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第23回参議院議員選挙(2013年)

2835チバQ:2013/07/24(水) 22:37:34
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130724ddlk01010204000c.html
戦いの底流:2013参院選・北海道/下 民主・他党 当選にも疲労の色 得票伸ばした落選者も /北海道
毎日新聞 2013年07月24日 地方版

 民主党は結党以来の歴史的惨敗で、党の存続そのものが問われる選挙となった。投開票日の21日、民主の小川勝也氏(50)の選挙事務所は当選とはほど遠い静まりようで、一時は万歳三唱の自粛も検討された。当選から一夜明けた22日朝、小川氏は「素直に喜べない」と疲労を隠さなかった。

 小川氏4選の頼みは、かねての支持母体である連合北海道だった。組合員は約26万人で、1人につき5人の紹介を求めて支持固めに取り組んだ。陣営関係者は「違う組合員の紹介で3回電話がかかってきた支持者もいる」と必死ぶりを話した。

 さらに陣営は、無党派層の取り込みが難しいと判断し、地方重視で遊説した。17日間に112市町村を回り、177カ所で街頭演説をこなした。小川氏は「道議や市町村議が多いことが他県と違う強み」と語った。

 当初は、6年前に当選した2007年の約102万票から得票を半分以上減らす「危険水域」も想定された。だが実際は次点候補を23万票引き離し、約58万票で当選した。この得票を党勢回復に生かせるか問われた小川氏は「アベノミクスに失点が出てくるかによって我々の評価が変わる。いきなり政権奪取とはいかない」と答え、積極的に再生を担う決意は感じられなかった。

 一方、新党大地の浅野貴博氏(35)と共産新人の森英士(つねと)氏(35)は小川氏に水をあけられたが、過去の国政選挙より得票を伸ばす傾向を示した。

 浅野氏は約35万票を獲得。得票率は14・7%で、過去3回の衆院選比例代表で維持した13%台前半から微増した。大地は参院選で初めて、全国比例に候補者を擁立。昨年末の衆院選で失った政党要件の確保に必要な「全国比例で2%」の得票率を目指したが、1%にとどまった。鈴木宗男・党代表は「大地として一石を投じることができた」と強弁するが、業界団体など支援組織の後ろ盾はなく、支持層拡大に課題が残った。

 共産の森氏は、党躍進に乗じて前回(10年)より7万票多い約27万票を得た。だが小川氏との差が30万票以上あり、浅野氏にも競り負けた。陣営幹部は「政策が似通う大地の方が、無党派層に食い込んだ」と分析する。

 だが全国で5議席確保を目標にした比例中心の戦いだったことも否めない。6月に配られた後援会ニュースには「共産党と紙さんのご活躍に期待します」と書かれ、農協組合長や首長ら32人の名前が並んだ。裏面には比例候補の紙智子氏(58)の写真とメッセージが大きく載り、森氏は隅に小さく「いっしょにがんばります」と書かれているだけだった。

 みんなの党新人の安住太伸氏(43)は「TPP推進を訴えた反発が想像以上に強かった」と話す。党は10年の参院選道選挙区で今回を上回る約32万票を獲得。だがこの時の候補者は参院選後、党のTPP推進方針などに反発して離党。安住氏は「前回のアドバンテージはほぼない状況だった」と語ったが、陣営の人手不足は顕著で、公示後、掲示板に安住氏の選挙ポスターを全て張ることはできない状態だった。

    ◇

 道選挙管理委員会によると、道選挙区の無効票は10万5066票で、投票総数の4・19%。07年と10年は3%を下回っており、投票の意思はあるが選択肢が見つからない有権者の意識を映し出している。【森健太郎、坂本太郎、小川祐希、高橋克哉】


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