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世論調査総合スレッド

1220名無しさん:2018/02/02(金) 09:11:38
>>1219

下落の原因 “ブームの終わり”

18歳の投票率を都道府県ごとに比較すると、新たな事実も見えてきました。衆院選で大きく下がった地域は、都市部に集中しているのです。

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こうした点から、参院選の時のブームが終わったことを指摘する声もあります。

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都立高校で教えている大畑教諭は。

東京の高校生は、新しいものに反応してパッと飛びつきますが、見切りをつけるのも早いです。参院選はメディアでとりあげられる機会も多く、東京(の18歳)は全国で最も高い投票率でした。しかし、そのぶん衆院選での落ち方も激しくなりました。ほかの都市部も同じような傾向になっていることから見ても、ブームが終わったと言えるのではないでしょうか

18歳・19歳は

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では、当事者である18歳・19歳の若者はどう感じているのでしょうか。都内の大学で声をかけてみると…。

“51%が33%に…”という衝撃に、ぴったりあてはまる人がいました。「参院選では投票したけど、衆院選では投票しなかった」と話す19歳の女子大学生です。

参院選の時は?

当時は高校3年生で、母と一緒に初めて投票に行きました。高校では全クラスにポスターが貼られて、授業でも『選挙に行こう』という話をよく耳にしました。友達と話していても『投票に行く? 行った?』など、話題にのぼることが多かったです

衆院選では?

投票に行くのやめました。大学生になると『選挙に行こう』と言われることもなかったし、政党や候補者のことを詳しく知らないので、わからないまま投票するのもどうかなって。投票所の雰囲気や手続きは一度経験して知っていたし、参院選ほど注目されていなかったことも理由の一つです

今後は?

政治が大事なことだとは思いますが、今は『投票に行こう』という気持ちにはならないと感じています。何かのきっかけで再びブームになるとか、大学の授業などで積極的に教えてもらえれば、興味を持つかもしれません

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同じように衆院選で投票しなかった大学生からは、こんな意見も。

「社会経験の少ない若者には政党や候補者の訴えがわかりにくい」
「勝敗がある程度見えていると投票する意義を感じられない」

一方、投票した大学生にも話を聞いてみました。

「ふだんから駅前でよく見かけるなど、頑張っている候補者がいて応援したかった」 「初めて投票したときさまざまな政策を見比べたことで、地域や日本の課題が身近になった」

その中で、気づいたことがあります。

「家族みんなが投票に行くから、自分も行くことが普通」
「親がよく政治のニュースを見ていて、それについて一緒に話すので関心がある」

参院選で初めて投票したあとも、引き続き投票している人の多くが、その理由として、親や家族の影響を挙げているのです。

大切なことは…

51%から33%という衝撃。

18歳選挙権が導入されて、わずか1年余りの間に突きつけられた課題に、どう対処していけばいいのでしょうか。

長年、主権者教育に携わっている明治大学の藤井剛特任教授に聞きました。

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これまでの主権者教育は、多くが模擬投票など、とにかく選挙に行ってみようという内容になっています。これは、参院選の時のように、投票率を上げるという点では一定の効果がありますが、一時的なもので長続きしないと感じます。今後は、自ら判断する力や行動する力を身につけるための教育に、進歩させていく必要があります

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こうした取り組みは、すでに各地で行われています。例えば、大畑教諭は、政治・経済の授業に、ディベートや体験活動などを取り入れることで、生徒が自らの頭で考えて議論する機会を増やしています。「はじめは自分の意見をなかなか言えなかった生徒でも、1年後には見違えるほど成長しています」とうれしそうに話していました。

一方で、18歳選挙権を発展、浸透させていくためには、学校教育だけで十分とは言えません。投票に行った大学生の多くが挙げていたように、家庭での過ごし方も大きな影響を与えていると思います。

「政治や選挙に関心が持てない」

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若者に限った話ではないし、特効薬もありません。日常に根ざした息の長い取り組みが大事だとつくづく感じました。

仲秀和
報道局選挙プロジェクト記者


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