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第23回参議院議員選挙(2013年)

2842チバQ:2013/07/25(木) 20:40:25
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130724ddlk06010037000c.html
山形の進路:参院選を戦い終えて/上 自民「薄氷の勝利」 /山形
毎日新聞 2013年07月24日 地方版

 ◇舟山氏支えた、農政連との関係修復は
 2万739票差−−。全国で31カ所ある改選数1の選挙区(1人区)の中で、山形は当選者と次点候補が最も競った選挙区だった。国政初挑戦の自民新人、大沼瑞穂氏(34)が、みどりの風現職、舟山康江氏(47)ら3人を破って初当選を果たしたが、山形選挙区の結果は大沼氏の陣営にとって「薄氷の勝利」だった。

 大沼氏は鶴岡市で7531票差、東根市で5660票差と舟山氏を突き放したが、他の市町村では小差だった。大沼氏が舟山氏に1000票未満で勝った市町村は19カ所。一方の舟山氏は、大票田の山形市や、西置賜郡を中心に計8市町で大沼氏を上回った。

 「各種情勢調査で『接戦』と伝えられる理由が見当たらない。運動が上滑りしている感じもなかった。有権者の反応は良かったし、手応えを感じているが……」。選挙戦最終日の20日夜、自民党県連の野川政文幹事長は首をひねった。

 自民党本部は閣僚や党幹部ら延べ21人を県内に投入した。全国的な自民優勢の「風」が吹く中、山形選挙区では自民は地道な組織戦を展開した。20日には安倍晋三首相をはじめ4人の閣僚が県内で演説。運動に緩みはなかったが、最後まで勝利の手応えは得られなかった。

 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉参加に対する反発が根強かったことも選挙戦を激しくさせた。「舟山陣営は自治労、農協、知事後援会の連合軍のような感じだった。一番大きかったのは農政連(農協の政治団体・県農協政治連盟)だ。大沼支持を呼びかける多くの議員が壁にぶつかったのはここだった」。大沼氏が初当選を決めた21日夜、野川幹事長は苦戦の理由をそう解説した。

 県連会長の遠藤利明衆院議員は、昨年の衆院選で戦ったライバルの存在を指摘する。「山形市では勝つだろうと思っていたから計算外だった。鹿野(道彦)さんが比例代表に立候補したことが、舟山さんの山形市の票を伸ばすことにつながったかもしれない」

 激しかった選挙戦は、今後にしこりを残すことになりそうだ。

 今年1月の知事選で、県議会で多数派を占める自民は独自候補を擁立せず、吉村美栄子知事の再選を後押しした。吉村知事が参院選で舟山氏を推したことは「それぞれの議員の間で不信感が募ったのではないか」(野川幹事長)とされ、今後の県政運営に影響が出る可能性がある。

 舟山氏陣営を支えた農協側との関係も注目される。県連は選挙期間中も県農政連に面談の場を設けるよう打診するなど、舟山氏支持の再考を求め続けた。

 野川幹事長は21日夜、「我々はいつでも窓は開けているぞ、という立場だ。どこかの段階で話をしなければならない。一概に敵対してはいけない」と述べ、県農政連の対応を待つ考えを示した。政府は23日からTPP交渉に参加した。自民と農協の関係修復が可能になるかは、TPP交渉の進展も影響を与えそうだ。【安藤龍朗】

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