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神戸・兵庫・摂播

327荷主研究者:2016/11/19(土) 17:19:50

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201611/0009662787.shtml
2016/11/13 15:40神戸新聞NEXT
ビジネスホテル新設ラッシュ 三宮・元町エリア

神戸新聞NEXT

2018年春の開業に向けて建設が進む「カンデオホテルズ神戸トアロード」(仮称)=神戸市中央区三宮町3

 神戸市内でビジネスホテルの新設計画が相次いでいる。訪日外国人観光客(インバウンド)の増加を背景に、商用客だけでなく、手頃な価格で泊りたい旅行者を取り込む。既存のホテルも積極投資に踏み切っており、中長期的には宿泊ニーズに沿った投資戦略が成否を分けそうだ。(塩津あかね)

 多くの車が行き交う神戸市中央区の加納町交差点。その北側のフラワーロード沿いに、199の客室を擁する「ユニゾイン神戸三宮」(仮称)が2017年秋に誕生する。

 運営会社のユニゾホテル(東京)は、東京や大阪、京都など14カ所でビジネスホテルを展開するが、兵庫県内への進出は初めて。同社の担当者は「近畿三大都市の一つである、神戸にもホテルが必要だった」と話す。

 JR神戸線の高架とトアロードが立体交差する南側では「カンデオホテルズ神戸トアロード」(仮称)が18年春に開業する予定だ。

 東京や静岡、広島など13カ所でチェーン展開。近畿は今のところ空白区だが、来夏に大阪の2カ所で開業させる計画で、神戸はそれに次ぐ進出となる。運営会社は「最上階の展望露天風呂が、近隣のビジネスホテルにない特長」と力を込める。

 ほかにも、利便性の高いターミナル駅近くや観光名所の周辺で、計画がめじろ押しだ。

 JR三ノ宮駅に近い神戸市中央区役所の隣で建設が進むのは「神戸三宮駅前ビジネスホテル」(仮称)。来年11月以降の開業予定で、地上13階(地下1階)の建物に150前後の客室を用意する。

 阪急電鉄が神戸三宮駅に直結する形で建設する高層ビル(29階建て)には、系列の宿泊特化型ホテル「レム」が17〜28階に入居。新ビルが完成する21年のオープンを目指す。神戸を代表する観光スポットの南京町では、全国チェーンの「ドーミーイン」が開業する。時期は未定だが、既に用地を取得済みだ。

■   ■

 ホテル各社が強気の計画を立てるのは、インバウンドの堅調さが背景にある。観光庁によると、総消費額は今年7〜9月に4年9カ月ぶりの下落に転じたが、暦年ベースの訪日客数は10月末で初の2千万人を突破。通年では2400万人程度に達する見込みという。

 旺盛な需要を取り込むため、規模を拡大させる動きもある。

 ホテルモントレ(大阪市)は、宴会場や結婚式場を備えた神戸・生田神社近くのホテルを解体。宿泊特化型に建て替えて今月1日に開業させた。「宿を見つけられず、大阪観光をする客が神戸に流れてくる」(同社)といい、客室数を2・6倍の180室に。宴会場などは近くの既存の姉妹ホテルに集約した。

 こうした動向を受けて、シティーホテルの神戸三宮東急REIホテルは12月から来年度にかけて全235室を改装する。「新しいビジネスホテルは客室も広く、商用客だけでなく観光客も奪われる」(宮崎公之総支配人)として、20年ぶりの本格改装に踏み切る。

■   ■

 観光庁の統計では、兵庫のビジネスホテルの客室稼働率は昨年で80・8%。大阪(86・8%)、京都(83・2%)に比べて低いが、中長期的に客室が足りないとの見方もある。

 日本政策投資銀行関西支店の「宿泊施設の需給予測」によると、神戸市では30年時点で約650室が不足するという。ただ、タイプ別では「シングル・ダブル」が504室の供給過多となる一方、「ツイン以上」は少なくとも1157室が不足すると予測する。

 同支店は「シングル・ダブル中心の低価格帯のビジネスホテルよりも、より広い部屋が求められる。ホテル側もこうした需要を踏まえて投資する必要がある」(企画調査課)としている。


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