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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

1175チバQ:2019/05/21(火) 10:54:44


https://www.asahi.com/articles/ASM4Q5SRLM4QUHBI01Q.html?ref=yahoo
タレント大統領、「しもべ」の議席ゼロ 人気とは裏腹に
キエフ=喜田尚 2019年4月23日12時30分
キエフの選挙本部で21日、記者の質問に答えるボロディミル・ゼレンスキー氏=AFP時事

 ウクライナ大統領選の決選投票が21日行われ、コメディータレントのボロディミル・ゼレンスキー氏(41)が得票率70%超で、現職のペトロ・ポロシェンコ大統領(53)に圧勝した。政変にロシアが介入したウクライナ危機から5年。政治経験のない新人への期待は、立て直しの遅れに対する国民のいら立ちの表れだが、前途は楽観できない。(キエフ=喜田尚)

 22日午前の開票率94%の段階でゼレンスキー氏の得票率は73%。ソ連からの独立を問う国民投票と同時に行われた1991年12月の選挙でクラフチュク初代大統領が記録した62%を大きく超える。ポロシェンコ氏は24%にとどまった。

 ゼレンスキー氏は21日夜、投票締め切りと同時に出口調査の結果が発表されると、紙吹雪が舞う中で陣営スタッフらと抱き合い、「みなさんを落胆させないと約束する」と話した。マクロン仏大統領やトランプ米大統領が同氏に電話したのをはじめ、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長や欧州連合(EU)のトゥスク首脳会議常任議長らも書簡などで祝意を伝えた。

 ログイン前の続きゼレンスキー氏は既成政治家を批判し、政治の刷新を掲げた。決選投票では第1回投票の2倍以上の票を獲得。その地滑り的圧勝には、ポロシェンコ氏に対する批判票が大きく貢献したことは確実だ。

 2014年2月に親ロシア路線の大統領が市民の抗議で逃亡。反発したロシアが南部クリミア半島を併合し、ウクライナ危機が始まった。

 直後に就任したポロシェンコ氏は欧米各国の支援を受け改革を開始。しかし、財政再建策が国民生活を直撃する一方、汚職対策の歩みは遅く、紛争を短期間で終わらせる公約も果たせなかった。

 ゼレンスキー氏は候補者討論で前回自らポロシェンコ氏に投票したと明かし、「期待を裏切った」と責め立てた。現職に対する国民の落胆の代弁者を見事に演じきった。

ロシア、さっそく牽制
 だが、人気とは裏腹に新政権はポロシェンコ政権よりさらに厳しい環境に置かれることになる。

 閣僚の任命などで議会と大統領の力の均衡を図る現憲法下では、政権の骨格作りにも議会との協力が欠かせない。自身が出演するテレビドラマのタイトルと同名の自身の政党「国民のしもべ」は現在議席ゼロ。10月に予定される議会選に向け、世論調査で他党をリードするが、単独で過半数を確保するのは難しい。

 ポロシェンコ氏は21日夜の会見で現在議会第1党の自身の党が野党にまわることを示唆。一方、第1回投票で敗れたチモシェンコ元首相は返り咲きに意欲的とされるが、既成政治家を否定するゼレンスキー氏が安易な妥協に走れば国民の離反を招きかねない。

 ロシアは18日、ウクライナへの石油輸出を6月から許可制とすることを発表した。ロシアのプーチン大統領はポロシェンコ氏との対話を拒否。選挙期間中も批判を続けてきたが、同氏の敗北が決定的になり、ゼレンスキー氏に対する牽制(けんせい)に転じたとみられる。

 東部の一部を占拠する親ロシア派武装勢力との紛争では、停戦合意の履行を話し合うウクライナ、ロシア、ドイツ、フランスの4カ国首脳会談が16年10月以来開かれていない。ゼレンスキー氏は21日夜、この和平プロセスを重視する考えを強調したが、打開策の国連平和維持活動導入案も暗礁に乗り上げたままだ。ロシアが協議再開に応じるか全く見通せない。

 ゼレンスキー氏は「領土の一体性では妥協は一切しない」と明言する。カーネギー財団モスクワセンター「ロシア内政・政治機構研究プログラム」のアンドレイ・コレスニコフ代表は「プーチン氏はウクライナをコントロールできないことにいら立っている」と指摘。当面、ゼレンスキー氏が望む直接交渉は困難との見方を示す。


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