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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

1222 チバQ :2019/11/08(金) 19:26:52
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201910/CK2019102802000137.html
<プーチンとガス ロシアの資源政策> (上)対欧輸出網 太く長く

2019年10月28日 朝刊


建設が進むロシアと欧州を結ぶガスパイプライン「ノルドストリーム2」=8月撮影、「ノルドストリーム2AG」社提供

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 モスクワ郊外の町、その名もガゾプロボート(ガスパイプライン)。町の博物館に、直径三十センチほどのさびた鋼鉄パイプがある。ソ連時代、一九四六年に稼働したロシア最古の天然ガスパイプラインの一部だ。

 それから七十年余り。ガス輸送網はより太く、長く張り巡らされ、世界各地へ広がる。プーチン政権は、輸出政策を外交圧力に使っていると度々非難される。

 目下、政治と経済の思惑が交錯するのは、ロシアとドイツを結ぶパイプライン「ノルドストリーム2」だ。全長約千二百キロ。数カ月後の完成を目指し、工事は大詰めを迎えている。

 二〇一四年三月のロシアのウクライナ南部クリミア半島併合以降、欧米との関係は決定的に悪化。ウクライナ東部紛争も収束せず、対ロシア制裁は継続中だ。

モスクワ郊外のガス輸送博物館では、最新のパイプライン技術紹介(上)のほか、最古のパイプラインの一部も展示されている(下)=栗田晃撮影

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 その陰で、欧州のロシア産ガス依存は逆に高まる。ロシアの国営企業「ガスプロム」の欧州でのシェアは〇七年の26%から一七年には34%に増加。ノルドストリーム2でさらに拡大する見込み。欧州には域内の生産量減少と原子力、石炭からの燃料移行が進む中、背に腹はかえられない。

 米国は強く反発する。トランプ米大統領は昨年七月、「多くのエネルギーを輸入するドイツはロシアの人質だ」と批判。新たな対ロ制裁もちらつかせ、建設停止を働き掛ける。

 「政治的ではなく、経済プロジェクトだ」。プーチン大統領は十月にモスクワであった資源フォーラムで反論。米国の批判の裏に、自国の液化天然ガス(LNG)を売り込みたい狙いがあると示唆し、「米国からの供給では欧州の需要を満たせない」と言い切った。

 プーチン氏は、欧州側の「制裁疲れ」も見透かす。制裁後に半減した欧州連合(EU)とロシアの貿易高もここ二年は再び増加。ドイツ出身で、欧州ビジネス協会(本部モスクワ)理事長のフランク・シャウフ氏は「欧州とロシアは歴史的に、常に深い協力関係にあった」と主張。取材中、白紙の隅に「制裁」と書き、余白を指して「制裁の占める割合は大きくない。残った部分でビジネスもできる」と話した。

 一方で、制裁の契機となったウクライナでは、ノルドストリーム2の完成で、ロシアから欧州へ続く既存のガスパイプライン経由料を失う可能性がある。年内でロシアとの契約が切れるが、更新交渉はまとまっていない。ガス交渉で追い詰められる中、十月にあった東部紛争の和平交渉では、ロシアが求める親ロシア派支配地域の自治権確立につながる譲歩を迫られた。

 老練に駆け引きを仕掛けるプーチン氏は警告する。「経由がなくなれば、ウクライナへのガス供給もなくなる。無意味な政治闘争はやめて、国民のことを考えるべきだ」

 ◇ 

 国内総生産(GDP)が日本の三分の一程度のロシアを大国たらしめている要因の一つは軍事力、そしてエネルギーだ。中でも生産量世界二位の天然ガスは今後、輸出の柱になるとみられ、欧州へ、中国へ、トルコへとつながる巨大パイプラインが年末から相次いで稼働する。ガス政策から、プーチン大統領の政治手法を読み解く。 (モスクワ・栗田晃)


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