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世論調査総合スレッド

528名無しさん:2015/04/12(日) 15:50:24
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015040700886
「戦争終結に必要」=日米世論、依然隔たり-原爆投下から70年

 米国が広島と長崎に原爆を落としてから今年8月で70年。戦後、日米両国は同盟国となり、長い歳月をかけて関係を深めてきたものの、両国民の間にはいまだに原爆投下をめぐる認識の違いが横たわる。
 
 ◇公開イベント
 米ニューメキシコ州にある米軍ホワイトサンズ・ミサイル実験場。砂漠を走る街道沿いのゲートを通り、低木が散在する中を40キロほど進むと、米国が70年前、日本への原爆投下に先立って史上初の核実験「トリニティ実験」を行った「トリニティ・サイト」が姿を現す。
 同サイトで4日、年2回の恒例の公開イベントが行われ、過去最多の約5500人が訪問した。放射能汚染への注意を促すフェンスの外では長崎型原爆「ファットマン」のTシャツやハンバーガーが売られ、中は爆心地の碑やファットマンの模型を背に記念撮影する人でごった返した。
 終戦時は高校生だったというボブ・アスキーさん(85)は碑を見つめながら、「原爆投下のニュースを聞いたときはうれしかった」と振り返った。「投下は戦争を早く終わらせるために必要だった。結果的に数百万人の日本人と米国人の命を救った。それが米国人の歴史だ」と力説する。
 横から話に割り込んできたティム・ギブスさん(49)は「私自身は投下が正しかったのか葛藤がある。しかし、米国人は授業で投下は必要だったと教わる」と説明した。それを裏付けるように、ゲートで受け取った公式の冊子には「原爆は戦争を即時終結に導いた」と書かれていた。
 70年代から公開イベントに関わってきたという元実験場従業員のジム・エクルズさん(65)は「戦争がもう1年続いていたら、日本はソ連の侵攻を受け、ドイツのように分割されていただろう。戦争がああいう形で終わったのは日本にとってもいいことだった」と語った。

 ◇国立公園化
 実験場の北約300キロ。砂漠を見下ろす山の上に、原爆開発計画「マンハッタン計画」の中核を担ったロスアラモス研究所がある。昨年12月、計画の関連施設を国立公園に指定する連邦法が成立。所内と周辺にある施設は年内に「マンハッタン計画国立歴史公園」に生まれ変わる。
 公園化に当たり、広島、長崎両市は「被爆の実相を踏まえ」「決して核兵器を賛美しない」よう求める要請文を送った。公園化の中心となった核遺産財団のシンシア・ケリー代表(69)は「原爆を称賛する公園にはしない。それは何世代もかけて議論すべき問いだ」と約束する。
 ただ、公園の一部となるロスアラモス歴史博物館で働く女性(54)は「戦争終結には打撃が必要だった。押しつけはしないが、私が来館者にたどり着いてほしい結論はそれだ」と本音を隠さなかった。
 7日発表のピュー・リサーチ・センターの世論調査によると、米国人の56%が「原爆投下は正当だった」と回答。知日派の1人は、こうした世論がオバマ大統領の被爆地訪問を難しくしていると指摘する。
 アメリカン大学で歴史学を教えるピーター・カズニック教授(66)は「米国民は原爆投下のほかに戦争終結の方法があったことを知らない」と指摘。関連施設の公開や公園化など記憶継承の取り組みは重要としながらも、「被害者の苦しみを含め、バランスの取れた展示内容にすべきだ。プロパガンダにしてはならない」と語った。(ワシントン時事)(2015/04/07-22:43)


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