第23回参議院議員選挙（2013年）

817：チバＱ：2013/02/17(日) 23:36:12: http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130217/stt13021723060004-n1.htm
自民、夏の参院選の擁立で安全運転　強気になれない事情とは…
2013.2.17 23:03 （1/2ページ）

衆院予算委に臨む安倍首相（右）と麻生財務相＝１４日
　夏の参院選に向けた自民党の候補者擁立作業が慎重だ。フジテレビ「新報道２００１」が１４日に実施した世論調査では、安倍内閣の支持率が７０％を超える中、自民党の支持率も４０％に達し、他党が数％にとどまる「１強他弱」の状況となっていても方針変更の考えはないという。昨年の衆院選に全力投球し、参院選の準備がおろそかになったことや、複数区の選挙区では公明党の選挙協力が得られにくいという事情があるようだ。（水内茂幸）

　自民党は１７日現在で、選挙区３３人、比例候補２１人の参院選候補者を公認した。候補が未定の１５道府県については、３月１７日の党大会までに全てを確定させるため作業を急いでいる。

　候補者の擁立作業が遅れているのは、衆院選対策を優先させてきた上に、石破茂幹事長が党改革の一環として「予備選」実施にこだわるのも影響している。

　しかも、改選数３以上の複数区では複数の擁立を避けようとしている。

　安倍晋三首相は１月中旬、河村建夫選対委員長を首相官邸に呼び、「（複数区でも）どんどん出して挑戦してほしい」と複数の候補者擁立を指示した。

　それでも、石破氏ら党執行部は、世論調査で自民党がダントツの強さをみせていても「自民党は完全復調したわけではない」と共倒れを警戒し続ける。

　改選５の東京では、昨年１２月に比例代表で繰り上げ当選した武見敬三氏をくら替えさせ、現職の丸川珠代氏との２人態勢で臨むことにした。

　これに対し、改選４の神奈川、改選３の埼玉、千葉は、公認は１人に絞った。改選３の愛知は２８日の党員投票で決めるが、候補を１人に絞り込む。改選４の大阪も、日本維新の会の勢いを警戒して１人にとどめる。しかも、昨年の衆院選出馬を断念した元国会議員の擁立で調整しているが、府連内に異論が出て、正式には決まっていない。

　選対幹部の一人は「主戦場は（改選１の）１人区だ」とした上で、「公明党との選挙協力もある。単純な話ではない」とし、公明党が独自候補を擁立する改選３以上では複数の擁立が困難だと打ち明けた。

　一方で、比例代表の候補擁立は順調だ。１７日現在で２１人を公認し、目標の２５人擁立まであとわずか。日本遺族会が会員の高齢化で組織内候補の擁立を断念したが、国民新党を支えていた全国郵便局長会（全特）が１４日に自民党からの候補擁立を決定、日本医師連盟も今回は自民党からの擁立を決めた。

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

（画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります）