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自民党政権綜合スレ

382チバQ:2013/02/17(日) 11:37:44
http://mainichi.jp/select/news/20130217k0000m020081000c.html
G20:「通貨安競争」回避を確認 「円安誘導」にクギ
毎日新聞 2013年02月16日 21時25分(最終更新 02月17日 00時55分)

 【モスクワ清水憲司、坂井隆之】当地で開かれた主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は16日、共同声明を採択して閉幕した。声明は「通貨の競争的切り下げを回避し、競争力強化のために為替レートの目標を設けない」との文章を盛り込み、輸出を増やすため、自国の通貨の価値を引き下げる「通貨安競争」をしないことで一致した。安倍政権の経済政策への直接の批判はなかったものの、「円安誘導」と受け取られる金融緩和を行わないようクギを刺された。

 機動的な財政政策と大胆な金融緩和を組み合わせた安倍政権の経済政策「アベノミクス」導入を機に、急激な円安が進んでいることを受け、G20では通貨問題について活発な議論が交わされた。

 日米などの大規模な金融緩和に対し、新興国などから「事実上の通貨安誘導政策」「通貨戦争の再来」との批判が出ていることを念頭に、共同声明は「金融政策は自国経済の回復を支援しつつ、物価安定に向けられるべきだ」と明記。「競争力強化のために為替レートの目標を設けない」ことも表明し、通貨安を金融政策の目的にしないことを明確にした。

 「市場で決定される為替相場システムに一層迅速に移行する」との原則も改めて強調。対ドルの為替レートを一定範囲に固定している中国などを含め、新興国・先進国双方が自国の都合で為替を意図的に操作しないことを確認した。

 また、先進国の金融緩和で市場に出回った過剰なお金が、新興国に流入してインフレなどを引き起こしているとの不満に配慮し、声明は「国内目的のために実施される政策が他国に与える悪影響を監視し、最小化する」と約束した。麻生太郎財務相は会議後の記者会見で「安倍政権がデフレ不況からの脱却に全力を挙げていると説明し、一定の理解を得られた」と述べた。

 世界経済を巡っては、欧州債務危機が落ち着きつつあることを踏まえ「世界経済のリスクは後退し、金融市場の状況も改善した」との認識を示した。一方で「成長は依然弱い」と指摘。ユーロ圏に成長力強化に向けた一層の取り組みを、日米には財政状況の不確実性を解消するための努力を求めた。先進国が9月のG20首脳会議までに明確な財政再建目標を示す方針も打ち出した。

 G20には麻生氏と白川方明(まさあき)日銀総裁が出席した。

 ◇共同声明の骨子
・世界経済のリスクは後退し、金融市場の信認も改善したが、リスクは残り、成長は依然弱い

・ユーロ圏はより強い経済と通貨同盟、日米は財政の不確実性を解消するため継続的な努力が必要

・先進国は9月のG20首脳会議(サミット)までに信頼できる中期的な財政戦略を策定する

・金融政策は景気回復を支援しつつ、国内物価の安定に向けられるべきだ

・国内目的のために実施される政策が他国に与える悪影響を監視し、最小化に努める

・通貨安競争を回避する。競争力強化のために為替レートの目的とせず、あらゆる形での保護主義に反対


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