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第23回参議院議員選挙(2013年)

2862チバQ:2013/07/25(木) 21:02:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chubu/news/20130723-OYT8T00162.htm
13参院選 検証 自民の必勝戦略奏功 三重地元出身の候補者 愛知「景気、雇用」最前面



当選報告会で笑顔を見せる吉川有美さんと川崎二郎・自民党三重県連会長(右、22日午前11時46分、津市で)=杉本昌大撮影  三重県は人口が集中する北部と保守地盤が厚い南部の二つの地域に大別される。自民党が「民主王国・三重」に風穴を開けることができたのは、岡田克也前副総理が権勢をふるう北部の切り崩しに成功したためだ。

 「皆さんのお力添えで自民党の議席を取り戻すことができました」

 22日午前、津市の自民党三重県連で開かれた三重選挙区(改選定数1)の当選報告会で、吉川有美(39)は集まった業界・団体、自治体の関係者らに何度も頭を下げた。1998年以来の議席獲得に、吉川の出馬を後押しした県連会長の川崎二郎は意気揚々とあいさつに立った。「北部で岡田さんに負けない候補者を選ぶ。南部は我々の底力で支える。自民党の必勝パターンが確立した」

 川崎が候補擁立にあたってこだわり続けたのが「県北部出身者」ということだった。2011年4月の知事選で北部の三重2区を地盤とする鈴木英敬を擁立し、地元の四日市、鈴鹿両市で大量得票して当選させた成功体験があるためだ。

 しかし、川崎が考える「勝てる候補者」はなかなか見つからなかった。北部の桑名市出身、四日市市の高校卒業という経歴を持つ吉川に白羽の矢が立ったのは、今年3月末だった。

 出遅れによる知名度不足が懸念されたが、南部で民主党現職を圧倒。北部の一部ではリードを許したものの、岡田のおひざ元の四日市市と桑名市で計約7000票の差を付けた。

 北部には自動車産業や電機産業が集積している。川崎は公示直前、「そこで働く人たちが経済政策を評価してくれるかどうかがカギになる」と語った。結果は、安倍政権の経済政策「アベノミクス」への期待感が、岡田の地盤にも広がっていたことが投票に表れた格好だ。「景気のぬくもりが実感できる政策を練り上げていきたい」。川崎は自民党政権の実績を積み重ねることで、王国の切り崩しをさらに進めたい考えだ。

■  ■

 愛知選挙区(同3)でトップ当選した酒井庸行(61)は、同選挙区で史上最多となる105万票を獲得した。今回の自民党圧勝を象徴する驚異的な数字といえる。

 「100万票が重くのしかかっている。腹を据えてこの国のために頑張りたい」

 酒井は22日午前、愛知県岡崎市で支援者らを前にそう頭を下げた。新人の酒井にこれだけの票をもたらしたのは、やはりアベノミクスに対する期待感だ。実際、読売新聞社が21日に行った出口調査で、重視する政策に「景気・雇用」を挙げた人の半数が酒井に投票した。

 昨年末の衆院選圧勝で、県選出衆院議員が1から15に増え、組織選挙が強化されたとの指摘もある。全国の自民党支持率は、衆院選前の25%から今月初旬には44%まで上昇している。

 安倍首相は引き続き景気回復に最優先で取り組む考えだ。景気と密接に関連する消費税率の引き上げに踏み切るかどうかの最終判断が秋に待ち受ける。憲法改正や環太平洋経済連携協定(TPP)など、かじ取りを誤れば支持率低下に直結する難問も山積する。

 県連会長の藤川政人は、自民党の大勝を冷静に受け止める。「期待が大きいだけに、何かあれば民意はころっとひっくり返るものだ」(敬称略)



 参院選は自民党が圧勝し、東海地方でも各選挙区で議席を確保した。民主党の衰退は著しく、第3極政党も伸び悩んだ。政党勢力が「一強多弱」に突入した今回の戦いを振り返った。

(2013年7月23日 読売新聞)


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