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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

1038チバQ:2018/08/09(木) 21:29:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180806-00000003-maiall-int
<グルジア紛争>発生10年 アブハジア大統領、独立問題は「決着ついた」 不戦条約呼びかけ
8/6(月) 17:44配信 毎日新聞
 「グルジア紛争」の発生から10年を控え、ジョージアから分離独立を目指すアブハジアのハジムバ大統領(60)は中心都市スフミで毎日新聞と会見した。過去に武力衝突してきたジョージアとの関係について「(再び)戦争をしたり、準備をしたりするのは大変なことだ。お互いの関係を築かなければならないから、不戦条約を結ぶべきだ」と訴えた。

 ジョージアとの境界地域について「アブハジアでも最も平穏な地域となっている」と指摘する。国際社会の大多数がジョージア領の一体性を支持しているが、ハジムバ氏は「この問題には決着がついた」と主張。双方は現在、難民帰還などの問題に限定して協議しているが、「このような状態がこの先も続くとは思えない」と述べ、ジョージアがアブハジアの存在を認め、交渉に乗り出すべきだと唱える。

 2008年の紛争直後にロシアはアブハジアを独立承認し、経済支援の強化に踏み切った。ハジムバ氏は「08年までは投資も安定せず、経済的な関係も築きにくかった」と指摘。その後に「ロシアが積極的に支援してくれたし、アブハジアもその機会を活用したので、独り立ちできるようになった」と話す。歳入は過去3年間で観光業や農業を中心に倍増して50億ルーブル(約88億円)に達し、近年はロシア政府への依存を減らしているという。一方でロシアの民間資本から3年間で10億ルーブル(約17億円)、民族的に近いトルコからは農業分野に特化して1300万ドル(約14億円)の投資を受けていると説明する。

 安全保障分野ではロシアとアブハジアが14年に統一軍設立で合意した。ハジムバ氏はその役割について「ロシアとアブハジアに関する全ての(安全保障の)課題をこなしていく」と言明。統一軍の現状に関しては、お互いの軍が独自の機構を維持しながら、協力の枠組みを作り上げてきたという。アブハジア領内に駐留しているロシア軍や基地の存在については「我々の安全を保障してくれており、人々が平穏に暮らし、経済活動を営ませてくれている」と語る。

 ロシアは06年からアブハジアの住民へ露国籍を与えていることから、彼らがロシアのパスポートを使い、承認されていない国を訪れたりしている。ハジムバ氏は二重国籍についてアブハジアが「サバイバルしていくために必要だった」と話す。

 一方で、アブハジア東部にはジョージア国籍を維持する住民が少ないが、これらの住民は二重国籍の対象外となっている。ハジムバ氏は「アブハジアの法律では(重複する対象は)ロシア国籍だけだ」と指摘。これらの住民は投票権も与えられていないが、「ジョージア国籍の人々の移住を禁じているわけではなく、正常な状態だ」と主張。これらの住民が普通にアブハジアの経済活動に参加しているとも指摘する。

 アブハジアは1992年に起きたジョージアとの紛争と94年の停戦合意を経て、実質的な独立を獲得した。ハジムバ氏は首相(03〜04年)や副大統領(05〜09年)を務めた後、14年の大統領選で初当選した。【スフミで大前仁】


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