第23回参議院議員選挙（2013年）

968：チバＱ：2013/03/15(金) 23:51:55: http://mainichi.jp/select/news/20130316k0000m010111000c.html
ＴＰＰ:参院選の大きな争点に　野党評価分かれる
毎日新聞　2013年03月15日　23時39分

　安倍晋三首相が環太平洋パートナーシップ協定（ＴＰＰ）の交渉参加を正式表明したことを受けて、ＴＰＰは夏の参院選で大きな争点に浮上しそうだ。ただし、交渉参加に前向きな日本維新の会やみんなの党に対し、民主党は党内に賛否両論を抱えるなど、野党勢は一枚岩ではない。交渉参加は首相官邸主導で進み、野党勢力は攻めあぐねている。

　「遅きに失したとはいえ高く評価したい」

　みんなの渡辺喜美代表は１５日、国会内で記者団に対し、首相の交渉参加表明を歓迎する意向を示した。その上で「中国と対峙（たいじ）する日本にとって、東アジアの多角的な力の均衡を取る意味で大変戦略的だ」と意義を強調。日本維新の会からも「交渉参加は大賛成」（橋下徹共同代表）と積極的な発言が出た。

　これに対し、民主党の海江田万里代表は１５日、記者団に対し「何をもって聖域なき関税撤廃でないか、明らかでない。衆院選公約から見て、国民に大変、不誠実な態度だ」と批判。自民党が先の衆院選で掲げた「聖域なき関税撤廃を前提にする限り、ＴＰＰ交渉参加に反対」との公約との整合性を追及した。

　自民、公明両党に対抗するため、野党勢は参院選での選挙協力を模索している。しかし、争点となるＴＰＰで野党の足並みはそろっていない。民主党内では交渉参加に慎重論が残り、生活の党の小沢一郎代表も１５日、「国民の生命と財産を守る協定では全くない」とのコメントを出した。

　一方、自民党にも火種はくすぶる。ＪＡ全中出身の山田俊男参院議員は政府のまとめた試算で、農業部門の生産額が３兆円減るとしていることについて「不見識極まりない」と批判。石破茂幹事長は「政府と一体となって交渉を進める」と記者団に表明したものの、交渉の行方次第で農林族の不満が表面化する可能性もある。【野口武則、念佛明奈】

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

（画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります）