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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

1255チバQ:2020/04/01(水) 14:34:17
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020040102000131.html

<新型コロナ>原油安直撃 ロシア政権 福祉予算 不足必至/大統領続投 手続き停滞






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2020年4月1日 朝刊





 【モスクワ=小柳悠志】新型コロナウイルスの流行が、ロシアのプーチン政権を直撃している。政権が重視する福祉政策の財源を支えてきた原油価格が、需要減で急落。プーチン大統領の続投につながる憲法改正手続きも滞っており、プーチン氏が描いたシナリオが狂いつつある。


 プーチン氏とトランプ米大統領は三十日、電話協議でエネルギー市場安定に向けて協調することで一致。ロシア紙によると、トランプ氏は協議の冒頭、極端な原油安は「誰にとっても望ましくない」と述べ、両首脳はエネルギー担当相の間で協議を続けることを申し合わせた。


 ロシアの原油指標は三十日に一バレル=一六・二ドルと、プーチン氏の大統領就任前年の一九九九年の水準まで落ち込んだ。原油急落は新型コロナの流行拡大で世界経済が減速しているのに加え、石油輸出国機構(OPEC)とロシアの協調減産交渉が決裂していることも一因にある。


 プーチン氏は一月の年次教書演説で、出生率向上のための支援や給与底上げなど、生活水準の改善策を打ち出した。ロシアは、原油価格が予算編成時の想定価格を上回った場合、追加税収が「福祉基金」に入る仕組み。ただ、下回った場合は歳入が不足する。


 ロシア政府は二〇二〇年の予算編成で原油価格を一バレル=四二・四ドルと想定しており、現状の原油価格では予算不足は必至。千五百億ドルに達するとされる「虎の子」の福祉基金で不足分を補填(ほてん)するにしても、このままでは六年足らずでなくなる見込みだ。


 新型コロナの流行で、ロシアは四月二十二日に実施予定だった憲法改正の是非を問う全国投票も延期。庶民向けに福祉施策の充実を訴えてきたプーチン氏にとって財政悪化は最大の懸念材料で、プーチン氏の大統領続投を可能とする改憲案への国民の賛意が減る恐れもある。


 ロシア国内で確認された感染者は三十日までに千八百人余り。政府は国境を閉鎖し、国際線の航空便も基本的にすべて停止させているが、人や物流の移動が制限されたことで燃料の需要も低下している。


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