したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

第23回参議院議員選挙(2013年)

2840チバQ:2013/07/24(水) 22:59:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/feature/kyoto1374503324088_02/news/20130722-OYT8T01910.htm
検証13参院選京都
<上>ぶれず訴え広い支持◆圧勝さらに組織固め



有権者にあいさつする倉林氏(22日朝、四条大橋で) 21日に投開票された参院選。2議席を争った京都選挙区では、自民党現職・西田昌司氏(54)がトップで再選され、共産党新人・倉林明子氏(52)が民主党新人・北神圭朗氏(46)らとの混戦を制して初当選を飾った。同選挙区で長らく続いた「民主、自民体制」の転換点となった戦いを振り返り、今後の各党の勢力図を展望する。(関俊一、倉岡明菜)

 「みなさんの願いをしっかりと国政に持ってまいります」。投開票から一夜明けた22日朝、倉林氏は、四条大橋でマイクを握り、行き交う通勤客に晴れやかな表情で呼びかけた。

 かつて「共産の牙城」と呼ばれた京都だが、同選挙区での勝利は1998年が最後。昨年12月の衆院選では府内6小選挙区とも完敗し、府内で得た比例票も、自民、日本維新の会、民主各党に次ぐ4番手にとどまった。



手を振ってあいさつする西田氏(22日朝、南区で) どうせ参院選も負けるだろう――。「あきらめムードもあった」(共産党府委員会幹部)というが、倉林氏は各地を地道に回って安倍政権の批判を続けた。民主党や日本維新の会が政権へのわかりやすい対立軸を打ち出せず、存在感を低下させる中、潮目は徐々に変わり始めた。

 共産党は6月の東京都議選で議席を倍増。その勢いのまま参院選に突入した。7日、四条河原町で志位委員長が来援した際には、動員をかけた支援者以外の人たちが立ち止まり、歩道からあふれた。倉林氏のツイッターにメッセージを送ってくる若者もおり、「日に日に反応がよくなった」と陣営スタッフは振り返る。

 これに対し、自民党、民主党の双方と関係の深い経済人や首長の一部は、「共産包囲網」を敷いた。北神氏の演説会などでは、門川大作・京都市長が「共産党が勝てば京都の恥だ」と呼びかけ、山田知事も応援に駆けつけた。

 しかし、幅広い支持を得たのは倉林氏だった。読売新聞が各投票所で行った出口調査によると、倉林氏は共産支持層の9割以上に加え、無党派層の25%、民主支持層の13%に浸透。北神氏は公明支持層の4割を取り込んだものの、民主支持層は6割強しか固められなかった。

 「共産党が政権に対峙(たいじ)し、ぶれずに政策を訴えてきた結果」と倉林氏。来春の知事選をにらみ、党関係者は言う。「共産包囲網を敷いた勢力にたっぷりとお返しをしないといけない」

■  □

 府内の全市区町村でトップの票を獲得した西田氏は22日早朝、地元・南区の近鉄東寺駅前で演説し、「光栄であると同時に、身の引き締まる思い」と語った。ただ、報道陣に勝因を問われると、「自民党の勝利というより、(ライバルだった)民主党の崩壊だ」と浮かれることはなかった。

 他の6候補を大きく引き離したとはいえ、西田氏の得票(約39万票)は、逆風だった2007年の初当選時から3万票弱を上積みしただけだ。自民党府連内には、議席を獲得した共産党に加え、「第3極」の維新の会やみんなの党が一定の票を得たことへの警戒感も広がる。

 「来年は知事選、2年後は統一地方選がある。組織をしっかりと固めていかなければ、またどんな『風』でひっくり返されるかわからない」。幹部は神妙に語った。

(2013年7月23日 読売新聞)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板