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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

1368チバQ:2020/10/25(日) 22:42:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee78105da0704a99a24f79bc9d907859b5f88b8f
【地球コラム】ベラルーシ大統領、巻き返しか
10/25(日) 17:07配信
「Xデー」前に先手
ベラルーシのルカシェンコ大統領=2020年8月9日、ミンスク

 旧ソ連ベラルーシ大統領選に絡み、長期政権と選挙不正に抗議する大規模デモに直面していたルカシェンコ大統領が9月23日、6期目の就任式を予告なしに強行した。国内は政変の様相を示し、一時は退陣の淵に立たされたものの、ロシアの後ろ盾や助言もあって形勢を挽回したようだ。

〔関連ニュース〕ベラルーシ情勢

 さらなる弾圧を受ける反政権派は、欧州に支援を求めるほかなく、もともと親ロシア的だったベラルーシ国民は民意を無視されたとして、反ルカシェンコに加えて反プーチンの感情を強めている。

 冷戦後も緊張関係にある東西の「緩衝地帯」で、独裁体制が揺らいだ今回の問題。自らの影響圏を確保しようと、欧州とロシアの双方とも長期戦を覚悟し、つばぜり合いを演じている。欧米はようやく対ベラルーシ制裁を発動したが、情勢はこう着状態に陥っており、解決の糸口を見いだすのは容易でない。5期目の任期が法的に切れる11月が退任をめぐる「Xデー」の可能性もあったが、ルカシェンコ政権は就任式の前倒しによって「先手」を打った格好だ。(時事通信社・前モスクワ特派員 平岩貴比古)

引かれた「レッドライン」
道路を封鎖する治安部隊とにらみ合うデモ隊=2020年9月13日、ミンスク

 「ルカシェンコ大統領が8割の得票で6選した」と中央選管が発表した8月9日の大統領選後、疑わしい結果に抗議する国民のデモは連日続き、毎週末には首都ミンスクで最大20万人規模に膨れ上がった。デモの波は大統領の公邸にも押し寄せ、フェンス1枚で治安部隊とにらみ合う場面もあった。

 それでもルカシェンコ政権が倒れないのは、ひとえにプーチン大統領のバックアップがあるからだ。連合国家創設条約を締結しているロシア・ベラルーシ両国の首脳は、8月の混乱のピーク時、連日のように電話会談。プーチン大統領は8月27日放送のロシア国営テレビのインタビューで、軍事支援の要請に応えるため「治安機関要員の予備部隊」を創設したと明かし、デモ隊に実力行使をちらつかせた。

 プーチン大統領はこの中で「情勢がコントロール不可能にならないうち(…)政府庁舎などの占拠が始まらないうちは、予備部隊を使用しない」と条件を説明した。逆に言えば、デモ隊が大統領府や公邸になだれ込めば、実力行使をちゅうちょしないと明言したわけだ。ベラルーシの反政権派や国民も、この「レッドライン(越えてはならない一線)」は理解しているようで、大規模デモ時にも一定の自制を効かせた。ロシアの直接介入を防ぐべく、神経戦も展開された。

 レッドラインを明確に示したことで、混乱が少なくともこれ以上悪化することはないとロシアは踏んだようだ。ルカシェンコ大統領は9月14日、選挙後初めての外遊として、ロシア南部の保養地ソチを訪問した。会談したプーチン大統領は、例の予備部隊をベラルーシ国境近くに展開していたと暴露した上で、撤収させると約束した。


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