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第23回参議院議員選挙(2013年)

2853チバQ:2013/07/25(木) 20:52:34
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130725ddlk07010138000c.html
1議席の攻防:2013参院選・福島 自民圧勝の後で/下 明暗分かれた共産と社民 /福島
毎日新聞 2013年07月25日 地方版

 ◇足腰の強弱、得票差に
 昨年の衆院選から一転、第三極が候補者を擁立できず、従来通りの構図となった参院選福島選挙区。自民旋風が吹き荒れる中、即時原発ゼロや護憲など訴えが近い共産党と社民党は明暗が分かれた。

 「結果的に負けたが、政策に影響を与えられる選挙運動になった」。21日夜、福島市の事務所で共産の岩渕友氏(36)は敗戦の弁を述べた後、前向きな言葉で取材に答えた。2回目の参院選に挑んだ岩渕氏は、違法労働を強いる「ブラック企業」の追及や、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加と憲法改正への反対を訴え、「自共対決」を前面に打ち出した。「民主は財界や米国からの圧力を受け、社民も自民と連立政権を組んだ。共産がぶれずに自民と対峙(たいじ)してきた」と反自民票の受け皿だと強調した。

 前哨戦とされる都議選で躍進した共産は、福島選挙区でも民主党の金子恵美氏(48)が得票を半減させる中、岩渕氏は2010年の前回比1万3192票増の7万7401票を獲得。比例代表では、同2万4986票増の7万4895票を集め、得票率では1998年に次ぐ2番目の高さだった。

 今回の選挙では比例・選挙区で計8議席を確保し、非改選と合わせて11議席となり、久保田仁・党県委員長は「無党派の若年層や商工業者など、共産党への期待が高まっていることは間違いない。党首討論の参加資格と、議案提出権を得られたので国会に福島の声を届けられる」と手応えを語った。

    ◇

 7万票獲得を目指したが、半分の3万5801票にとどまった社民の遠藤陽子氏(63)。森雅子氏(48)の当選確実のテレビ速報が流れた直後、福島市の事務所で「避難している人と、していない人の経験の差は大きい。避難の苦しさは、経験していない人には伝わりにくかった」と苦しい弁明に追われた。だが実際には、原発事故による避難者が多い双葉郡での得票も、森氏の6分の1程度だった。

 前回参院選では福島選挙区での候補者を立てられず、県議会で同じ会派を組む民主候補への支援に回った。小川右善県連代表は「候補者が立たないのは、始まる前から弱さを露呈することだ」と今回は遠藤氏を擁立。東北6選挙区で唯一の候補者だった。「反自民票を民主、社民で奪い合うのは自民を利する」と両党の共闘を求める声もあったが、民主政権が消費増税やTPP交渉参加を進めるなど、「働く人の政党と言っていたが、保守本流と変わらない」(小川代表)として、今回は独自候補にこだわった。

 遠藤氏は労働組合頼みの社民では珍しく、元教員の経歴を生かして県内各地に後援会組織を設けて無党派層への支持拡大を狙ったものの、候補者を擁立した6年前(5万4466票)より得票を大幅に減らした。小川代表は「訴えの内容よりも組織の弱体化や高齢化が課題で、各選挙区で候補者を立てられる共産より訴える力が脆弱(ぜいじゃく)だ。危機感を持って対策を考えないと、自民旋風の中で我々の主張はかき消されてしまう」と、自民の対抗勢力をつくることの難しさをにじませた。(この連載は、乾達、栗田慎一、中尾卓英、蓬田正志、深津誠、三村泰揮が担当しました)


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