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第23回参議院議員選挙(2013年)

2847チバQ:2013/07/25(木) 20:45:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1374506003419_02/news/20130723-OYT8T00064.htm
13参院選 漂流
〈上〉自民 弱い県連風つかめず 



連日の「大物」応援も生かせなかった(右は田中氏)=14日、JR盛岡駅前で 劣勢の選挙最終盤、自民党県連の怒りは党内部に向けられていた。

 「有力者の不穏当な発言は陣営全体の士気の低下を招き、当落に大きな影響を与えかねない」

 県連は20日、鈴木俊一会長ら幹部の連名で安倍首相(党総裁)に抗議文を送った。前日に県内入りした二階俊博総務会長代行が記者団に対し、平野氏を「敵じゃない。付き合いも長い」と評したためだ。

 党公認候補の田中真一氏は、党の支持票を固めきれず伸び悩んだ。実際、読売新聞の出口調査によると、党支持層の約3割は平野氏に投票していた。

 田中氏の公認前、党執行部に平野氏の支援を働きかけたとされる二階氏の発言に、中盤以降の田中氏の失速にいらつく県連内で、不信感が渦巻いた。県議の1人は「後味の悪い敗戦だ」と振り返った。

 選挙区で6連敗中だった県連は当初、内閣の高支持率を背景に「21年ぶりの勝機」(千葉伝幹事長)と勢いづいていた。

 「風」は確かに吹いていた。序盤の世論調査で党の県内支持率は42%と断トツ。小泉旋風さなかの2005年衆院選でも支持率が民主党を下回った本県では異例のことだ。

 県議の多くも「かつてないほど支援者の反応はいい」と感じていた。この手応えは、田中氏の県外出身という経歴も手伝い、与党の強みを前面に押し出す戦術に拍車をかけた。

 首相ら党幹部や閣僚は連日のように応援に駆けつけ、菅官房長官は自治体首長や業界団体を集めて陳情会を開催。支持者への電話掛けでは、「田中事務所」ではなく、地元選出の県議や衆院議員の事務所を名乗った。

 しかし、知名度が低い田中氏を、さらに埋没させる副作用も伴った。

 田中氏は演説で再三、「岩手と国政のパイプ役になる」と強調したが、具体的な政策論を語ることは少なかった。ある選対幹部は、「田中氏か平野氏かで迷う有権者が思った以上に多く、党より個人で比較された」と悔やんだ。

 公明党との協力も進まず、出口調査では、田中氏に投票した公明支持者は約半数にとどまった。

 自民党の完敗が続いた岩手では従来、県内約5万の公明票が勝敗を左右する情勢にならず、自公関係は発展してこなかった。

 16日には公明党の山口代表が県内5か所でマイクを握ったが、田中氏の同行は一度もなし。公明関係者は「一朝一夕で関係が進展することはない」と諦め顔だ。

 圧勝に沸く自民党本部と対照的な結果に、県連関係者はぼやいた。

 「党支持票を固めきれないのも、知名度の低い候補の擁立も、結局は県連の組織力の弱さが原因だ」

(2013年7月23日 読売新聞)


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