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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

109チバQ:2014/07/21(月) 20:59:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140721-00000513-san-eurp
クリミア併合4カ月、浮き彫りになる観光業不振 高まる住民不満
産経新聞 7月21日(月)16時30分配信

黒海に面するウクライナ南部クリミア半島の砂浜。ロシアによる併合で海水浴客は激減している=7月10日(写真:産経新聞)
 ロシアが3月に強制併合したウクライナ南部クリミア半島の住民がこの夏、観光客の極端な落ち込みで大きな打撃を受けている。黒海に面するクリミアは、旧ソ連時代から夏の保養先として人気があり、観光はこの地域の主要産業だ。しかし、訪問客の約半分を占めていたウクライナ国内からの観光客が今年、姿を消してしまった。ロシアとの対立激化が主な原因で、観光業に従事する人々は「併合の恩恵はまだ得られていない」と嘆く。観光業の不振は、クリミアが抱える新たな火種となる恐れもある。(クリミア半島、佐々木正明、写真も)

 気候が温暖なクリミアは海水浴用の砂浜が黒海沿岸に点在する。また1945年に米英ソの首脳が戦後処理を話し合ったヤルタや、モンゴルのチンギスハンの末裔(まつえい)がつくったクリミア・ハン国の首都、バフチサライなどに数多くの歴史的遺産が残されており、多くの観光客を引きつけてきた。

 しかし、この保養地を取り囲む環境はロシアの併合により、一変した。地元の観光当局によると、今年上半期でクリミアを訪れた観光客数は約189万人で昨年に比べると約35%減少。繁忙期にあたる7月上旬の調査で、半島内のホテルなどでの宿泊者数は半減していることが判明した。

 地元通信社の編集長、ガイヤナ・ユクセルさんはこの落ち込みについて、3月以降、ウクライナ主要都市とクリミアをつなぐ航空便が、運航中止になっていることを主要因に挙げる。

 現在、クリミアへの発着便は、モスクワなどロシア国内からの便しかない。そのため、これまで地元の観光収入に大きな貢献を果たしてきたトルコや欧州各国の海外観光客も激減。プーチン政権は補助金を出して、クリミア観光促進政策を行っているが、ロシア人観光客の増加だけでは穴埋めにはならない。

 ユクセルさんは「これで、クリミアの観光産業はウクライナ国民なしでは支えられないことが明確になった。最近、こうした事態を地元の行政当局も認めだした」と指摘。今年は、約600万人とされる年間観光客数が半分以下に落ち込む恐れもあると分析する。

 観光収入の減少について、併合賛成派は「いまは、移行期だから仕方がない」と受け止めている。

 土産店で働くタチアナさん(55)は「ウクライナ政府は独立後23年間、われわれに何もしてくれなかった。しかし、プーチン政権は、クリミアの成長戦略を打ち出してくれた。投資効果が出るまで耐えなくてはならない」と語り、将来への希望を抱いている。


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