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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

1154チバQ:2019/03/29(金) 22:51:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190325-00000084-mai-eurp
ウクライナ危機の現場を歩いた(4) 戦闘が奪った味覚 3月初旬@マリウポリ、ドネツク
3/25(月) 22:51配信 毎日新聞
ウクライナ危機の現場を歩いた(4) 戦闘が奪った味覚 3月初旬@マリウポリ、ドネツク
車の周りに集まり、ドネツクから届いた品々を受け取る人々=ウクライナ東南部マリウポリで2019年3月3日、大前仁撮影
 東南部の港湾都市マリウポリは、親露派組織が実効支配するドネツクを訪れる「入り口」の一つとなって久しい。バスや乗り合いタクシーが発着する広場では、奇妙な光景を目にした。

 車のトランクと後部ドアを開けた女性が大声で名前を呼んでは、近づく人に何かを渡していた。一瞬、物資を配給しているのかと思ったが、どうも様子が違う。名前を呼ばれた人たちは、渡された品々を手にして、足早に去っていく。のぞき込んでみると、手渡されたのはシーツやら枕やら、日常品が多いようだ。中にはワイングラスを箱から取り出し、壊れていないのかを確かめている女性も見かけた。

 「ドネツクから着の身着のままで逃げて来た人が多かった。だから現地の知り合いなどに頼んで、自宅に残された身の回りの品物をこちらに送ってもらう人が少なくないのよ」。こう話すのは、ドネツクからマリウポリまで迎えに来てくれた現地助手のヤナ・トカチェンコさん(41)だ。彼女の説明によると、車から取り出した品々を周囲に渡していた女性は一種の運び屋だという。

 ◇ドネツクで飲めなくなったコーヒー

 ヤナさんのようにマリウポリまで来られる人は、ドネツクでは手に入らない品々を購入して持ち帰る。私がマリウポリで彼女と落ち合い、打ち合わせを終えたのは午後9時過ぎだった。これから買い物に行ってくるというヤナさん。興味が湧いたから、何を買うのかを尋ねた。

 まずは、ドネツクでは入手できなくなった種類のコーヒーを買うという。ブランドや種類までは尋ねなかったが、ドネツクの店頭から消えた種類があるようだ。「このコーヒーを飲む度に、ウクライナ(の時代)を思い出すの」と言うヤナさん。ウクライナ政府がドネツクを統治していた5年前までを「歴史の一時」のように淡々と話す。この言葉遣いを耳にするだけでも、ウクライナ東部の人たちの現状認識が伝わってくる。「ドネツクはウクライナの領土であるべきだ」と話すヤナさんだが、行く末については甘い期待を抱いていないようだ。

 ヤナさんがコーヒー以外に買っていくというのが、リンゴと薬である。「今のドネツクでは以前のようなリンゴが手に入らなくなった」そうだ。薬の値段が高くなったし、種類も減っている。だからマリウポリに来る度に購入する生活を続けているという。


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