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第23回参議院議員選挙(2013年)

2863チバQ:2013/07/25(木) 21:04:02
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chubu/news/20130724-OYT8T00104.htm
13参院選 検証 愛知・みんな、無党派つかむ

「敵は共産」維新から転換

 23日午後、愛知県庁で開かれた当選証書授与式に出席したみんなの党の薬師寺道代(49)の顔は少し日に焼け、引き締まったように見えた。「政策を議論していく仲間としてよろしくお願いします」。自民、民主両党の当選者と握手を交わし、初当選の喜びを改めてかみしめた。

 「支援団体を持たない」「しがらみがない」――。そう繰り返した薬師寺の17日間は無党派層を取り込む戦いだった。街頭演説で「女性・母・医師」であることを強調。医療や介護などの政策を訴え、無党派層に「政策実現能力があるという期待感」(陣営幹部)を抱かせることに成功した。

 読売新聞社が21日の投開票日に実施した出口調査によると、無党派層を最も取り込んだのが薬師寺で、全体の23%に上った。同じ第3極勢力の日本維新の会が10%、地域政党・減税日本が9%などで、無党派層への食い込みは顕著だった。

 議席獲得を巡り一番の脅威となったのは、逆に組織力のある共産党だった。

 「目の前の敵は共産党だ」。薬師寺陣営は6月下旬に開いた選挙対策会議で、ターゲットを維新の会から東京都議選で躍進した共産党に切り替えた。同党が「みんなの党は自民党の補完勢力」と繰り返していたことから、打ち消しのために消費増税凍結、原発ゼロなどみんな、共産両党に共通する政策を前面に出す方針も決めた。

 4回も愛知県入りした党代表の渡辺喜美は街頭演説で、「何でも反対の共産党」とこき下ろした。さらに、自ら愛知県知事の大村秀章に薬師寺への選挙協力を要請。陣営事務所での大村との会談を報道陣に公開し、知事との緊密さを無党派層にアピールした。

 「共産や維新に競り勝ったことに意味がある」。渡辺は当選が決まった薬師寺に、そう祝意を伝えた。

 しかし、無党派層頼みには限界もある。薬師寺は2010年参院選の53万票を35万票に減らした。維新の会の党勢減退がなければ、無党派層の行方はさらに混沌(こんとん)としていたとみられる。

 薬師寺は「風に左右されない地盤を作っていかないといけない」と話す。次点と7万6000票差という結果以上の激戦は、党の課題を改めて浮き彫りにした。

    ■  ■

 名古屋市中区の共産党愛知県委員会で23日、次点で敗れた本村伸子(40)と幹部ら十数人による参院選の総括が行われた。「大躍進だ。これを党勢拡大につなげよう」。会議が終始明るい雰囲気に包まれたのは、党全体で非改選と合わせて11に議席を増やしたためだ。

 比例選の県内得票数は10年の17万票から26万票に増えた。「本村の奮闘が比例票の伸びにつながった」。党県委員会からはそうした声が上がり、本村も比例選5議席獲得で「正直ほっとしている」と語った。

 本村は原発再稼働や憲法改正に反対する無党派層の一部の掘り起こしを狙っていたが、期待したほどの票に結びつかず、結果は及ばなかった。党県委員会幹部の一人は「無党派層はあてにならない」と振り返った。

 この日の総括文書は、締めくくりで組織の強化を訴えた。「今回の教訓を踏まえ、党の自力を強める活動に全力をあげる決意だ」(敬称略)

(2013年7月24日 読売新聞)


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