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第23回参議院議員選挙(2013年)

2856チバQ:2013/07/25(木) 20:54:12
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20130725/CK2013072502000151.html
浮沈―'13参院選(下)みんな 組織力、地力に課題
2013年7月25日

念願の再選を果たし、支持者から花束を受け取る行田邦子氏(中)=さいたま市大宮区で


 二十一日夜、みんなの党現職の行田邦子(47)が、さいたま市大宮区の事務所で歓喜の渦に包まれながら万歳した後、選対本部長の山内康一がマイクを握り表情を引き締めた。「厳しい戦いだった。行田さんにはこれからの六年間も、後援会づくりや地盤固めに努力してほしい」

 公示直後、得票見通しを計算していた行田陣営幹部の胸に不安が広がった。無党派層の票の取り込みが当落のカギを握る行田だが、投票率は下がると読んでいた。みんな支持者や行田個人の票などを積み上げても、当選ラインに届かない四十五万程度かもしれない−。「組織票を持つ連合が今回ほど怖かったことはない」。この幹部が本音を吐いた。

 行田は今回の参院選で「みんならしからぬ戦い」(陣営幹部)を続けた。みんなが三年前の参院選で埼玉選挙区に擁立した新人は、人通りが多い駅前などで演説をする「空中戦」に徹した。だが、今回は無党派層の多くが自民に流れるとみた行田陣営は小さな集会を積み重ね、じわじわと支持者を増やしていった。

 選挙戦中盤には、さいたま市浦和区の埼玉会館で決起集会を開いた。党政調会長の浅尾慶一郎は「このような箱もの(建物で開く集会)をできるのが行田の強み」と目を細めた。

 しかし行田の得票数は四十八万五千余りと、当初の予想とほぼ同じだった。では勝利の決め手は何だったのか。ある陣営幹部が話す。「さまざまな戦略も用いたし、ブレない党の主張も受け入れられたとは思う。だが、勝因は山根さんが伸び悩んだことに尽きる」。民主党現職の山根隆治(65)の「敵失」でつかんだ薄氷の勝利だった、と分析した。

    ■  ■

 国民の目が参院選の結果に注がれていた二十一日、行田事務所にいた党県支部代表の松本佳和に、この日投開票された三郷市議選でみんなの候補者一人が当選したとの連絡が入った。「また仲間が増えた」。松本は笑顔をみせた。

 みんなの県内の地方議員は現在二十人。結党から日が浅く県支部も三月に設立されたばかりで、組織は脆弱(ぜいじゃく)だ。そこで松本は、党勢拡大を今後の重要課題と位置付ける。当面、一つの自治体に最低でも一議員を誕生させることが目標で「県議団まで組めるようになれば、次の国政選挙で候補を擁立しようという環境もできる」と見通す。

 さらに県支部が望みをかけるのは、日本維新の会などとの連携だ。今回は公示直前に維新との選挙協力が破談となったが、維新は六月末の国会議員団北関東ブロック会議で、各地域の実情に応じて何らかの協力をすると決めた。埼玉では、維新の議員が街頭で行田の応援演説をしたり集会に出席したりはしなかったが、ポスター張りやビラ配りを手伝うなどした。

 松本は、こうした維新との協力が次につながるとみて期待を込める。「できれば国政選挙は候補者の一本化が望ましい。自民、公明がつまずいた時に備え、きちんとした受け皿をつくっておく必要がある」(敬称略)


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