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第23回参議院議員選挙(2013年)

2897チバQ:2013/07/28(日) 22:13:24
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130724/plc13072412020008-n1.htm
【「3分の2」時代−政治はどこに向かうか(下)】
TPP交渉スタート 立ちはだかる内なる敵
2013.7.24 11:59 (1/3ページ)[TPP]
 23日朝、マレーシア・コタキナバルのホテルの一室。日本が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉に初めて参加するのを前に、自民党の農林水産関係議員4人が政府の交渉官約100人に向き合った。

 「国益を守るため、しっかりとした交渉をお願いしたい。われわれも一丸となってバックアップする」

 西川公也党TPP対策委員長はハッパをかけた。

 自民党は参院選公約で、TPP交渉の対象となっているコメなど農産重要5分野を「聖域(死活的利益)」と位置づけ、関税を死守できない場合は「脱退もあり得る」と明記した。これを主導したのが西川氏だ。

 交渉に参加できないにもかかわらず現地入りしたのは、安易に妥協しないよう目を光らせるためだった。

 参院選では農協(JA)グループの政治団体「全国農業者農政運動組織連盟」(全国農政連)が推薦する山田俊男氏が、比例代表で党内2位となる約33万票を獲得した。「TPP断固反対」を掲げるJA票の影響力は依然大きく、山形選挙区では県農政連がTPPを理由に自民党の新人候補を推薦せず、みどりの風の現職に僅差に迫られた。

 山田氏は産経新聞の取材に、「交渉で重要5分野の関税を守ることができなかった場合、国会批准での反対もあり得る」と断言した。自身の得票が6年前の参院選から10万票減ったのも「交渉に参加した安倍晋三首相に対する不信感も影響している」と語った。

 サトウキビや乳製品などの産品を抱える北海道や鹿児島県選出の議員にも「地域が壊滅する」との不満がくすぶっている。

 TPP参加に向けた壁として立ちはだかるのは対外折衝だけでなく、参院選でふくれあがった「内なる敵」になるかもしれない。

 首相周辺は「5分野で協議が難航すれば、反対派を説得する余地は狭まる」と懸念する。

 首相は参院選でのねじれ解消により政策決定や外交交渉で「決められる政治」の基盤を得た。今後3年間は本格的な国政選挙は予定されておらず、政策遂行に専念できる環境も整った。

 海外の経済成長を取り込み日本の成長を確保するためにはTPPへの参加は不可欠で、日米同盟を強化する意義も大きい。

 日米の絆を強固にする上で、安全保障面では集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈の見直しも待ったなしだが、そこでもブレーキ役が存在する。行使容認に「断固反対」を唱える公明党だ。

 安倍カラーの一丁目一番地である外交・安保で「強い日本」を築くにはTPPも集団的自衛権の行使容認も待ったなしだが、内なる敵を説得できない限り前には進めない。





 この企画は阿比留瑠比、半沢尚久、坂井広志、水内茂幸、佐々木類(ワシントン)、川越一(北京)、加藤達也(ソウル)が担当しました。


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