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第23回参議院議員選挙(2013年)

2870チバQ:2013/07/25(木) 21:48:02
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1123/20130725_02.htm
激闘・参院選 明と暗(下)防戦の誤算/郊外重点、逆転招く

支持者と握手する岡崎氏(左)。訴えが無党派層に広がらず、議席を失った=23日午前0時ごろ、仙台市青葉区の事務所


◎2議席目、知名度過信

 開票速報が落選を報じた21日深夜、民主党現職岡崎トミ子(69)は仙台市青葉区の事務所で支持者に頭を下げた。
 「仙台でもっと浸透できる戦いをすべきだった」
 口をついて出たのは、みんなの党新人の和田政宗(38)に約3万票差をつけられ、逆転を招いた仙台決戦への悔いだった。

<遊説方針迷い>
 陣営は、逆風下でも知名度の高さで2議席目をつかめると踏んでいた。前半戦は県内各地や労組を地道に回る支持固めを徹底。後半の勝負どころとみた仙台市でも、中心部での街頭演説を抑え、郊外に選挙カーを走らせて長年の支持層に訴える「団地作戦」を展開した。
 最終盤の19日、2度目のてこ入れに入った党幹事長細野豪志がマイクを握ったのも中心部から離れた泉区の街頭だった。「岡トミ危うしと言われている。残る議席を誰が取るべきかを考えてほしい」と必死に訴えた。
 党内きっての人気者の演説に、足を止めたのは約200人。無党派層のうねりを起こした過去の選挙を知る陣営関係者からは、「市中心部なら3倍の人が集まったはずだ」と疑問の声も漏れた。
 3連休中日の14日には、遊説方針をめぐるドタバタ劇もあった。遊説部隊が郊外を回る選挙カー日程を、現場で急きょ変更。青葉区の中心商店街で街頭演説を始めると、陣営幹部が「そこは県外客ばかりだ。団地を回れ」と打ち切らせた。
 中心部対策の強化か、郊外での支持固めか。遊説方針をめぐる迷いは、得意とした無党派層の取り込みがままならない陣営の焦りを、顕著に映し出した。

<県政界に影響>
 頼みとする労組との一体感が十分でないという誤算もあった。
 連合宮城傘下のある産別労組は、比例代表に立った組織内候補への投票呼び掛けを優先し、選挙区の岡崎にあまり触れなかった。幹部は「これまでの選挙で岡崎は票を上積みしてくれる存在だった。今回は党のイメージが悪すぎた」と振り返る。
 何度も県内に風を巻き起こしてきた民主党の顔、岡崎の退場。県政界もその影響を注視する。
 知事の村井嘉浩は22日の定例記者会見で、「ほかの若い現職が落選したのとは意味が違う。民主党の影響力が低下すれば、結果として県政界にもいろいろな影響を与える」と見通した。
 焦点は、村井の3選出馬が濃厚な知事選(10月10日告示、27日投票)に移る。注目されるのは、2009年の前回、自民党出身の村井に対抗馬を擁立した民主党の対応だ。県連幹部は「解党的な出直しが求められており、推して知るべしだ」と擁立の難しさを認める。
 県連で候補者を発掘し、党勢拡大の中心になってきたのは岡崎だった。立役者が国政の場から去る影響は計り知れない。
 県連幹事長の内海太は「絶えず人材を発掘し、逆風でも当選できる候補を地道に育てていくしかない」と言葉を絞り出す。知事選やその先を展望する余裕はまだない。
(敬称略)


2013年07月25日木曜日


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