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第23回参議院議員選挙(2013年)

2907チバQ:2013/07/29(月) 22:01:25
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130727ddlk12010111000c.html
自民2の票層:2013参院選ちば/4 野党の「収穫」 みんな、第三極の存在感 /千葉
毎日新聞 2013年07月27日 地方版

 ◇共産は自民対決軸奏功 2年後の統一選に標準
 参院選が公示された約1週間後。市川市でみんなの党新人、寺田昌弘氏(45)の選挙カーが通り過ぎた。

 「何でも反対の共産党さん、しがらみがある民主党さんとは違います」

 聞こえてきたのは他の野党批判。「高い支持率が続く自民党から票を奪うのは困難」との判断が働いたようだ。

 特に危機感を抱いた相手は共産だった。「無党派が共産に流れている」。陣営は、原発に反対する有権者が、2030年までの原発ゼロを目指すみんなではなく、「原発即時ゼロ」を訴え、東京都議選以降勢いのある共産への支持に傾いていると分析。自民・民主などに加えて共産も強く批判する方針に変更した。

 みんなは当初、反自民・反民主の受け皿の票が割れることを懸念。日本維新の会との選挙協力を進め、維新候補を推薦することとした。しかし、維新の橋下徹共同代表の従軍慰安婦問題を巡る発言を受け、選挙協力は解消。寺田氏の擁立決定は6月に入ってからだ。

 準備不足、知名度不足を補うため「露出作戦しかない」。大票田で無党派層が多いとされる東葛や湾岸地域を中心にフル回転で渡辺喜美代表など党幹部が毎日のように応援に入った。

 「2年後の自分の選挙(統一地方選)を意識し、最後の一人に至るまで死力を尽くせ」

 選挙戦が終盤にさしかかった15日ごろ。党本部からビラ配りなどに奔走する地方議員にメールが届いた。10年参院選で水野賢一幹事長代理が当選した後、みんなの県議や市議は増え、「3年前の参院選と違い地方議員が30人近くいることは大きかった」(選対幹部)

 しかし、票は予想より伸びず、28万票の次点。共同通信の出口調査によると、無党派層の中では、最も多い21%が寺田氏に投票していたが、投票率が10年参院選よりも5・63ポイント低い49・22%となり、特に、力を入れていた湾岸地域の浦安市や市原市などで6〜7ポイント落ちたことが響いた。

 だが、短期間で一定の無党派層への浸透を見せたことで、寺田氏は「悲観することはない」と強調。水野氏も「投票率を十分に高めることができず、票を掘り起こせなかったが、第三極では優位の地位を築けた」と手応えを感じていた。

    ◇
 共産県委員会の幹部は昨年の衆院選以上の手応えを感じていた。街頭を回っていると、「9条を守りたい」と自民支持者から声をかけられることもあった。実際に、新人の寺尾賢氏(37)は毎日新聞の選挙序盤の世論調査で、寺田氏や自民新人の豊田俊郎氏(60)と激しい3位争いを展開する位置にいた。

 自民との対立軸を明確にするため、脱原発や憲法改正反対などを強く訴えた。共同通信の出口調査によると、同様に脱原発などを掲げる社民党支持層は、党県連が支援した民主現職の長浜博行氏(54)と同じ約4割が寺尾氏に投票。今回の構図を「共産対自民」と印象づけたことが功を奏した格好だ。

 結果は約23万票で寺田氏に続く5位だったが、陣営は「知名度が低いところから追い上げた大善戦」と総括。浮揚幸裕県委員長は22日、「京都、大阪、東京など地力があるところは選挙区で当選した。千葉でも地方議員を増やす必要がある」と今後の課題を述べた。

 敗北の中にも次の選挙につながる「収穫」があったみんなと共産は、既に2年後の統一地方選に照準を合わせている。

    ◇

 自民圧勝で衆参のねじれが解消した。森田健作知事は25日の記者会見で「何とか2大政党を作ってほしい」と野党再編の必要性に言及し、「強すぎる与党」に懸念を示した。長引くデフレや財政悪化、人口減少など多くの課題を抱える中、各党の役割が問われている。=つづく


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