戦争に没頭させ、弱体化させることだ。そのために米欧はさらに火を注ぐことができる」と指摘。米欧を批判しつつ、侵攻継続は不利だとしてロシアに停戦を勧めたとも取れる発言をした。

各国はロシアと米欧の対立に巻き込まれる事態を警戒しているとみられる。実際、CSTO事務局によると、プーチン氏は作戦の進捗を各首脳に説明したが、CSTO軍の参戦は議題にすら上らなかった。

共同声明では「ナチズムの美化や外国人排斥に対抗していく」などとしたものの、米欧側やウクライナを直接的に非難する文言は盛り込まれなかった。

1902とはずがたり:2022/05/19(木) 14:51:02
2022年5月19日12:55 午前12時間前更新
ロシア、仏伊スペインの外交官85人を国外追放
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-france-idJPKCN2N41MD?feedType=RSS&feedName=special20
1 分で読む



5月18日、ロシアはフランス、スペイン、イタリアの外交官ら計85人を国外追放すると発表した。これら3カ国がロシアの外交官を国外退去させたことへの対抗措置。写真は2017年9月、モスクワのロシア外務省(2022年 ロイター/Maxim Shemetov)
[ロンドン 18日 ロイター] - ロシアは18日、フランス、スペイン、イタリアの外交官ら計85人を国外追放すると発表した。これら3カ国がロシアの外交官を国外退去させたことへの対抗措置。

ロシア外務省によると、追放される外交官や大使館職員は、フランスが34人、スペインが27人、イタリアが24人。

1903チバQ:2022/05/20(金) 08:50:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/4202bd4dcbdcaa1c00402c5633090e93dcfaab97
ロシア軍、陸海司令官解任か 陥落マリウポリで投降続く ウクライナ
5/19(木) 18:18配信

時事通信
18日、ウクライナ南東部マリウポリを走り回るロシア軍の車両(AFP時事)

 【イスタンブール時事】英国防省は19日付のウクライナ戦況報告で、ロシアがここ数週間で陸海両軍それぞれの高位の司令官を解任したと指摘した。

 2月24日に始まったウクライナへの本格侵攻で十分な戦果を出せなかったのが理由という。軍事作戦をめぐっては、プーチン大統領が細かい戦術決定に関与しているとの見方もあり、ロシア軍は困難な状況に陥っているようだ。

 一方、ロシア軍が事実上陥落させたウクライナ南東部マリウポリでは、ウクライナ部隊が抵抗拠点としていたアゾフスタル製鉄所からの兵士の投降が続いている。ロシア軍の19日の声明によると、16日以降、計1730人が親ロシア派武装勢力の支配地域などに移送された。

1904とはずがたり:2022/05/20(金) 10:49:18
ゼレンスキー氏「スイーツ要らない。武器をくれ」 訪れる各国首脳に
有料会員記事ウクライナ情勢
https://www.asahi.com/articles/ASQ4S23KNQ4SUHBI002.html
キーウ=金成隆一2022年4月24日 7時30分
 ウクライナのゼレンスキー大統領は23日夜、首都キーウ(キエフ)の地下鉄駅で記者会見し、米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官がキーウを訪問し、24日に会談すると発表した。ウクライナへの軍事支援や安全保障政策などを協議するという。

地下70メートル超の地下鉄駅で異例の会見、ゼレンスキー氏の狙いは
黒海艦隊の司令官逮捕か、責任問われた模様 ウクライナ報道
 ゼレンスキー氏は「手ぶらでウクライナ訪問はできない。ケーキやスイーツの土産も求めていない。欲しいのは武器」と述べた。

 また、米国がウクライナの安全保障の「保証国」になることへの期待感も強調し、「今回の米国の訪問は非常に重要だ。この問題について、実りある議論をするべき時が来た」と述べた。

 他の国家の指導者に向けても…

1905とはずがたり:2022/05/22(日) 12:28:55
おお,こういう動きを大事にしたい。カザフに西からの投資を!
>カザフ…は…対ドイツ戦勝記念日の祝賀パレードを今年は実施しないと表明…ロシアの、ウクライナへの派兵の要請を拒んだとも伝えられ…そしてアゼルバイジャンとの協力を深め、ロシア領を通らずに欧州へエネルギーを供給する計画だと発表

ついにロシアを見限った、かつての「衛星国」たち
Out of Russia’s Orbit
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/05/post-98709.php
2022年5月19日(木)18時42分
エリカ・マラト(米・国防大学准教授)、ヨハン・エングバル(スウェーデン国防研究所)

<プーチン政権とロシアへの反感と抵抗を募らせる、「旧ソ連圏」の国々。今回のウクライナ侵攻には加担せず、餓死や粛清などソ連時代の残虐行為への責任も問う声が一般市民にも広がっている>

隣人と仲良くするのは難しいものだ。とりわけそれがロシアの場合には──。

ウクライナで戦争が始まって以来、かつて「衛星国」と呼ばれた国々が続々とモスクワの重力圏を離れようとしている。

足元でロシアの脅威を感じるモルドバやジョージア(グルジア)から、ロシアに借りのある中央アジアのカザフスタンまで、多くの国がウラジーミル・プーチン大統領率いるロシアから距離を置き始めた。

ソ連時代の親密な関係を再検証する動きもある。かつてのソ連は「みな兄弟」と言っていたが、そんなのは嘘っぱちだと今は誰もが気付いている。みんな対等なんて話は、暴力でソ連が生まれた100年前から嘘だった。

そのソ連が崩壊してから30年を経た今、かつての衛星国の目に映る今のロシアは、単なる厄介な隣人だ。

カザフスタンは先月、5月9日の対ドイツ戦勝記念日の祝賀パレードを今年は実施しないと表明した。ロシアの、ウクライナへの派兵の要請を拒んだとも伝えられている。そしてアゼルバイジャンとの協力を深め、ロシア領を通らずに欧州へエネルギーを供給する計画だと発表した。カザフスタンの外務次官によれば、「仮に新たな鉄のカーテンができても、わが国はその裏側にいたくない」からだ。

ウズベキスタンでは、長らく外相を務めてきたアブドゥラジズ・カミロフが、クリミア半島やドンバス地方を含むウクライナの領土保全を支持すると表明したが、その後に更迭された。おそらく、ロシアからの政治的圧力があったのだろう。キルギスの外相も解任された。こちらもロシア支持を鮮明にしなかったことが理由らしい。

一方、モルドバはロシア産のエネルギーに依存しているが、ウクライナからの避難民を大量に受け入れている。そして女性大統領のマイア・サンドゥは、国内の沿ドニエストル地域における「親ロシア派」の動向を注視し、警戒していると語った。

ロシアがウクライナに侵攻した数日後、モルドバはウクライナやジョージアと並んでEU(欧州連合)への加盟を申請した。モルドバは沿ドニエストル地域を、ジョージアは南オセチアとアブハジアを、今はロシアに占領されている。

民衆も抵抗する機運
これら中央アジアと南カフカス地方の国々では、市民レベルでロシアの戦争への抵抗が続いている。

中小企業が自社製品に「ウクライナに栄光あれ」というステッカーを貼り付けたり、市民団体がウクライナ向けの人道支援物資を集めたりしている。ウクライナ国旗の色と同じ青と黄の服を着て街を歩く市民もいる。侵攻したロシア軍の戦車などに記されたZやVの文字はどこでも嫌われており、その使用を禁じた地域もある。

社会主義を掲げたソ連も結局は植民地主義の大国だったという認識が、今はかつてのソ連圏諸国を連帯させ、これら諸国を再び支配しようとするプーチン政権への反感と抵抗を募らせている。

今のロシアがウクライナやジョージアでやっていることは21世紀版の帝国主義であり、絶対に許せない──。そう思う人は増えていて、それなりの政治的自由がある諸国では、ロシアの優越性を認めない世論が高まる傾向にある。

カザフスタンではスターリン時代に食糧不足で何百万もの国民が餓死しているが、そのことの政治的責任を問う声が、今は一部の学者だけでなく一般市民にも広がっている。同様にジョージアやキルギスでも、ソ連時代に民族派の知識人が粛清された事実の再検証が始まっている。

国際社会では今も、かつてのソ連が地域の、とりわけ中央アジアの近代化を進めたという解釈が根強い。それが世界中で反植民地主義の動きを加速したという評価もある。

だが、その負の遺産を明らかにしたのが今回のウクライナ戦争だ。かつてのソ連と同様、プーチン政権も全体主義であり、支配下にある全ての民族にロシア文化を押し付けようとしている。

1906とはずがたり:2022/05/22(日) 12:29:41
>>1905
もうたくさんだと、旧ソ連圏諸国の人々は思っている。アルメニアでもジョージアでも、キルギスやモルドバ、ウクライナでも数年前から民衆が立ち上がり、ソ連時代から続く「警察国家」の変革を求めてきた。

民衆レベルで反体制の声が高まるのは、それだけ本物の政治参加と自由選挙を求める思いが強まっている証拠だ。いまウクライナ人がロシアの侵略軍と戦っているのも、強権支配を拒んで民主主義を確立するためだ。

低下するロシアの地位
こうした国民の声が高まるなか、過去にすがる独裁的な指導者たちは苦しい。例えばロシアに最も忠実な国ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領。彼は2020年秋からの大規模な民衆の抵抗運動を、プーチンの助けを借りて乗り切ったばかりだ。どうにか体制を維持することはできたが、人々の間には今も不満がくすぶっている。

その証拠に、ロシア軍のウクライナ侵攻が始まって間もない頃、ベラルーシの鉄道労働者はロシアからウクライナへ向かう補給品の運搬を妨害した。この勇敢な行為でロシア軍の計画は狂い、部隊の前進が妨げられた。

中央アジアのカザフスタンはどうか。ロシアと同様、この国でも大統領が権力ピラミッドの頂点に立ち、忠誠と賄賂の見返りに地位や資産を分け与えている。

だが今年1月には国内各地で反政府デモが起き、より民主的な政治体制への転換を迫られている。どんなに長く独裁体制が続いていようと、国民はどこかで立ち上がり、富と権力の公平な分配を求めるものだ。しかも抗議行動の中心はソ連時代を知らない若い人たち。彼らには社会を変える決意と勇気がある。

旧ソ連圏に対するロシア政府の影響力は、既に衰えている。ロシア語を「公用語」として残しているのはベラルーシのみ。アゼルバイジャンは独立直後にキリル文字(ロシア文字)を捨て、ラテン文字に移行した。ウズベキスタンとカザフスタンも同様の移行を進めている。

ロシア主導の「ユーラシア経済同盟」の加盟国はほかに4カ国だけ。軍事同盟である集団安全保障条約機構(CSTO)の加盟国はロシアを含めても6カ国。どちらの組織も存在感は薄く、評判が悪い。

カザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領は1月の反政府デモをCSTOの介入で乗り切ったばかりだが、プーチンの始めた戦争には意外なほど反発している。

衰えたのは政治的影響力だけではない。旧ソ連圏諸国におけるロシア文化の支配的地位も揺らいでいる。若い世代は、文化や世界観が一つだけではないことを知っている。

若い世代は多様で、トルコやアラブ世界、ヨーロッパなどの文化を喜んで受け入れる。伝統的・民族主義的な価値観が残る農村部と、リベラルな思想や価値観を持つ都市部の亀裂も深まっている。ジョージア、カザフスタン、モルドバでは大規模なウクライナ支援デモが行われた。政府が反戦デモを禁止しているキルギスのような国でも、少数の勇敢な活動家が街頭で抗議の声を上げた。

ただし、ロシアから距離を置こうとするこれら諸国が欧米に接近していくとは限らない。中央アジアや南カフカス地域の現政権は、むしろ中国やトルコとの関係強化を望んでいるようだ。

アルメニア、キルギス、タジキスタンなど、ロシアの政治的・軍事的支援に依存する国々は、今後もロシアとの緊密な関係を維持していくだろう。だがそうした諸国の指導者でさえ、ウクライナ侵攻はあの国を「非ナチ化」するためだというプーチンの主張に同意してはいない。

今回の戦争を見て、旧ソ連圏諸国も気付いたのだ。もう、ロシアだけに頼る時代ではないと。

もはや植民地ではない
ロシアの近隣諸国は、もはやロシアのチェス盤の上で動かされる駒ではない。徐々に国際舞台で活躍する主体的な存在になりつつある。そうした国々は多くの地域の勢力との関係維持を目指す。ロシアもEUや中国、トルコ、イランなどと並ぶ隣国の1つにすぎないという位置付けだ。

中央アジアの国々は強国ロシアだけに依存せず、多国間主義を模索し始めた。ウクライナ侵攻支持を迫るロシアの圧力に対抗できたのも、外交上の同盟国を多様化し、自国の主権とアイデンティティーを守ろうとする彼らの長年の努力があってこそだろう。

…中央アジアや南カフカス地方の諸国の国民の多くは、ロシアを歴史的な同盟国としてではなく、大量殺戮を行う好戦的な隣国とみている。

つまり時代は、近隣諸国を「衛星国」と見なし、それらの国々に対するロシアの絶対的支配を再構築したいプーチンの帝国主義的・民族主義的な21世紀版十字軍の味方ではない。ロシアの近隣諸国は、もう昔のような植民地の集合体ではないのだ。

From Foreign Policy Magazine

1907チバQ:2022/05/23(月) 11:17:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e81d031985ffec30e15116a9a4c36058a683fbf
ロシア軍に「責任転嫁と隠蔽」横行か…侵攻長期化、「厭戦」解消に腐心
5/23(月) 8:24配信
読売新聞オンライン
 ロシアのウクライナ侵攻開始から3か月が近づき、プーチン政権は国民に厭戦(えんせん)気分が広がらないよう腐心している。米欧などの経済制裁により物価が上昇し、国民生活に痛みが広がってきた。政権内部では勢力バランスに変化が起きているとの見方も出ている。

ドンバス写真展
21日、モスクワ中心部で開かれているウクライナ東部ドンバス地方の子供たちをテーマにした写真展

 モスクワ中心部の街頭では、露軍が全域の「解放」を目指すウクライナ東部ドンバス地方の子供たちの苦境を示す写真展が開かれている。写真展は国防省系の団体が主催し、プーチン政権の主張を浸透させる狙いがある。

 年金生活者のリュドミラさん(76)は「幼い子も苦しむ原因を作ったのは、ウクライナに介入した米欧だ。軍事作戦はやむを得ない」と話した。

 独立系の世論調査機関が4月末に発表した調査結果では、ウクライナでの犠牲の原因は米国と北大西洋条約機構(NATO)にあるとの回答が57%を占めた。

 米欧の経済制裁により、モスクワのスーパーでは欧州からの輸入品が減った。タマネギやニンジンなどの野菜は1・5倍程度値上がりした。

 露統計局が発表した4月の物価状況によると、乳製品は前年同月比で約1・2倍に上昇。洗剤類や家電は同約1・3倍と、物価高は食品以外でも続いている。

 輸入販売業のラリーサさん(46)は「生活は不便になり不安も大きい。早く作戦(侵攻)は終わってほしい」と嘆いた。

地殻変動?
(写真:読売新聞)

 一方、プーチン氏が国内の安定維持のため重視する軍や治安機関でも地殻変動が始まっているとの指摘が出ている。

 プーチン政権を支えるオリガルヒ(新興財閥)が出資するテレビ局が5月上旬、「勝利の将軍たち」と題した番組を放映した。

 番組では、ウクライナでの軍事作戦の責任者とされる南部軍管区のアレクサンドル・ドボルニコフ司令官らと並び、「軍事機密を統括する人物」として軍参謀本部情報総局(GRU)のウラジーミル・アレクセーエフ副長官を紹介した。

 プーチン政権下では軍や治安機関の出身者が要職を占める。プーチン氏は旧ソ連の情報機関、国家保安委員会(KGB)の出身だ。

 アレクセーエフ氏の台頭は、プーチン氏がKGBの後継組織「連邦保安局」(FSB)よりも、GRUを重用し始めたことを示すとの見方が出ている。

 ただ、軍部も失敗が相次ぐ。英国防省は19日、東部ハルキウ(ハリコフ)を攻略できなかった司令官や、旗艦「モスクワ」が沈没した黒海艦隊の司令官が相次いで更迭されたと指摘し、「責任転嫁と隠蔽(いんぺい)が横行している」との分析を示した。約3か月に及ぶ戦闘では、10人以上の将官が戦死したとされる。

 調査報道で知られるロシア人記者アンドレイ・ソルダトフ氏とイリーナ・ボロガン氏は内部情報に基づき、「プーチン氏が3月下旬に軍事作戦の目的を首都キーウ(キエフ)攻略から東部ドンバス地方の全域制圧に絞ったことへの不満が軍に広がっている」との分析を発表した。

1908チバQ:2022/05/23(月) 11:42:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f16259b305c253326f54133ce45da2093b557eb
マリウポリ「リゾート化を」・学校教育は「ロシア化」進む…支配強化に住民猛反発
5/22(日) 9:55配信

読売新聞オンライン
ウクライナ南東部マリウポリで、破壊されたアゾフスタリ製鉄所の設備(11日、ロイター)

 【キーウ(キエフ)=笹子美奈子】ロシアのプーチン政権がウクライナ南東部の要衝マリウポリの「完全掌握」を発表したことで、ロシアによる支配はさらに強まる見通しだ。一方で地元住民の反発は根強く、抵抗運動も予想される。


 東部ドネツク州の親露派武装集団トップは18日、報道陣に対し、アゾフ海に面したマリウポリを「リゾート化し、完全に復旧する」と述べた。ウクライナ側の抵抗の象徴となったアゾフスタリ製鉄所は解体し、公園や企業集積地として整備する構想も示した。

 学校教育の「ロシア化」も進む。マリウポリの市長顧問は20日、新学期の9月から、市内の学校がロシア史の授業を含むロシアの教育プログラムに移行するとSNSに投稿し、「怒りを覚える」と非難した。

 ロシアは、欧州最大規模の原子力発電所がある南部ザポリージャ州での制圧地域の併合も画策している。

 18日に同州に派遣されたマラト・フスヌリン露副首相は、露軍が3月から占拠するザポリージャ原発について「ロシアのために稼働させる」と主張した。ロシアは制圧地域への電力確保を狙っているとされ、原発がある同州エネルホダルで、ロシアへの併合の是非を問う「住民投票」が準備されているとの情報もある。

 だが、露軍が約6割を制圧したとされる同州では抵抗運動が活発になっており、実施されるか不透明だ。地元メディアによると、クリミアと原発方面やマリウポリを結ぶ輸送網の拠点、南部メリトポリで18日、線路が爆破され、露軍の装甲列車が被害を受けた。16日にも露軍幹部2人が殺害される事件があったという。

露、北欧国境の軍備強化へ
 ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は20日、北欧フィンランドとスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)への加盟申請に対抗し、フィンランドと国境を接する露西部の部隊を年末までに増強する方針を示した。露国防省は、海軍バルト艦隊が年内に30回以上の演習を実施する計画も明らかにしており、加盟の動きへのけん制を強めている。

 ショイグ氏は露西部の状況について、米国を含むNATO加盟国の軍事活動が活発化している点などに触れ、「軍事的な脅威が高まっている」と強調した。

 また、フィンランドとの国境地域を管轄する西部軍管区には12部隊を増設し、計約2000の兵器や車両も配備するとした。1部隊あたりの規模は明らかにしなかった。バルト艦隊が拠点にするロシアの飛び地カリーニングラードには、核兵器を搭載可能な短距離ミサイル「イスカンデル」も配備されている。

 ただ、露軍はウクライナ侵攻で消耗が伝えられており、計画通りに増強が進むかどうかは不透明だ。

1909チバQ:2022/05/23(月) 11:42:22

北欧2国 トルコと電話会談
 【カイロ=酒井圭吾】北大西洋条約機構(NATO)への加盟を申請したスウェーデンのマグダレナ・アンデション首相とフィンランドのサウリ・ニーニスト大統領は21日、加盟に反対するトルコのタイップ・エルドアン大統領とそれぞれ電話会談した。加盟に理解を求めた2国首脳に対し、トルコは自国の主張を改めて伝えた模様だ。

 北欧2国の首脳がエルドアン氏と会談するのは、加盟申請後初めて。トルコのアナトリア通信によると、エルドアン氏はアンデション首相に対し、テロ組織とみなすクルド労働者党(PKK)や関連武装勢力に対して「具体的な措置」を取るよう促した。スウェーデンが2019年からトルコに科している武器禁輸措置の取り下げも求めたという。

 ニーニスト大統領は、NATO加盟によりフィンランドとトルコの関係が強まることを説いたといい、ツイッターに「今後も話し合いは続く」と投稿した。

露企業の会長職 独元首相退任へ
 ドイツメディアは20日、ロシアのプーチン大統領と親交が深いドイツのゲアハルト・シュレーダー元首相(78)が露最大の国営石油企業ロスネフチの会長職を退任すると報じた。シュレーダー氏から任期延長を辞退するとの申し出があったという。

 同氏は1998〜2005年に首相を務め、独露間の天然ガスパイプライン事業「ノルトストリーム」を推進した。ロシアのウクライナ侵攻後、フィヨン元仏首相ら露関連企業で役職を得た欧州元首脳が役員を次々と辞任する中、シュレーダー氏は要職にとどまっていた。

 独誌シュピーゲルによると、独連邦議会の予算委員会は19日、シュレーダー氏の事務所スタッフの人件費(昨年約5400万円相当)など、首相経験者に認める特権の一部を停止する動議を可決した。欧州連合(EU)の欧州議会は19日、シュレーダー氏が露系企業の要職にとどまる場合、制裁リストに加えるようEUに求める決議を採択した。(ベルリン支局 中西賢司)

1910チバQ:2022/05/23(月) 15:25:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/17d847134643678ddd1f361718890a585798f3a2
ロシア、東部要衝制圧へ攻勢…長期化視野に戒厳令・総動員令を90日間延長
5/23(月) 13:22配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【キーウ(キエフ)=上地洋実】ウクライナ東部ルハンスク(ルガンスク)州の知事は22日、SNSで、露軍が同州の要衝セベロドネツク市に、4方向から同時に突入を図ったと明らかにした。ウクライナ軍が防いだという。

 露軍は、東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク州)の制圧を目指しており、ルハンスク州は約9割を制圧した。同州の行政上の中心地、セベロドネツクはウクライナ側に残された重要拠点だ。英国防省は22日、「ロシアが目下、戦術上優先している地域の一つ」と指摘した。

 露軍は同市を包囲しようとしているとみられる。ウクライナ軍参謀本部は22日、「露軍が(隣接する)ドネツク州で我々の軍隊の防衛を突破し、ルハンスク州との州境に到達しようとしている」と説明した。ドネツク州の知事は22日、露軍の攻撃で民間人5人が死亡したと発表した。

 ウクライナ国営通信によると、同国の最高会議(国会)は22日、ロシア侵攻後から続く戒厳令と総動員令を90日間延長すると決めた。これまでは1か月ごとの延長だった。ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、露軍を侵攻開始前の位置まで押し戻す意思を示しており、長期化を見越した措置だ。

 一方、南東部マリウポリの市長の顧問は22日、露軍がマリウポリの出入りに関し、許可証を取得させる制度を導入したと明らかにした。マリウポリは露軍が事実上全域を制圧しており、支配強化が進んでいる。

1911チバQ:2022/05/24(火) 21:55:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a26bd8b257a45896ec4fbd37ed4101c41dac1a7
プーチン氏の威信低下、露に「3つのシナリオ」
5/24(火) 21:25配信

産経新聞
ロシアによるウクライナ侵攻から24日で3カ月が過ぎた。プーチン露政権はウクライナ東部と南部での支配領域拡大を急ぐが、ウクライナ軍が頑強な抵抗を続けており、戦闘は長期化しそうだ。ロシア側の犠牲者増加や経済悪化により、プーチン大統領の威信が低下するとの見通しも強い。今後のロシアにあり得る3つのシナリオを探った。

第1に、プーチン氏がクーデターで失脚する可能性が侵攻直後から指摘されてきた。露連邦保安局(FSB)の匿名職員が在外の人権団体に提供した「内部文書」が根拠の一つとされる。文書は「侵攻は失敗し、クーデターにも発展しうる」とする内容で、英調査報道サイト「ベリングキャット」の露専門家、グロゼフ氏も「文書は実際にFSB職員が書いた可能性が高い」との見方を示した。

FSBでウクライナ問題を担当する「第5局」は、誤った情報を伝えたとしてプーチン氏の怒りを買ったと報じられている。報道によれば、同局の職員約150人が解雇された。英国防省やウクライナ情報当局は最近、プーチン氏が侵攻の遅れにいらだち、露軍の高級将校を相次いで更迭したとも明らかにした。FSBや軍部に反発が蓄積している可能性がある。

第2は、プーチン氏に対する国民の支持が失われるケースだ。侵攻後、プーチン氏の支持率は約8割にのぼるが、どこまで実態を反映しているかは不明だ。

露官製メディアは自国軍の損害を隠蔽(いんぺい)しており、国防省も3月下旬に1351人の戦死を公表して以降は沈黙している。ただ、米英の防衛当局やウクライナ軍は露軍の損失が甚大だと指摘。最近は露国内でも一部メディアや専門家が苦戦に言及し始めた。戦局打開のため、プーチン氏が総動員令を発令して国民の反発を買うこともあり得る。

対露経済制裁などで露国内のインフレ率はすでに前年比20%に達した。露政府も今後の景気悪化と失業者の増加を認めている。

第3は、プーチン氏が忠実な後継者に権力を禅譲し、「院政」を敷くシナリオだ。欧米メディアではプーチン氏の健康不安説がしばしば取り沙汰されており、今月9日の戦勝記念日にはプーチン氏が大統領府職員のコワリョフ氏(36)と親密に話し込む様子が映像で報じられた。コワリョフ氏はプーチン氏と同じくアイスホッケーが趣味といい、一部に「後継候補か」との観測が出ている。

1912チバQ:2022/05/24(火) 21:58:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a3e9e539d1b5f417d6d6b4c713f94ac91ccece3
2030年の万博開催地、ロシアが立候補取り下げ
5/24(火) 18:21配信

CNN.co.jp
(CNN) ロシアは2030年の国際博覧会(万博)開催地への立候補を取り下げた。同国外務省が23日に発表した。

ロシアはモスクワへの万博誘致を目指していたが、外務省は声明で「公正、公平な審査が期待できない」と主張。欧米諸国が国際協力のあらゆる分野からロシアを追放しようとする「大規模な反ロシア運動」により、またひとつ万博というイベントが犠牲になったと述べた。

外務省は同日、立候補の撤回を博覧会国際事務局(BIE)に通知したという。

BIEも通知を受け取ったことを確認。ロシアのミシュスティン首相が、近い将来また立候補したいとの意向を示したことを明らかにした。

30年の開催地は23年、BIE加盟170カ国によって選出される。モスクワ以外にウクライナ南部オデーサ、イタリアの首都ローマ、韓国の釜山、サウジアラビアの首都リヤドが名乗りを上げている。

1913チバQ:2022/05/25(水) 17:52:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/692d88ee3d1e59c2188e7c7789eb6bd5b07ceb5a
モルドバ、親ロシア派前大統領を拘束 国家反逆などの容疑
5/25(水) 11:08配信

AFP=時事
モルドバのイゴル・ドドン前大統領(2019年6月11日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】モルドバの当局は24日、親ロシア派のイゴル・ドドン(Igor Dodon)前大統領を国家反逆や汚職の容疑で拘束し、首都キシニョフにある自宅など12か所を家宅捜索した。検察が明らかにした。


 ドドン氏は2016〜2020年に大統領を務め、公然とロシアから支援を受けていた。2019年には、政治的盟友の新興財閥(オリガルヒ)、ウラジーミル・プラホトニュク(Vladimir Plahotniuc)氏から金銭を受け取った収賄の疑いが持たれている。プラホトニュク氏は2020年に国外逃亡したが、その後、米国入国を拒否された。

 モルドバでは主にルーマニア話が使われているが、少数とはいえ無視できない数のロシア語話者もいる。東部トランスニストリア(Transnistria)には、親ロシア派支配地域「沿ドニエストル・モルドバ共和国」も存在する。政治危機が頻発し、親欧米派と親ロ派の間で定期的に政権交代が起きている。【翻訳編集】 AFPBB News

1914チバQ:2022/05/26(木) 20:09:06
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20220525-567-OYT1T50263.htmlロシア軍、標的の都市を絞って攻勢…ドンバス地方の大規模包囲から戦術転換か
2022/05/26 01:11読売新聞

ロシア軍、標的の都市を絞って攻勢…ドンバス地方の大規模包囲から戦術転換か

24日、ウクライナ東部ルハンスク州で、セベロドネツクの方向に発射された親露派武装集団の榴弾砲(りゅうだんほう)=ロイター 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【キーウ(キエフ)=上地洋実】ロシア軍は25日、ウクライナ東部ルハンスク州の要衝セベロドネツクへ激しい攻撃を続行した。露軍は全域制圧を目指すドンバス地方(ルハンスク、ドネツク両州)で、標的の都市を絞って攻勢をかける姿勢が目立っている。米政策研究機関「戦争研究所」は24日、露軍がドンバスのウクライナ軍全体を大規模に包囲する戦術から転換したとの分析を明らかにした。

 戦争研究所は露軍地上部隊がセベロドネツクの南西約20キロ・メートルまで迫っていると指摘した。進軍速度は遅く、包囲後も攻略に時間がかかるとの見通しを示した。

 ルハンスク州知事は25日、SNSで、セベロドネツクに続く砲撃で市民6人が死亡、8人が負傷したと明らかにした。市郊外では地上戦も繰り広げられているという。ドネツク州知事によると、露軍は同州北部でも攻撃を強化し、24日には、約1万人の住民が残るスビトロダルスクを掌握した。

 英国防省は24日、露軍がセベロドネツク以外の要衝リシチャンスク、ルビージュネを包囲するため攻撃を強化しているとの分析を示した。露軍はこれまで、ドンバス地方の西部を管理するウクライナ軍を広範囲に包囲して孤立させる戦術で全域制圧を狙っていた。

 タス通信によると、セルゲイ・ショイグ国防相は24日、軍事作戦の遅れを初めて認め、「作戦の全任務を達成する」として持久戦を辞さない構えを見せた。

 また、南部ザポリージャ州当局によると、露軍は同州にもミサイルを撃ち込み、民家62棟が損壊し、少なくとも1人が死亡した。

1915チバQ:2022/05/26(木) 20:10:18
https://www.afpbb.com/articles/-/3406543
モルドバ、親ロシア派前大統領を拘束 国家反逆などの容疑
2022年5月25日 11:06 発信地:キシニョフ/モルドバ [ モルドバ ロシア ロシア・CIS ]
【5月25日 AFP】モルドバの当局は24日、親ロシア派のイーゴル・ドドン(Igor Dodon)前大統領を国家反逆や汚職の容疑で拘束し、首都キシニョフにある自宅など12か所を家宅捜索した。検察が明らかにした。

 ドドン氏は2016〜2020年に大統領を務め、公然とロシアから支援を受けていた。2019年には、政治的盟友の新興財閥(オリガルヒ)、ウラジーミル・プラホトニュク(Vladimir Plahotniuc)氏から金銭を受け取った収賄の疑いが持たれている。プラホトニュク氏は2020年に国外逃亡したが、その後、米国入国を拒否された。


 モルドバでは主にルーマニア語が使われているが、少数とはいえ無視できない数のロシア語話者もいる。東部トランスニストリア(Transnistria)には、親ロシア派支配地域「沿ドニエストル・モルドバ共和国」も存在する。政治危機が頻発し、親欧米派と親ロ派の間で定期的に政権交代が起きている。(c)AFP

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1916チバQ:2022/05/26(木) 20:11:36
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220526-OYT1T50156/
ロシア、志願兵の上限年齢を50歳に引き上げ…兵員不足をカバーする狙いか
2022/05/26 16:15
 【キーウ(キエフ)=笹子美奈子】ロシアのプーチン大統領は25日、ウクライナ南部のヘルソン州、ザポリージャ州の住民を対象に、ロシア国籍を取得する手続きを簡素化する大統領令に署名した。一方的に「ロシア化」を進めて実効支配を固定化する狙いで、ウクライナ側は反発している。

 ロシアに5年以上居住する、といった通常の取得要件を撤廃し、身元審査も緩和する。大統領令では「人道目的」だと主張した。ザポリージャ州の親露派「政権」の幹部は25日、ロシア通信に対し、国籍を取得したことを示す身分証明書の発行が数日以内に始まると語った。


 ウクライナ外務省は25日、声明を出し、「露国籍の取得を強制する道を開くもので、ウクライナの主権と領土保全、国際人道法の重大な違反だ」と非難した。

 一方、ロシア通信などによると、ロシアの上下両院は25日、志願兵の年齢上限を撤廃する法案を可決した。プーチン大統領が署名し発効する。

 現在は、志願兵として契約可能な年齢を、露国民は18〜40歳、外国人は18〜30歳と定めている。国防省高官は25日、法改正によって年齢の上限をいずれも50歳まで引き上げると説明した。ウクライナ侵攻に伴う戦死傷者が増え続ける中、兵員不足をカバーする狙いがありそうだ。

 東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク州)では、露軍とウクライナ軍の激しい攻防が続いている。ルハンスク州の知事は25日、SNSで、州の95%が露軍に制圧されたと明らかにした。

1917チバQ:2022/05/26(木) 20:14:05
https://www.asahi.com/articles/ASQ5V0FWBQ5SUHBI054.html
マリウポリの製鉄所、自力で脱出した民間人も 「出てからも地獄」
ウクライナ情勢

ポーランド西部ポズナニ=坂本進2022年5月26日 12時00分

 ロシア軍の激しい攻撃を受けたウクライナ南東部マリウポリの製鉄所「アゾフスターリ」で、3月上旬に逃げ込んだあと、自力で脱出した民間人が複数いたことが、退避者への取材で明らかになった。ロシア軍の砲撃により退避の途中で、亡くなった市民もいたという。

 3月1日から製鉄所の地下シェルターに滞在し、同25日に自力で脱出したセルギイ・ドフノさん(61)が5月24日、避難先のポーランドで朝日新聞の取材に証言した。


 ドフノさんは妻や長男のほか、別の家族ら計9人で地下シェルターを出発。製鉄所内では、別の地下シェルターから出てきたとみられる女性が被弾し、絶命するのを目撃した。製鉄所の出口付近では、ロシア兵とウクライナ兵が地上戦を繰り広げ、戦闘が収まるまで何時間も物陰に隠れたという。

 製鉄所を出た後は、ロシア側の支配地域を抜けるため、野宿などで6日間過ごし、4月1日に国際赤十字委員会のバスでロシア側の支配地域を脱出した。

 ドフノさんは「製鉄所を出てからも地獄だった。体力的に限界を迎え、出会ったロシア兵には『殺してくれ』と頼んだ。今、こうして生きているのは偶然が重なった結果だ」と話した。(ポーランド西部ポズナニ=坂本進)

1918チバQ:2022/05/27(金) 11:18:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/5433e7249795ef2edce506bc0b3ce08b9aeb2df6
露軍、東部ハリコフ攻略へ再び攻勢か ルガンスク州も制圧迫る
5/27(金) 9:49配信

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産経新聞
ロシア国旗

ウクライナ第2の都市、東部ハリコフの中心部で26日、ロシア軍の攻撃により民間人7人が死亡、17人が負傷した。地元当局が通信アプリ「テレグラム」で明らかにした。ハリコフとその周辺ではウクライナ軍の攻勢により露軍の占領地の奪還が進み、市内では24日に地下鉄の運行が再開されるなど市民生活が回復しつつあったが、露側が同市の攻略に向け攻撃を再開した可能性がある。

【表でみる】ロシア・ウクライナが失った兵器の数

露軍が制圧に向けて猛攻を仕掛けている東部ルガンスク州の要衝セベロドネツクをめぐり、同州のガイダイ知事は26日、露軍が同市近郊の高速道路を一時的に掌握したと明らかにした。その後ウクライナ側が奪還したものの、露軍が激しい攻撃を加えているという。ロイター通信が伝えた。

ルガンスク州は露軍が9割超を支配しており、セベロドネツクを制圧すれば事実上同州全域を掌握するとみられている。ガイダイ氏はウクライナ軍が「露側の攻勢を食い止めるために、徐々に後退している」と認めつつ、「個々の戦闘ではなく、戦争に勝つことが重要だ。部隊が前線から後退することは(戦略上)ありうる」と強調した。露側による同市の制圧が迫っているとみられる。

ロイターによるとウクライナのクレバ外相は26日、東部情勢が極めて悪化していると指摘したうえで、国際社会からの武器供与支援の強化が必要だと強調した。

1919チバQ:2022/05/28(土) 20:50:47
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3407177.html
ウクライナ大統領、「あらゆる手」尽くしドンバス死守
2022/05/28 15:20AFPBB News

ウクライナ大統領、「あらゆる手」尽くしドンバス死守

ウクライナ東部ドンバス地方リシチャンスク近郊のウクライナ兵(2022年5月23日撮影)。(c)ARIS MESSINIS / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は27日、国民向けに行っている毎日恒例のテレビ演説で、東部ドンバス地方を死守するために「あらゆる手」を尽くすと明言した。ドンバスではロシア軍の攻撃が激化し、ウクライナ軍は包囲される事態を避けるためにいくつかの要地からの戦略的撤退を検討をしている。

 ゼレンスキー氏は、ロシアが「ドンバスに最大限の迫撃砲と予備兵力を集結」させているとして、「ミサイル攻撃や空爆、何でもありだ」と述べた。

「われわれは今ある防衛力が許す限り、国土を守り続ける」として、防衛力強化のために「あらゆる手を尽くしている」とも述べた。

 ロシア軍は、東部ルガンスク州とドネツク州を含むドンバス地方を完全制圧しようと総力戦を仕掛けている。ゼレンスキー氏は、ドンバスでロシアが「ジェノサイド(集団殺害)」を行っていると非難している。 【翻訳編集】AFPBB News

1920チバQ:2022/05/28(土) 20:51:42
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_europe_PGGQOEJ6WFOU7KBXPM5VCWKHPA.html
プーチン露政権の「身内」から侵攻への批判続々 統制に綻びか
2022/05/28 19:25産経新聞

ウクライナに侵攻したロシアで最近、エリート外交官やプーチン政権に近い軍事評論家、親政権派メディアから侵攻への批判が相次いでいる。侵攻の長期化と露軍の損害拡大が背景にあるとみられ、欧米メディアなどからはプーチン政権の統制に綻(ほころ)びが出ている可能性も指摘される。ただ今後、侵攻に批判的な意見が露社会全体に広がり、プーチン体制を動揺させうるかはなお不透明だ。

在ジュネーブの国連の露代表部に勤務してきた露外交官、ボリス・ボンダレフ参事官は23日、侵攻に抗議するため辞職すると表明。交流サイト(SNS)上で「侵略戦争はウクライナ国民だけでなくロシア国民に対しても犯罪だ」とプーチン政権を痛烈に批判した。

これに対し、ペスコフ露大統領報道官は24日、ボンダレフ氏の見解について「少数意見に過ぎない」と切って捨ててみせた。

しかし、公の場での侵攻批判は最近、ボンダレフ氏以外からもなされている。

5月16日、退役大佐の露著名軍事評論家、コダリョノク氏は国営テレビ番組で「露軍は苦戦しており、今後も状況は悪化する」「作戦はロシアを孤立させた」などと発言。親政権派オンライン新聞「レンタ・ルー」も今月9日、プーチン大統領を「哀れな独裁者」「血みどろの戦争を勃発させた」などと断罪する一連の批判記事を掲載した。

コダリョノク氏は国営テレビでの発言を数日後に事実上、撤回。レンタ・ルーも「記事掲載はごく一部の編集者が無断で行った」とし、記事を削除したが、欧米メディアは一連の動きについて「露政権周辺で侵攻に否定的な声が強まっている」との見方を示した。

強固な統治基盤を築いてきたプーチン政権にとり、周辺から侵攻への批判が出るのは異例の事態だ。ただ、批判が個人レベルの域を出て、社会的な反戦運動や反政権デモにつながるかは現時点では不透明だ。

露世論調査によると、プーチン氏の現在の支持率は約8割で、侵攻への支持率も7割超に上る。政権側の言論圧力や情報統制が行われている中での調査で、実態とかけ離れているとの指摘もあるが、一方で反戦デモなども起きていない。

ただ今後、仮に経済状況の悪化や大規模な徴兵などで侵攻の不利益を多くの国民が実感した場合、反発がプーチン政権に向かい、政権の意思決定に影響を与える可能性も排除されない。

1921チバQ:2022/05/29(日) 20:06:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/907016c8e313eea660b762dbf0c5112faa059495
ロシア、ドネツク州リマン「制圧」 ウクライナは米に反撃兵器要請
5/29(日) 9:30配信

毎日新聞
ロシア国旗=ゲッティ

 ロシア国防省は28日、ウクライナ東部ドネツク州の都市リマンを制圧したと発表した。ウクライナ軍は同地域周辺で防戦一方になっているとみられ、米国などに反撃用の兵器の供与を求めている。


 リマンはルガンスク州の主要都市セベロドネツクから約60キロの距離に位置する鉄道の要衝で、ロシア国防省は28日、ロシア軍と親露派武装勢力が管理下に置いたと発表した。一方、ロイター通信などによると、ウクライナ側はリマンで戦闘が継続していると主張している。

 ロシア軍はルガンスク州の95%を占領しており、AP通信によるとセベロドネツクでは建物の9割が被害を受け、これまでに少なくとも1500人が死亡している。

 ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は28日、ツイッターに「70キロ先から攻撃を受け、反撃する術がない状況は厳しい。ウクライナはロシアを退却させることができるが、効果的な兵器が必要だ」と投稿。ロイター通信によると、米国製の多連装長距離ロケットランチャーの供与を繰り返し求めた。米政府高官はロイターに対し、米国が供与を検討していることを明らかにした。

 ウクライナとロシアの停戦交渉は再開の見通しが立っていない。ウクライナ側の停戦交渉代表を務めるポドリャク氏は通信アプリ「テレグラム」に「ロシアとのいかなる合意も意味を持たない」と投稿した。ゼレンスキー大統領も「交渉相手となり得るのはすべての決定権を持つプーチン大統領のみだ」と述べ、27日に収録されたオランダのテレビのインタビューでも「プーチン氏以外は外相であろうが、何を発言しても意味がない」と語った。【ブリュッセル宮川裕章】

1922チバQ:2022/05/30(月) 09:27:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a32a8742a84e50f71457321db106b6c12942de1
ゼレンスキー氏、治安機関の州トップを解任「防衛のために働かず」
5/30(月) 7:07配信
 ウクライナのゼレンスキー大統領は29日、領土防衛の任務を果たさなかったとして、情報収集や治安維持を担うウクライナ保安局(SBU)のハルキウ州(同国北東部)トップを解任したことを明らかにした。同日、国民向けの演説で明らかにした。

 ゼレンスキー氏は、SBUの同州トップに対し、「侵攻当初からハルキウ防衛のために働かず、自分のことばかり考えていた」と非難した。その動機については、捜査で明らかになるとした。同州当局によると、州の31%がロシア軍に制圧されているという。

 ゼレンスキー氏は同日、同州を訪問して被害状況を視察。前線の兵士も激励した。侵攻以降、ゼレンスキー氏がキーウ(キエフ)州を離れた場所で公に姿を現すのは初めて。東部州ではロシア軍の猛攻が続いており、士気を高める狙いがあったとみられる。

朝日新聞社

1923チバQ:2022/05/30(月) 10:58:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/849d87cc655c5cac332388a4c97cfea23ccd9f06
ゼレンスキー氏、侵攻後初めてキーウ離れる…東部ハルキウ州で兵士激励
5/29(日) 21:17配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【キーウ(キエフ)=渡辺晋】ロシアによるウクライナ侵攻は29日、東部ルハンスク州の要衝都市セベロドネツクを巡って両軍が激しい攻防を繰り広げた。市北東部のホテルを占拠した露軍は制圧に向けて攻勢を強めているが、ウクライナ軍も激しく抗戦している模様だ。

【ウクライナ写真特集】息子の墓に涙の口づけ、地雷で両脚を失った花嫁

 同州のセルヒ・ハイダイ知事は29日午前、SNSを通じ、露軍について「市の深くには前進できていない」との見方を示した。

ウクライナ東部ルハンスク州リシチャンスクから避難し、鉄道に乗る家族(28日)=AP

 ただ、市内に約1万3000人残るとされる住民の退避や物資供給は困難な状況だ。セベロドネツク市の市長は、砲撃のため住民の退避は進まず、医療も限られていると訴えている。

 東部ドネツク州の主要都市スラビャンスクでも警戒が強まり、地元メディアによると、市当局は28日、住民に対し早急に街から退避するよう呼びかけた。

29日、ウクライナ東部ハルキウ州で、兵士らの拠点を訪れたゼレンスキー大統領(左から2人目、ロイター)

 ドネツク州の西隣にあるドニプロペトロウシク州では、露国防省が29日、州内で大規模な兵器庫をミサイルで破壊したと発表した。

 ウクライナ大統領府の発表によると、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は29日、東部ハルキウ州を訪問し、兵士らを激励した。侵攻開始後、キーウ周辺から離れたのは初めてで、ハルキウ市では崩壊した住宅や行政庁舎を視察した。

1924チバQ:2022/05/31(火) 19:31:38
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220530k0000m030218000c.html
「ウクライナにいるロシア軍内で、上官への反抗起きた」 英国防省
2022/05/30 19:38毎日新聞

「ウクライナにいるロシア軍内で、上官への反抗起きた」 英国防省

ウクライナ北東部ハリコフを訪れ、ロシア軍の空爆で受けた被害を視察するゼレンスキー大統領(中央)=2022年5月29日、ウクライナ大統領府提供・ロイター

(毎日新聞)

 ロシアの侵攻が続くウクライナの大統領府は29日、ゼレンスキー大統領が北東部ハリコフ州を視察したと発表した。ロイター通信によると、ゼレンスキー氏が首都と近郊のキーウ(キエフ)州を離れるのは2月24日の侵攻後初めて。

 発表によると、ゼレンスキー氏はハリコフ市の行政庁舎や市北東部の住宅街などを視察。ウクライナ軍の前線の兵士らとも面会し、「国のために命を危険にさらしている。ウクライナの独立を守ってくれて感謝している」などと激励した。

 ハリコフ州知事は、州内の3割が今も露軍の占領下にあり、露軍の攻撃で約2230棟の高層ビルが損壊したことなどを報告。ゼレンスキー氏は、被害にあった建物を修復できるか調査するよう求めたほか、新築の家屋にはシェルターを付ける必要があると指摘した。

 同州では激戦が続いていたが、ウクライナ軍が今月中旬、露軍を国境まで押し戻したと発表した。この日のゼレンスキー氏の訪問後、ハリコフ市では周辺で起きたとみられる爆発音と白煙が確認されたと報じられた。

 東部ルガンスク州の主要都市セベロドネツクを巡る攻防はなお続いている。ロイターなどによると、同州のガイダイ知事は30日、郊外から中心部に向かい露軍が侵攻していると明らかにした。民間人2人が死亡し、5人が負傷したという。

 露軍は同州の95%を占領。AP通信によるとセベロドネツクでは建物の9割が被害を受け、1500人以上が死亡した。ラブロフ露外相は29日、仏メディアに、東部ドンバス地方(ドネツク、ルガンスク両州一帯)の「解放」が「絶対的な優先事項だ」と強調した。

 英国防省は30日発表の戦況分析で、「露軍は中・下級将校の『壊滅的な損失』に苦しんでいるようだ」と指摘。さらに「ウクライナにいる露軍の中で、上官への反抗が起きているという信頼できる複数の報告がある」と明らかにした。

 一方、トルコのエルドアン大統領は30日、プーチン露大統領やゼレンスキー氏とそれぞれ電話協議する。トルコは両国との良好な関係を生かし、仲介役として存在感を発揮している。タス通信によると、エルドアン氏はトルコメディアに「戦争が可能な限り早く平和に終わることを望んでいるが、状況は日を増すごとに悲観的になっている。両大統領と話し、対話や外交の手段を用いるよう促し続けるつもりだ」と述べた。【金子淳、畠山哲郎】

1925チバQ:2022/06/01(水) 19:19:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/f972b60535f2a5d537d359331d3d0c15122ad2f2
ロシア軍内で“銃口を向け合う”一部反乱?ロシア兵音声「撃ってみろ…一緒に吹き飛ぼう」 プーチン“盟友”も戦争非難の動き
6/1(水) 14:21配信
FNNプライムオンライン

ロシア軍の一部で反乱が起きているという情報を、イギリス国防省が明かしました。さらに、ロシア軍の兵士とされる音声からは、末期的ともとれるような状況が浮き彫りになっています。専門家は“内部崩壊”のシナリオもあり得ると指摘しています。


「行かないと撃つぞ!」銃口向けあい軍内部で対立か
これはウクライナ保安庁が公開した、ロシア兵の会話とされる音声です。

ウクライナ保安庁公式Twitterより:
指揮官のやつがここに来たんだよ。やつは僕に聞いたんだ。「任務終了まであとどれくらいだ?」って。僕は「20日と少し」と言った。
そうしたらやつは「じゃあ、この20日間の内に死んでくれ」って

指揮官への不満を募らせるロシア兵。

ウクライナ保安庁公式Twitterより:
うちの大隊は600人いたんだけど、今は215人しかいない。他は死んだか怪我をしている。ほとんど全員が前線に行くのを拒んだ。
すると、ある兵士が、「ほら、殺せよ!」って。そいつは、手榴弾を出してピンを引っ張って言ったんだ、「ほら、撃ってみろよ!一緒に吹き飛ぼう」って。
特殊任務部隊は、僕たちに銃を向けていて、僕たちも彼らに銃を向けたんだ。あと少しで互いを撃ち合うところだった

ロシア軍内部で起きたとみられる、一触即発の事態。
ロシアのウクライナ侵攻から3カ月あまり。イギリス国防省の分析によると、ロシア軍の中級から下級の将校に壊滅的な人的損害があり、さらに、高度な訓練を受けた幹部や権限を持った指揮官が不足して、士気が低下しているといいます。

さらに、火炎瓶が次々と投げ込まれ、炎上しているロシア軍の登録・入隊事務所の映像も。

今、ロシア国内ではこうした軍の登録、入隊事務所への襲撃が相次いでいると、ウクラナメディアなどが報じています。一方、アメリカの戦争研究所は、ロシア軍内部で「大統領府が戦争に勝つために十分なことをしていない」という不満が増えているとしています。

ロシア国内だけでなく、軍内部からも戦争継続への反発の声が漏れているような現状。どのように分析すればよいのでしょうか。

1926チバQ:2022/06/01(水) 19:19:53

フジテレビ・風間晋 解説委員:
どれだけ広がっているか、というのは、はっきりしないところがありますが、想定していた以上に戦争が長期化しているということが、様々な不安や疑問などを呼び起こす事態に繋がっていると思います。ですから最大のポイントは、長期化していて、様々な矛盾が表面化してきているということだと思います

そして、批判の声は意外なところからも上がっているといいます。「プーチンの盟友」といわれる宗教指導者も異論を唱えたと報じられているのです。

プーチン氏の盟友…ロシア正教会の総主教も“戦争非難の動き”
その発言をしているのは、5月に行われた戦勝記念日にも参加していた、ロシア正教会のキリル総主教です。
英・ガーディアン紙によるとキリル総主教は、5月29日、モスクワ中心部にあるハリストス大聖堂で「ウクライナ教会が苦しんでいることを私たちは完全に理解している」と述べました。苦境にあるウクライナへ同情するようなコメントと受け取られています。
ロイター通信によると、キリル総主教は元々、特別軍事作戦を支持してきたことで、ウクライナ正教会が決別を表明していたといいます。そんな中で、今回の発言があったというのです。
なぜ、こうした動きが出てきているのでしょうか。

筑波大学名誉教授の中村逸郎さんに話を聞くと、「ロシア正教会は、国民の7割が信仰する国教。その総主教が発言したことで、これまでプーチン大統領を支持してきた高齢者層にも影響が大きいのではないか」といいます。
また、多くの犠牲者が出ているにも関わらず、戦勝記念日である5月9日までに戦果が上がらなかったことや、ベラルーシなどの旧ソ連諸国からも支援が受けられなかったこと、具体的には、軍事作戦に対する兵士や兵器の供給が受けられなかったことなどがあげられています。

そして、新たな経済制裁の動きも出てきました。

新たな経済制裁を追加 EUは一枚岩か
EUは首脳会議を開き、EU圏内へ船で輸送されている、ロシア産石油の輸入を即時禁輸で合意。この合意の対象は、EUが輸入しているロシア産石油の3分の2にあたる量です。依存が高いハンガリーのパイプライン輸入は対象外となりました。
そして、ロシアの大手銀行「ズベルバンク」を国際送金システムから排除。

今回の経済制裁に対し、EUのミシェル大統領は「ロシアにとって大きな軍事資金源を断った」と話しています。

フジテレビ・風間晋 解説委員:
EU全体で合意できることを優先して、ハンガリーの事情に配慮したということだと思うのですが、ハンガリーはロシアに対してかなりの依存度がある。ただ量的にみると、EU全体がロシアから輸入している原油の量の中に占める、ハンガリーの割合というのは本当に少ないです。ですから、そこに特例を設けることによって、EUが統一してロシアに対するという形を作ったということだと思います

(めざまし8 6月1日放送)

めざまし8

1927チバQ:2022/06/02(木) 22:41:12
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20220602-567-OYT1T50183.html
ロシア軍・ドボルニコフ総司令官の更迭説浮上…2週間姿が確認されず
2022/06/02 18:42読売新聞

ロシア軍・ドボルニコフ総司令官の更迭説浮上…2週間姿が確認されず

アレクサンドル・ドボルニコフ氏(右)=AP 【読売新聞社】

(読売新聞)

 ロシア軍のウクライナ侵攻作戦を統括するアレクサンドル・ドボルニコフ総司令官が更迭されたとの説が浮上している。

 米紙ニューヨーク・タイムズは5月31日、ドボルニコフ氏の姿が過去2週間確認されておらず、任務を続けているかどうか、米当局者の間で臆測を呼んでいると報じた。4月上旬に任命されたばかりだが、陸軍と空軍の連携強化に失敗し続けているという。

 露軍の動向を調査する露独立系団体「CIT」は、総司令官がゲンナジー・ジドコ軍政治総局長に交代したとの分析を明らかにした。ジドコ氏はドボルニコフ氏と同様、シリアでの軍事作戦の指揮経験があるという。

1928チバQ:2022/06/02(木) 22:42:22
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/business/kyodo_nor-2022060201000986.html
ロシア、デフォルト迫る 米欧制裁、市場の信用失墜
2022/06/02 18:52共同通信

ロシア、デフォルト迫る 米欧制裁、市場の信用失墜

ロシア財務省のビル=2021年3月、モスクワ(ロイター=共同)

(共同通信)

 【ワシントン共同】金融業界団体が、ロシア国債の一部で利息が支払われなかったと1日に認定し、ロシアは国家としてのデフォルト(債務不履行)に近づいた。米欧主導の経済制裁でロシアをデフォルトに追い込み、市場での信頼を失墜させて世界経済から分断する包囲網が狭まった。ロシアの外貨建て国債は次回23日と24日に利払い期限を迎える。米国は制裁の一環として投資家の受け取りを制限しており、ロシアは支払いを完了できない可能性が高い。

 ロシア財務省は2日、「必要であれば当事者間で解決し、全ての債務の履行を図る用意がある」と表明した。

1929チバQ:2022/06/02(木) 22:44:13
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-_economy_finance_RBKSGJKGFJLIXMV3NOBM6ECYNY.html
経済苦境は長期化、国際的孤立際立つ 露デフォルト
2022/06/02 17:34産経新聞

ロシアが発行したドル建て国債で利払いの不履行が起きたと認定された。米欧格付け会社が〝正式〟な認定を出せない状況での判断とはいえ、金融市場は既に事態を織り込んでおり、事実上のデフォルト(債務不履行)といえそうだ。信頼回復の道のりは遠く、ロシア経済の苦境はウクライナ危機が収束した後も中長期的に続く懸念が強まった。

デフォルトとは債券の元本償還や利息の支払いが期限通り行われない状態を示す。通常は格付け会社が認定することで債権者との交渉が始まるが、制裁でロシア国債の格付け業務が禁止されたことで、世界の大手金融機関でつくるクレジットデリバティブ決定委員会の判断が注目されていた。

格付け会社が判断しなければ一般的なデフォルト認定とはいえず、ロシア側も支払い能力と意思があると主張しているため、正式な線引きは当面見込めない。

とはいえ、ロシア国債は債券市場で既に不履行を織り込んだ価格で取引されており、市場関係者は「事実上のデフォルトとみなしている」(野村総合研究所の木内登英エグゼクティブ・エコノミスト)。通貨ルーブルの相場も1日、大きな反応はみせなかった。今回の判断は市場の認識を改めて裏付けた形だが、世界経済への影響は限定的だ。

一方、ロシアは国際的信用が失墜し、既に外貨建て債券の新規発行が難しい。通常はデフォルトの結果として陥る資金調達難が現実化しており、正式認定が出るかどうかは今やあまり意味を持たなくなっている。

ただ、ロシア政府がデフォルトを認めない限り信頼回復に向けたプロセスすら始まらず、経済の打撃は相当な長期化が見込まれる。今回のデフォルトがロシアの国際的孤立と暗澹(あんたん)たる将来を決定付ける象徴的な意味合いは、やはり大きい。(田辺裕晶)

1930チバQ:2022/06/06(月) 19:30:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/121a14d655bc49bd127496412b9b1e7807d47f27
プーチン大統領が焦燥? ロシア軍内部で異変 4月上旬に就任の侵攻総司令官を1カ月余で更迭か 国内治安担当幹部らも解任
6/6(月) 17:00配信
夕刊フジ
ロシア国旗

ウクライナ全土の20%を占拠したとされるロシア軍だが、内部で異変が生じているのか。4月上旬に就任したウクライナ侵攻を統括する総司令官の姿が確認できないとして、更迭説が浮上した。プーチン大統領はほかにも軍や国内治安担当部門の幹部らを相次いで解任している。ウクライナ軍の反撃が本格化するのを前に、「焦りの表れ」とみる向きもある。

【表でみる】「終結のあり方」でEU亀裂鮮明

更迭説が持ち上がったのはロシア軍のアレクサンドル・ドボルニコフ総司令官。5月31日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、ドボルニコフ氏が2週間、姿をみせておらず、責任者の地位にあるのか憶測を呼んでいると報じた。

ドボルニコフ氏は2015年にロシアが介入したシリア内戦で指揮を執り、「シリアの虐殺者」と恐れられた。シリアでは多くの民間人が犠牲となり、化学兵器も使用された。

「ロシア連邦英雄」の称号を持つドボルニコフ氏は4月上旬にウクライナ侵攻の総司令官に就任。空軍と陸軍の連携を模索するなど、失敗続きだったロシア軍の戦局打開の役割を担っていた。報道が事実だとすると、わずか1カ月余りでの更迭となる。

筑波大名誉教授の中村逸郎氏は「ドボルニコフ氏はミサイル攻撃で破壊活動を指揮した一方、連携すべき地上戦力側では略奪が起きるなど、統制の乱れも目立つ。後任に愛国主義教育を兼ねる軍政治総局長を務める人物の名前も浮上していることから、規律の立て直しを図る狙いがあるのだろう。ロシア側の焦りを感じる」と分析する。

ロシア軍幹部の去就をめぐっては、ウクライナ第2の都市ハリコフ攻略の失敗を理由に第1親衛戦車軍の中将が更迭されたほか、巡洋艦「モスクワ」が撃沈されたことで、黒海艦隊の副提督を停職処分にしたと英国防省が分析している。

一方、軍トップのゲラシモフ参謀総長のように一時、動向が不明となっていたが、その後、姿を見せた例もある。

ロシア国内でも幹部の解任が相次いでいる。露紙プラウダ(英語電子版)は、プーチン氏が先月30日、内務省の5人の将官と、1人の警察幹部を解任したと報じた。

中村氏はこれに関して、国内の統制に関連した動きとみる。「内務省は、マフィア集団や反社会勢力に近く、市民から賄賂を受け取るなど、腐敗や汚職が進んでいる組織として知られている。ロシア国内で反戦機運が高まる中で、引き締めを強めたものと思われる」

ウクライナでのロシア軍をめぐっては、強制動員された兵士らが「低い士気と劣悪な訓練をさらに悪化させている」と米シンクタンクの戦争研究所が分析している。

ウクライナ側は欧米が供与した兵器が前線に到着する今月中旬以降に反転攻勢に出る構えだ。

前出の中村氏は「ロシア軍は制圧地域で踏ん張る形になるが、士気が低下していることもあり、相当数の損害が出るのではないか」との見通しを示した。

1931とはずがたり:2022/06/07(火) 10:41:53

東部都市、一進一退の攻防 ロシア軍にウクライナ抗戦
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022060400415&g=ukr
2022年06月04日19時25分
2日、ロシア軍とウクライナ軍の戦闘が続く同国東部ドンバス地方の都市セベロドネツクの市街から立ち上る黒煙(AFP時事)

2日、ロシア軍とウクライナ軍の戦闘が続く同国東部ドンバス地方の都市セベロドネツクの市街から立ち上る黒煙(AFP時事)

 【イスタンブール時事】ロシア軍のウクライナ東部制圧作戦で焦点となっているルガンスク州の都市セベロドネツクでは、劣勢のウクライナ軍が一部街区を奪還する動きも見られ、一進一退の攻防が続いているもようだ。ウクライナ軍は4日、セベロドネツク南方で「敵は攻撃に失敗した」と戦果を強調する声明を出した。

【地図で見るウクライナ情勢】ロシア軍侵攻 近隣国に逃れた難民の数

 ウクライナ軍は、ロシア軍がセベロドネツク攻略に向けて部隊を増強し、激しい交戦が展開されているとの認識を表明。セベロドネツクの南方や南西では、ウクライナ側が攻撃を阻んだと主張した。
 ルガンスク州のガイダイ知事は3日、セベロドネツクの市域の70%が一時ロシア軍の手に落ちたものの、反攻によりうち20%で同軍を退けたと強調した。知事は4日、「ロシア軍は犠牲を負いながらもセベロドネツクでの攻撃を続けている」と述べた。

1932とはずがたり:2022/06/08(水) 13:29:27
ぬれた様子ないけど「国後島から泳いできた」…ロシア人を名乗る男性、亡命を希望
2021/08/22 15:38
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210822-OYT1T50064/

 北海道標津町でロシア人を名乗る男性が「国後島から泳いできた」と話し、亡命を求めていることが21日、関係者への取材でわかった。道警が男性に事情を聞いており、今後、札幌出入国在留管理局が経緯を調べる。
ロシア人を名乗る男性が現れた北海道警中標津署標津駐在所(21日、北海道標津町で)

 ロシア人を名乗る男性を発見した標津町の70歳代の町民によると、19日午後5時頃、海岸沿いの中標津署標津駐在所付近をうろうろしている男性を見つけた。男性は20〜30歳代くらいで、紺色のスポーツウェア姿。スニーカーをはき、リュックなどを持っていたという。

 不審に思った町民が声をかけたところ、男性は片言の日本語で「パスポートがない」「国後島」「泳いできた」と説明したという。

 北方領土の国後島から標津町までは約20キロ離れている。町民は「泳ぐことは不可能でないと思うが、海水温は冷たい。ぬれていた様子は全くなかった」と驚いていた。

 札幌出入国在留管理局は、詳しい上陸手段や、男性の身元について確認を進め、上陸を許可するかどうか対応を決めるとみられる。

1933とはずがたり:2022/06/08(水) 14:36:29
ウクライナ、穀物輸出巡るロシアとトルコの会談に「招かれず」…ゼレンスキー氏明かす
2022/06/07 10:28
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220607-OYT1T50100/
ウクライナ情勢

 【キーウ(キエフ)=渡辺晋】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は6日、ロシア軍に黒海沿岸を封鎖され、穀物輸出が停滞している問題に関し、8日に予定されるトルコとロシアの外相会談に自国は招かれていないと明らかにした。有志国の海軍が「護送船団」を組んで航行の安全を確保する方式を軸にトルコや英国、国連などと協議しているとも語った。
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6日、ウクライナ東部ドネツク州の前線付近で榴弾(りゅうだん)砲を放つウクライナ軍の兵士ら=ロイター
ゼレンスキー大統領(AP)

 ウクライナ国営通信などによると、記者会見したゼレンスキー氏は、黒海封鎖の影響で最大2500万トンの穀物輸出が停滞しており、秋には7500万トンに達する恐れがあると説明した。

 セルゲイ・ラブロフ露外相とトルコのメブリュト・チャブシオール外相の会談はトルコ・アンカラで予定されている。米ブルームバーグ通信は6日、両国が南部オデーサ港からの航行の安全を保証する「回廊」の設置で暫定合意したと報じた。これに対し、ウクライナ側はロシアが最終的に合意を履行するかどうかについて、不信感をあらわにしている。

 ウクライナ海軍は6日、露海軍黒海艦隊を沿岸から「100キロ・メートル以上後退させた」と発表した。デンマークなどから供与された対艦ミサイルなどが効果を発揮している可能性がある。

 一方、ウクライナ国防省は6日、情報機関・情報総局のキリル・ブダノフ局長が攻防が続く東部ルハンスク州の要衝セベロドネツクを視察したと発表。ウクライナ軍は、セベロドネツクへの補給ルートを自国軍が確保していると強調した。

 また、ウクライナの内務次官は6日、戦闘に参加している自国兵士は約70万人で、国民のこれまでの死傷者数は約4万人に上っていることを明らかにした。

1934チバQ:2022/06/08(水) 15:03:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8dafc34c1b0597ea0f25f33510046d2239e25cc
要衝で激しい市街戦 ロシア、東部州「97%」制圧 黒海の一部奪還とウクライナ
6/7(火) 17:51配信

時事通信
ウクライナ軍とロシア軍の激しい戦闘で煙が上がるウクライナ東部セベロドネツク=2日(AFP時事)

 【ロンドン時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は6日夜、ビデオを通じて演説し、東部ルガンスク州の要衝セベロドネツクでロシア軍との激しい市街戦が続いていると明らかにした。

 一進一退が繰り返されているもようだが、大統領は同日の記者会見で「ロシア軍は数で勝り、より強力だ」と述べ、苦戦していることを認めた。

 東部ドンバス地方の支配拡大を狙うロシア軍は当面の重点目標として、同地方を構成するルガンスク州全域の掌握を目指しているとされる。タス通信によると、ロシアのショイグ国防相は7日、州の97%が「解放された」と述べ、大部分を制圧したと主張した。

 ゼレンスキー大統領は、セベロドネツクや、川を挟んでその西方にあるリシチャンスクが砲撃などの猛攻にさらされており、両市とも「死の街」と化したと表現した。

 米シンクタンクの戦争研究所の6日の報告書によると、ロシア軍が同日時点でセベロドネツクの大半を押さえているもよう。ただ、「陣地の支配権が頻繁に入れ替わる」状況が続いているようだと報告書は指摘した。ショイグ国防相は7日、セベロドネツクの住宅地域を完全に支配下に置いたと主張。残る工業地域やその周辺の制圧を目指し、作戦を継続していると述べた。

 ゼレンスキー氏によると、ロシア軍はルガンスク州に隣接するドンバス地方ドネツク州でも主要都市スラビャンスクなどに激しい攻撃を加えている。

 一方、ウクライナの国営通信によると、同国海軍司令部は6日、黒海北西部に展開していたロシア艦隊をウクライナ南部沿岸から100キロ以上沖に後退させたと明らかにした。

 黒海北西部にはウクライナ最大の貿易港であるオデッサが面し、ロシア艦隊による海上封鎖の下に置かれている。海軍司令部はこの海域が依然として厳しい状況にあるとしつつ、ロシアによる「完全支配」の一部を奪還したと主張した。

1935とはずがたり:2022/06/08(水) 16:11:19

ロシアのエリートに広がる「ポスト・プーチン」論議 有力後継は【解説委員室から】
https://www.jiji.com/jc/v8?id=202206kaisetsuiin027
2022年06月02日13時00分

リストには3人の名が

 ラトビアに拠点を移したロシアの反政府系メディア、「メドゥーサ」(5月25日)は、ロシアのエリートの間で「ポスト・プーチン」をめぐる議論がますます広がり、後継者の名が静かに話し合われているとし、候補リストにメドベージェフ安全保障会議副議長、ソビャニン・モスクワ市長(63)、キリエンコ大統領府第1副長官(59)の3人が上がっていると報じた。

 モスクワのエリートの間では、ウクライナ侵攻の長期化で悲観論が台頭し、プーチン大統領に直接不満を表明する者もいるという。

 ロシアの新興メディア「レポルチョール」(5月27日)も、4年間大統領を務め、プーチン氏を裏切らなかったメドベージェフ氏が後継ナンバーワンとし、「もともと政権内リベラルだったが、最近はソーシャルメディアで西側に核のどう喝をするなど、後継を意識してタカ派的発言をしている」と分析。政治学者のジュラブレフ地域問題研究所長も「エリートへの利権分配という点で、メドベージェフへの安心感が強い」と述べ、後継1番手に挙げた。
米政府が画策?

 メドベージェフ氏は2012年大統領選で続投を希望したが、現政権を築いた「オーナー社長」のプーチン氏に「代われ」と言われ、やむなく退陣した。プーチン氏の健康不安説で、復権のチャンスと見なしている可能性もある。

 反政府系評論家のワレリー・ソロベイ氏は「バイデン米政権が、親米派・メドベージェフの大統領復帰を画策している」と奇妙な発言をした。メドベージェフ氏はオバマ前米大統領と気質が合い、新戦略兵器削減条約(新START)に調印しただけに、当時副大統領だったバイデン氏が裏で画策するかもしれない。

 キリエンコ氏はクレムリンの政治戦略を担当し、プーチン氏と頻繁に接触。ウクライナ対策の責任者に起用された。1990年代に首相を務め、大統領への野心を持つといわれる。ただし、ウクライナ風の名前がマイナスになる。ソビャニン市長はウクライナ侵攻に関与していないことがプラスに働くが、少数民族出身だ。

 「メドゥーサ」は、「エリートらは後継問題を語っても、大統領に退陣を促せるのは重病だけと認識し、うんざりしながら戦争加担の仕事をしている」と伝えた。どうやら、エリートには宮廷クーデターを起こす気概はなさそうだ。

「後継者として最悪」

 一方、ロシアの通信アプリ「テレグラム」に投稿する謎の「SVR(対外情報庁)将軍」は4月末、「大統領の健康状態が急変した場合、国の運営をパトルシェフ安保会議書記(70)に移管することで2人は一致している。医師は早期外科手術が必要としているが、プーチンは同意していない」とし、「来年はポスト・プーチンの時代になる」と指摘した。

 情報機関出身のパトルシェフ書記は、プーチン氏の最大の腹心。投稿は、強硬派の同書記を「後継者として最悪」としている。しかし、ドンバス地方の独立承認をめぐる2月21日の安保会議公開討議で、パトルシェフ氏とSVRのナルイシキン長官は外交交渉に言及しており、戦争に賛成ではなかった。

 ウクライナ侵攻は、プーチン氏の強烈な歴史観と使命感に基づく個人的プロジェクトで、大半の幹部は内心、反対だったとみられる。

 ただし、憲政上、大統領が職務執行不能に陥った場合、首相が大統領代行になり、3カ月後に大統領選が実施される。首相以外の人物に「権力の移管」はできない。

 現在の首相は、2年前に連邦税務局長官から抜擢されたミシュスチン氏(56)。イデオロギーを持たない経済テクノクラートで、オリガルヒ(新興財閥)の支持がある。同氏が大統領代行になれば、停戦に動きそうだ。

1936とはずがたり:2022/06/08(水) 16:11:32
>>1935
謎の36歳も話題に

 後継問題では、5月9日の対独戦勝記念式典で、プーチン氏と親しげに話す謎の若者が話題になった。大統領府報道部のドミトリー・コワリョフ氏(36)で、父がガスプロム幹部。大統領とはクレムリンのアイスホッケーチームの同僚という。

 コロナ禍で有力閣僚もプーチン氏に近づけない中、親しげに話し、体を支える素振りも見せた。ロシアのSNSや大衆紙のサイトで、「後継候補か」と騒然となった。しかし続報はなく、後継説は消えそうだ。

 ロシアの政治学者は「主要テレビや有力紙は一切報じておらず、イエローペーパーだけだ。政治経験のない若者に大統領が務まるはずがない」と否定した。

 とはいえ、後継者報道がロシアで飛び交うことは、戦争長期化で重苦しい閉塞感が漂う中、変化を望む社会の願望を示唆している。

「院政」のもくろみ

 ロシアでは2年後の2024年3月17日に大統領選が実施される。プーチン氏は当然、5選を狙っていたとみられるが、残酷な侵略戦争で「戦争犯罪人」(バイデン大統領)と指弾され、外交活動が困難になる。2年後は71歳で、健康不安も深まる。

 その場合、プーチン氏は腹心を後継大統領に起用し、自らは国家評議会議長として「院政」を敷くかもしれない。20年の憲法改正で国家評議会は内政・外交の基本方針を策定することが規定され、議長の権限が強化された。

 こうした後継論議が出始めたこと自体、プーチン氏の影響力と威信の低下につながる可能性がある。

【筆者略歴】東京外国語大学ロシア語科卒。時事通信社でモスクワ、ワシントン各特派員や外信部長などを歴任。2012年から現職。「秘密資金の戦後政党史」(新潮選書)、「ジョークで読む世界ウラ事情」(日経プレミアシリーズ)、「独裁者プーチン」(文春新書)など著書多数。

(2022年6月2日掲載)

1937チバQ:2022/06/09(木) 13:10:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/5737da87aff6fe910eae9c391dc5716fb972ea07
地元知事「後退の必要も」 ロ軍、要衝都市で攻撃継続 ウクライナ東部
6/8(水) 20:32配信
時事通信
7日、ウクライナ東部セベロドネツクで、砲撃を受けて立ち上る煙(AFP時事)

 ウクライナ東部ルガンスク州の要衝セベロドネツクをめぐり、ウクライナ軍とロシア軍は8日も攻防戦を展開した。

 ロシアのショイグ国防相はこれより先、同州の「97%」を制圧したと主張。ロイター通信によると、ルガンスク州のガイダイ知事は8日、地元テレビに「ウクライナ軍は後退しなければならないかもしれない」と述べ、セベロドネツクの現状は厳しいとの認識を示した。

 ただ、ウクライナのゼレンスキー大統領は7日夜のビデオ演説で、ルガンスク州を含む東部ドンバス地方で「勇敢な防衛戦が続いている」と強調。ガイダイ氏は後退について「セベロドネツクの放棄を意味するわけではない」としており、防御が堅い地点まで下がって戦線を立て直し、徹底抗戦を続けるという意味だと説明した。

 ルガンスク州全域の支配を目指すロシア軍にとって、セベロドネツク掌握は当面の最重要目標となっている。既に押さえた住宅地域に加え、工業地域などの制圧を目指し、攻勢を強めている。これに対しウクライナ側は、ロシア側の支配下にある南部ヘルソン州で反攻作戦を続けている。

 タス通信によると、ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所でロシア側に投降した1000人以上のウクライナ兵が、捜査のためロシアへ移送された。ウクライナ軍は7日、これまで自軍兵士210人の遺体がロシアから引き渡されたと発表した。大半が製鉄所で死亡したという。

 ゼレンスキー氏は7日の演説で「占領者(ロシア)はわが軍の抵抗がこれほど強いと思っていなかった」と国民を鼓舞。一方で、ロシア軍はドンバス地方に新たな部隊を投入しようとしていると語り、警戒感を示した。

1938チバQ:2022/06/09(木) 17:25:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b21481dcd99dc927b6006790b508bbbbfc64c4b
ロシア大統領側近、南東部を訪問 「編入論」でウクライナ揺さぶり
6/9(木) 13:33配信


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時事通信
ロシア軍が占領したウクライナ南部ヘルソンに掲揚された旧ソ連の戦勝旗=5月20日(AFP時事)

 ロシア軍が占領したウクライナ南部ヘルソンと南東部メリトポリを7日、プーチン大統領の側近、キリエンコ大統領府第1副長官が訪問した。

 政権は2月21日、東部ドンバス地方の親ロシア派支配地域を一方的に独立承認しているが、それ以外の占領地の扱いが焦点で、ロシアへの編入論も飛び交っている。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は、編入に向けた住民投票が強行されれば、停戦交渉に応じないと警告した。編入論はロシアによる揺さぶりの可能性もある。

 キリエンコ氏の訪問に際し、現地の親ロ派政治家からの発言が相次いでいる。ロシア通信によると、ヘルソン州のストレモウソフ氏は、地元の反対で断念したとみられていた住民投票について「(編入に向けて)行われると思う」と説明。ただ、実施目標の時期には言及しなかった。

 メリトポリを含むザポロジエ州のロゴフ氏は「住民投票は今年行われる」と強調。一方、シャルライ氏は「いつどのように行うか検討中。まだ州の約70%しか解放されていない」とし、州都ザポロジエの占領を待つべきだと主張した。

 こうした表明は、プーチン氏の最終決定を待たずして一斉に飛び出したとみられる。8日付のロシア有力紙「独立新聞」は、内外への「プロパガンダ」として利用したものと分析した。

1939チバQ:2022/06/10(金) 09:45:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/7525733ef6a190aa5a720bbd2b8e3a45ca52313b
大統領側近キリエンコ氏に存在感 ウクライナ占領地責任者 「後継者に意欲」見方も・ロシア
6/10(金) 7:09配信

時事通信
ロシア大統領府第1副長官のキリエンコ氏=2020年4月、モスクワ(AFP時事)

 ロシアのプーチン大統領の側近の一人、キリエンコ大統領府第1副長官(59)が存在感を増している。

 ウクライナ侵攻開始後、東部ドンバス地方の親ロシア派などを担当する責任者に就任。7日には南部と南東部の2都市を訪問しており、ロシアへの編入が取り沙汰される占領地の将来のカギを握るとみられている。

 独立系メディア「メドゥーザ」が8日に伝えたところによると、政権で影響力の強い「シロビキ」(軍・治安機関出身者)が9月のロシア統一地方選の延期を主張する中、キリエンコ氏はこれに異を唱え、予定通り実施するようプーチン氏を説得。2人の距離は一層縮まっている。

 「ロシアには使命があり(ウクライナでの)行動は正しい」とも発言。「常に大統領の目の前で喜ばれることを話す」(政権関係者)と評され、プーチン氏の後継者になることに意欲的との見方もあるという。

 キリエンコ氏は5月4日、プーチン氏が「制圧」を宣言していた南東部マリウポリを訪れた。今月7日にはロシア通貨ルーブルの流通が始まった南部ヘルソンと南東部ザポロジエ州メリトポリを現地視察。実効支配の固定化に向けた「住民投票」の可否や時期を探っているもようだ。

 メドゥーザは5月24日にも関係者の話として、政権内部で「プーチン後の将来」が話題になっていると報道。後継者になり得る人物として、モスクワのソビャニン市長、メドベージェフ前首相、そしてキリエンコ氏の3人の名前が挙っていると伝えていた。

 キリエンコ氏はエリツィン政権下の1998年、史上最年少の35歳で首相に就任したが、金融危機を受けて解任。国営原子力企業ロスアトム社長などを歴任した。2016年、内政を統括する第1副長官に着任。15年に暗殺された野党勢力の故ネムツォフ元第1副首相に近かったことでも知られている。

1940チバQ:2022/06/13(月) 17:42:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e0747bf5ab8c40fa2a37baab35ccce9ed39cee9
ウクライナ戦争「2年続く恐れ」 反政権派のロシア元首相
6/13(月) 17:31配信
時事通信
 【パリAFP時事】ロシアのカシヤノフ元首相(64)はAFP通信のビデオインタビューに応じ、ロシアのウクライナ侵攻について、戦争は最高で2年続く恐れがあるとの見解を示した。

 
 カシヤノフ氏は、2000〜04年にプーチン政権の初代首相を務め、首相解任後に反政権派に転じた。2月のウクライナ侵攻開始3日前にプーチン氏が招集した安全保障会議の様子を見て初めて、「戦争があると実感した」と説明。「プーチン氏は既に正気でないように見えた。医学的にではなく政治的な観点からだ」と指摘した。

 カシヤノフ氏は「もしウクライナが陥落すれば、次はバルト諸国だろう」と述べ、ウクライナの勝利が不可欠だと強調。戦争を終結させるためウクライナに領土の割譲を求める意見については、「間違いであり、西側諸国がその道に進まないことを願う」と述べた。

1941チバQ:2022/06/17(金) 08:38:20
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220616-OYT1T50220/
第1次大戦のような消耗戦に…ロシア軍、装甲戦力を「最大3割失った」
2022/06/17 06:42
ウクライナ情勢
 【キーウ(キエフ)=深沢亮爾】ロシアとの停戦協議でウクライナ代表団トップを務めるダビド・アルハミア氏は15日、東部戦線での戦闘が激化し、ウクライナ軍の死傷者が1日あたり最大約1000人に上っていると明らかにした。戦死者は1日に200〜500人も出ているという。

 米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長は15日、ブリュッセルでの記者会見で、露軍が装甲戦力を最大30%失ったと指摘し、「第1次世界大戦のような消耗戦になっている」と述べた。


 露軍が戦力を集中させている東部ルハンスク州の要衝セベロドネツクに関しては、重火器の量で勝る露軍側が「4分の3を掌握した」と述べた。ただ、露軍には補給や指揮命令系統などの課題もあり、ドンバス地方(ルハンスク、ドネツク両州)全域制圧は「不可避とは言えない」との認識も示した。

 ウクライナ軍の制服組トップは15日、露軍がルハンスク州を制圧するため「9方向から同時に攻撃しようとしている」との分析を明らかにした。露軍は、ウクライナ軍が米欧から供与された重火器を本格投入する前に制圧地域を拡大する狙いとみられる。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20220617-OYT1T50008/
マクロン氏「ウクライナは欧州の一員」…仏・独・伊首脳、キーウでゼレンスキー氏と会談
2022/06/17 06:37
ウクライナ情勢
 【パリ=梁田真樹子】フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相、イタリアのドラギ首相は16日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談した。マクロン氏らは、ウクライナが求める兵器の追加供与を進める方針を表明した。

 ロシアの侵攻後、仏独伊の3首脳がウクライナを訪問するのは初めて。会談で3首脳とゼレンスキー氏は、ウクライナの欧州連合(EU)加盟に向け、工程表をまとめる方針で一致した。また3首脳は、黒海を通じたウクライナの穀物輸出再開に向け、露軍に封鎖解除を要求する考えを強調した。


 共同記者会見でマクロン氏は、「我々はウクライナの側に立つ。ウクライナは欧州の一員だ」と強調した。ゼレンスキー氏は、「会談の結果に満足している」と評価した。

 仏独伊は、早期の停戦を重視するスタンスだが、ウクライナとの間には溝もある。マクロン氏は今月上旬、「ロシアに恥をかかせてはならない」と発言し、ウクライナ側から批判された。

 3首脳そろっての訪問には、ウクライナの不信を取り除き、停戦交渉に関与する足がかりとする狙いがあるとみられる。


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