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第23回参議院議員選挙(2013年)

2855チバQ:2013/07/25(木) 20:53:33
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20130724/CK2013072402000139.html
浮沈―'13参院選(中)自民・公明 選挙協力の果てに
2013年7月24日

史上最多得票でトップ当選を果たし、地元支持者に笑顔であいさつをする古川俊治氏=さいたま市岩槻区で


 「百万票を超えるなんてバブル、アベノミクスバブルだ。安倍(晋三)さんの経済政策への期待でこんなに伸びただけで、実体はない」

 投開票から一夜明けた二十二日。自民党県連の関係者は、再選した自民現職の古川俊治(50)の結果をこう表現した。百万七百二十五。古川の得票数は参院選の埼玉選挙区では史上最多となり、全国の選挙区でも百万を超えたのは五人しかいない。陣営が歴史的大勝に沸く中で、自民の重鎮県議の一人が打ち明けた。「たまげた。オレは何も選挙運動しなかったのに」

    ■  ■

 選挙戦終盤の十七日、東松山市の東武東上線東松山駅前。古川とともにマイクを握った地元選出の自民衆院議員、山口泰明が力を込めた。

 「古川さんには何としても百万票を突破してほしい。そして、推薦している矢倉さんにも二番手に入っていただきたい」

 自民党本部は埼玉で「与党で二議席」を目指し、公明党新人の矢倉克夫(38)を推薦した。自民が公明候補を推薦したのは埼玉選挙区だけで、参院選では過去に例がなかった。同じ選挙区で争うライバルへの推薦に古川は「不服だ」と公言していたが、山口は古川本人の目の前で、矢倉への投票も呼び掛けた。

 安倍内閣の高い支持率を背景に、古川は公示前から圧勝が予想されていた。選挙運動の核となる自民の衆院議員や県議らには、古川よりも矢倉への支援に熱を入れる姿も目立った。

 もし「アベノミクスバブル」がはじけ、次の衆院選や県議選で自民に逆風が吹けばどうなるか。自民の立候補予定者にとっては、公明の組織票を融通してもらえるかどうかが当落を左右しかねない。特に無党派層が多い都市部の自民議員は、公明とは「持ちつ持たれつ」の関係だ。「矢倉さんに自民党推薦がついたので、自分の支持者にも頼みやすくなった。『家族の一人は矢倉さんにお願いします』って」。ある自民衆院議員はそう話した。

 結果は古川一位、矢倉二位で当選だった。自公の思惑通りとなったが、別の衆院議員がつぶやいた。

 「今回の参院選では、自公協力に振り回された。悲しいけど自民党は、衆院選の小選挙区では公明党の協力なしでは戦えない。結局は自分が強くならなければ、どうにもならない」

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 二十一日夜。さいたま市南区の矢倉事務所は、支持者たちの歓喜の渦に包まれていた。「政治を安定させてほしいという有権者の期待が、埼玉での自公二議席につながった」。埼玉選挙区選出の参院議員で、公明県本部代表の西田実仁から笑みがこぼれた。

 初当選した矢倉の得票数は五十九万九千余り。公明の基礎票は県内で四十数万とされており、自民支持者からは、予定通り十万票程度が矢倉に融通されたとみられている。ただ、六年前の参院選の埼玉選挙区では、六十二万票を得た公明の現職が敗れた。

 公明は今後、西田と矢倉の議席維持に全力を挙げる。次期衆院選でも、県内の比例票を上積みさせることが大きな課題だ。県本部幹事長の福永信之は「自民党との選挙協力は続ける。一票でも欲しいのが政治だ」と話した。(敬称略)


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