第23回参議院議員選挙（2013年）

930：チバＱ：2013/03/10(日) 09:15:55: http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20130310/CK2013031002000049.html
参院選候補乱立の可能性　みどりとみんなの調整不透明
2013年3月10日

　みどりの風の谷岡郁子代表（５８）は九日に名古屋市で開いた会見で、七月の参院選愛知選挙区（改選数三）に、みんなの党が候補を擁立せず、みどりの風公認の現職平山誠氏（６０）を支援することへの期待を表明した。みんなの党は新人薬師寺道代氏（４８）を擁立する意向で、両党の調整が進むかは不透明。日本維新の会も公募で候補を選ぶ方針で、各党候補が乱立する可能性もある。

　谷岡氏が、みんなの党の協力を期待するのは、参院埼玉選挙区で七月に改選を迎えるみどりの風の現職行田邦子氏（４７）が、みんなの党の打診を受け入れて党を移るため。「党の功労者だが、円満に移す」（谷岡氏）ことへの見返りに、愛知で協力を得たい考えだ。

　みどりの風の平山氏は比例代表の選出。愛知選挙区から比例代表に移る谷岡氏の後継として出馬するが、埼玉県出身で愛知での知名度は高くない。みんなの党の協力で勝機を見いだす戦略で、谷岡氏は会見で「みんなの党に移る行田氏には、みどりの風から推薦を出したい。それができる環境をつくるには、愛知の話が大きく絡む」と強調した。

　ただ、みんなの党の地元支援者の間では、薬師寺氏擁立を求める声が強い。薬師寺氏が出馬する選挙区は正式には決まっていないが、党関係者は「薬師寺を愛知から出さない選択肢は考えにくい」と漏らす。

　みんなの党とは、維新も全国の各選挙区での選挙協力を模索する。維新は、党公認候補者を公募で選ぶ方針で、県内からも複数が応募した。昨年十二月の衆院選で獲得した県内の比例票は、みんなの党の二倍近くに上っており、愛知での候補擁立を、みんなの党に譲るのは難しいとの声は根強い。

　愛知選挙区では、自民が新人の酒井庸行氏（６１）、民主が現職の大塚耕平氏（５３）、共産が新人の本村伸子氏（４０）の擁立を決めている。

（内田康）

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