第23回参議院議員選挙（2013年）

837：チバＱ：2013/02/20(水) 23:04:56: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130220-00000098-mai-pol
＜参院選＞自民、複数擁立に慎重…維新を警戒、共倒れ懸念
毎日新聞 2月20日(水)21時54分配信

　７月の参院選で全国に六つある改選数３以上の選挙区をめぐり、自民党が複数候補の擁立に慎重姿勢をとっている。民主党の党勢低迷を受け地方組織には複数擁立論もくすぶるが、日本維新の会とみんなの党が積極的に候補を擁立する構えを見せており、自民党執行部は支持票の分散による「共倒れ」を懸念。選挙協力を行う公明党への配慮もあり、「党が完全に復権したわけではない」（石破茂幹事長）との危機意識を強調している。

　自民党がこれまでに複数擁立を決めた選挙区は東京（改選数５）だけ。千葉（改選数３）では現職１人の擁立を決めたが、県連内から２人目の擁立を求める動きが表面化し、県議らが署名を集める事態となっている。石破氏は今月９日に千葉県連大会に出席した際、記者団に「党本部から複数擁立をお願いすることはない」と語った。

　昨年１２月の衆院選比例代表で維新は自民党に次ぐ１２２６万票を獲得。民主党（９６２万票）を大幅に上回っており、自民党執行部は維新など「第三極」の躍進を警戒する。石破氏は５日の記者会見で「総選挙の得票などを考えて複数（当選の可能性が）あっても、擁立はかなり厳しいところもある。組織の混乱は避けなければいけない」と複数擁立を最小限に抑え共倒れを回避する考えを示した。

　改選数３以上の選挙区では、公明党も東京、埼玉（改選数３）、神奈川（同４）、大阪（同４）の４選挙区に候補を擁立する方針。今回から改選数が１増える神奈川では、自民党は衆院選の小選挙区１８のうち１４議席を獲得しており、２人当選も十分視野に入るが、公明党への配慮で複数擁立には動いていない。

　維新や民主の候補と争う中、自民党が複数候補を擁立する混戦となれば、野党を利する可能性もあり、公明党幹部は「議席獲得には自民党の配慮が欠かせない」と語る。【福岡静哉】

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

（画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります）