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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

1244チバQ:2020/01/28(火) 11:39:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200127-00000544-san-int

ロシア、プーチン批判勢力が攻勢強める 政権側はスピード改憲で対抗


1/27(月) 16:28配信

産経新聞



 【モスクワ=小野田雄一】ロシアのプーチン大統領が改憲案を提示したことについて、政権の批判勢力は支持基盤拡大の好機ととらえ、「改憲はプーチン体制の永続化につながる」などと攻勢を強めている。これに対し、政権側は異例の速さで改憲を実施する意向だ。批判勢力が改憲阻止へ“共同戦線”を張る前に改憲を済ませ、プーチン氏あが狙う権力構造の変更を早急に既成事実化する狙いがあるとみられている。

 改憲案はプーチン氏が15日の演説で提示した。プーチン氏の狙いは、2024年に控える大統領退任後も実権を保持することにあるとの見方が支配的だ。

 これに対し、反体制派指導者のナワリヌイ氏は20日、自身のウェブサイトで「プーチン氏は永遠に指導者の座にとどまろうとしている」と指摘。「プーチン氏によるこれ以上の権力簒奪(さんだつ)を防ぐ必要がある」とし、抗議デモの実施や選挙闘争を行う方針を示した。

 ナワリヌイ氏は昨年9月のモスクワ市議会選で、有力野党系候補に政権批判票を集中させる「賢い投票」戦術を呼びかけ、与党側の議席減に導いた。今年9月の統一地方選や来年の露下院選でも同様の戦術で、改憲によるプーチン氏の権力保持を牽制(けんせい)する考えだ。

 一方、リベラル政党ヤブロコの創設者、ヤブリンスキー氏は19日、自身のサイトで「党独自の作業部会を設置し、別の改憲案を作成して国民に提示する」と表明。プーチン氏の政敵として長年獄中にあった元石油王、ホドルコフスキー氏も19日、フェイスブックで、改憲阻止のために改憲の及ぼす影響を分析して国民に提示する「憲法会議」を創設すべきだと訴えた。

 ただ、各勢力は政権主導の改憲を防ぐべきだとの主張で一致しているものの、方法論はさまざまで、共闘の動きも現時点では出ていない。その背景には、プーチン氏の真意や改憲後に権力構造がどう変わるかといった見通しが必ずしも明瞭でないことがある。

 そうした中、政権側は異例の速度で改憲を実現する方針だ。改憲案は20日に下院に提出され、23日に第1読会(3段階審議の1番目)を通過。第2読会は2月11日に予定され、改憲の是非を問う国民投票も4月までに行われるとの観測が出ている。露専門家は「政権側の狙いは、批判勢力が結集したり、改憲の本質について国民の理解が追いたりする前に改憲を行うことだ」と指摘している。


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