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第23回参議院議員選挙(2013年)

2843チバQ:2013/07/25(木) 20:41:32
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130725ddlk06010011000c.html
山形の進路:参院選を戦い終えて/下 保守王国で、舟山氏善戦 /山形
毎日新聞 2013年07月25日 地方版

 ◇非自民、「呉越同舟」が「連合艦隊」に
 「『呉越同舟』が『連合艦隊』になった。歴史に残る戦いだ」

 参院選投開票日の21日夜、山形選挙区(改選数1)で落選したみどりの風現職の舟山康江氏(47)の選挙事務所=山形市=では、善戦をたたえる声がしきりに上がった。

 舟山氏は「これ以上ない、素晴らしい結束でした」と感謝の言葉を述べ、支持者一人一人と握手して回った。事務所はまるで当選したかのような熱気に包まれた。選挙戦を全力で戦い抜いた証しのようだった。

 「知事選に似ている」。4日の公示直後、吉村美栄子知事が初当選した09年知事選を引き合いに、陣営幹部はつぶやいた。同知事選では告示後、優勢だった自民系現職の斎藤弘氏を非自民系の吉村氏が猛追し、ひっくり返した。

 今回も、世論調査を実施した各報道機関は、安倍政権の高支持率を背景とした自民新人、大沼瑞穂氏(34)の優勢を伝えていた。だが6月以降に舟山氏の支援組織がようやく動き出すと、舟山氏の勢いは加速し始めた。

 陣営は公示後は、舟山氏の「自分の主張をしっかり伝えたい」という意向を尊重し、街頭演説を多めに設定。1日40回を超える日もあったが、演説に不慣れな大沼氏との違いを見せつけた。

 東京生まれ東京育ちの大沼氏を意識し、陣営は「ご当地候補」のアピールにも力を注いだ。埼玉生まれ埼玉育ちの舟山氏だが、小国町の夫の実家に嫁いで約10年。子供3人は町内の小中学校に通う。

 「最近移り住んだばかりで山形在住をPRする候補とは違う」「普段住んでいるからこそ、山形の実情が分かる」。演説会の度、応援弁士は繰り返した。

 民主県連、社民、連合山形、県農協政治連盟が推薦・支持し、当初は「呉越同舟」と陣営の結束を危ぶむ声もあった。ところが、共同通信が投票日に実施した出口調査では、民主支持層86%、社民支持層94%、みどり支持層98%が舟山氏に投票したと回答。非自民票を予想以上に固めた。

 考え方の異なる政党、団体が集まり、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)や原発など各政策に「踏み込みにくいのでは」と懸念もあった。しかし舟山氏はTPP反対や原発反対、憲法96条改正反対を断固主張。無党派層62%(同調査)も取り込んだ。

 「気が強い舟山に『○○党に配慮して、この主張は弱めて』と指示する方が無理」。陣営幹部は苦笑いする。

 民主県連の支持決定が予定より遅れたり、円滑な県政運営に配慮する吉村知事が応援演説を積極的にできなかったりと、陣営にとって悔いが残る部分はある。それでも吉村和文選対幹事長=ケーブルテレビ山形社長=は「『保守王国』の山形では絶対数が多い自公支持層を固められると、非自民系候補はなかなか勝てない。自民追い風の中、本当によく善戦した」と話す。

 全国で自民候補が圧勝する中、大接戦を展開した山形選挙区。有権者が安倍政権に「白紙委任」を手渡したわけではないことを物語っている。【鈴木健太】


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