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第23回参議院議員選挙(2013年)

2845チバQ:2013/07/25(木) 20:44:03
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130724ddlk03010044000c.html
党奔政走:参院選戦い終えて 「小泉さんと書かないで」 自民・田中氏、幹部の応援上滑り /岩手
毎日新聞 2013年07月24日 地方版

 土曜日に露店が通りに並び、買い物客でにぎわう盛岡市材木町の「よ市」。参院選投開票日前日の20日は女性を中心にさらに1000人が詰めかけた。

 黄色い歓声の真ん中は自民党の小泉進次郎青年局長。参院選岩手選挙区に立候補した田中真一氏(46)の応援遊説だが、主役は影が薄い。40代女性は、小泉氏来県を聞いて駆けつけ「近くで写真を撮りたい」とスマートフォンを握っていた。記者が「田中さんに投票するんですか」と尋ねると、「自民党はいいけど、やっぱり地元の人だよね」。田中氏は「投票用紙に小泉さんと書かないでくださいね」と、冗談にならない冗談を言って歩くしかなかった。

    ◆

 そして21日、盛岡市の事務所で記者に敗因を聞かれ「知名度不足」ときっぱり言った。横浜市出身の「落下傘」で、3選した北上市出身の平野達男氏(59)と比べるとこの点で劣勢は明白だった。

 自民は選挙戦で、多数の有名政治家で聴衆を集め、田中氏の顔を売った。常とう手段だが力の入れようが半端じゃない。公示を挟み小泉氏は3回、石破茂幹事長も3回、安倍晋三首相は公示後2回。

 確かに人は街頭に集まったが上滑りの盛り上がりだった。ある党県連幹部は心配していた。「業界を回ると、以前から自民支持なのに『(田中氏が)地元の人じゃないし』と支援を断られるんだよ」。想像以上の「落下傘アレルギー」。なぜ岩手に田中氏なのか? 党県連は十分な説明ができなかった。

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 開票の夜、支持者が引けて閑散とした事務所で鈴木俊一県連会長は「岩手でも自民に風が吹いたが、票に結びつかなかった」と自戒した。昨年12月の衆院選で、4小選挙区で計約22万票取りながら今回は6万票少ない。田中氏は「自民支持層の票が平野さんに流れた」と話した。

 その分析の象徴は投票日5日前の16日、田中氏のホームページが掲載した「重要なお知らせ」だ。平野氏を指し「『無所属候補は選挙が終わったら自民党に入るのですか』と問い合わせが相次いでおります。こうしたデマが現実になることは100%ありません」。

 平野氏の自民入りのうわさに、陣営は悩まされていた。そうなら自民支持層は平野氏の方がいいと考える。

 党県連関係者は「平野氏支援を主導した二階俊博党総務会長代行が、依然として平野氏を誘い込もうとしてうわさを広めているのでは」といぶかった。その二階氏は19日に県内入りした際、平野氏の自民入り後押しについて記者に聞かれ「末輩の私は考えていない」とかわした。一方、「平野という存在はよく知っている」とも述べた。

 質問されたからとはいえ「対立候補との関係への言及はうわさに現実味をもたせかねない」と激怒した党県連は20日、党本部に抗議文を出した。しかし、党県連自身も平野氏擁立に一時賛同した。人のことを言えた立場ではない。

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 審判が下った後、支持者が引き揚げた事務所前で党県連幹部が田中氏を励ました。「次の選挙もある」

 もう一つ、うわさがあるように平野氏が2年後の知事選に出馬すれば参院補選がある。県連幹部は「県内では、自民新人の参院選挑戦はいつも1度きり。落選すると別の人物を立てたから、毎回知名度が課題になった。岩手で田中真一の地盤を固めて再チャレンジする可能性もある」。

 田中氏も語った。「(民主側の)相手が3分裂したからチャンスではなく、1対1で勝てる力をつけなければならない」。再出馬はあるのか。【安藤いく子】


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