したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

1688チバQ:2022/03/17(木) 00:25:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/734670bb2061482a27ea455ea743a3ee4f1dccee
プーチン氏 自身の〝功績〟帳消しに 1998年の悪夢再び
3/16(水) 20:51配信

産経新聞
ロシアがデフォルトに陥れば、プーチン大統領の前任のエリツィン政権時代の1998年以来の事態となる。ロシアではプーチン氏の大統領就任以降の2000年代、主要輸出産品の原油価格が上昇して経済が急速に回復し、国民生活も安定。ソ連崩壊後の経済的混乱を脱することができた。しかしウクライナに侵攻し、国際社会の厳しい経済制裁を招いた結果、プーチン氏は自らその〝功績〟を帳消しにすることになりかねない。

「各国がロシアの外貨準備を凍結したのは、われわれを〝人為的なデフォルト〟に陥れたいとの考えがあるからだ」。シルアノフ露財務相は14日、そう強弁して責任を海外に転嫁した。

ロシア国民の多くは、1990年代の経済混乱と98年のデフォルトを記憶している。

ソ連の後継国家となったロシアでは90年代初頭、急激な市場経済化にともない未曽有のインフレや不景気に襲われた。状況が落ち着きつつあった97年にはアジアで通貨危機が発生。世界経済が混乱し、主要輸出産品の原油価格も下落したため、ロシアの財政状況は急激に悪化した。

露政府は98年8月、対外債務の支払い停止を発表し、デフォルト状態に陥った。多くの企業や銀行が倒産し失業者が続出。人々は預金を引き出そうと銀行に押し寄せ、多くの人が資産を失った。当時のエリツィン大統領に対する国民の信頼は失墜した。

エリツィン氏の後継者として2000年の大統領選に勝利したプーチン氏は、原油価格高騰の追い風を受ける。ロシアの国内総生産(GDP)成長率は同年、10%を記録し、07年まで年平均7%超の成長を続けた。外資系の大型小売店も相次ぎ進出し、人々の生活様式が変化した。国民はその変化を〝プーチン氏の功績〟と認識した。

今回、再びデフォルトに陥れば、プーチン氏はその功績を消し去ることになる。短期国債の乱発で海外から資金をかき集めていた1998年からロシア経済は様変わりしたが、同氏は自ら危機を引き寄せた。国債の信用失墜はルーブルをさらに下落させ、人々の生活を豊かにしてきた商品の輸入も困難にさせる。すでに多くの外資系企業や店舗はロシアからの撤退を決め、市民は店舗で行列を作り商品を購入している。

98年のデフォルトでは国際通貨基金(IMF)などがロシアに支援の手を差し伸べたが、ウクライナ侵攻で経済制裁を受ける今回は、IMFがロシアを支援する可能性は低い。国民の生活が「物資が不足した90年代の混乱に近い状況に逆戻りしかねない」(大阪商業大学の中津孝司教授)との指摘もあり、社会不安が急速に高まる危険性もある。(黒川信雄)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板