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第23回参議院議員選挙(2013年)

2660チバQ:2013/07/20(土) 09:30:13
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130718ddm005010203000c.html

2013参院選:揺らぐ・組織票の今/上 有力業界団体 「自民回帰」しこり残し

毎日新聞 2013年07月18日 東京朝刊


 ◇日医連、TPPに疑心暗鬼

 「参院選で候補を出さなければ組織は存在意義を失ってしまう。集票力がすなわち政治力だ」。9日、参院選比例代表に日本医師連盟(日医連)が擁立した自民党候補の決起集会が名古屋市で開かれ、愛知県医師連盟の柵木(ませき)充明委員長は約100人の医師らを前に声を張り上げた。

 日医連は日本医師会(日医)の政治団体。長年、自民党の支持組織だったが、2009年の民主党政権発足を受けて親民主のトップが就任。10年比例では民主候補を推薦する一方、自民とみんなの党の候補も支援する「またさき」に陥り、3人とも落選した。民主政権の弱体化が進んだ12年春の会長選では、自民党に近い横倉義武氏が勝利し、今回の参院選で再び自民支持へ一本化した。

 09年衆院選で政権から転落した自民党からいったん距離を置きながら、同党の政権復帰で再び「元のさや」に収まった有力組織は日医連だけではない。10年参院選で民主党から組織候補を立てて当選させた日本歯科医師連盟(日歯連)は、自民所属の現職が改選を迎えたこともあり、自民支持へと舞い戻った。

 小泉政権の郵政民営化に反対した全国郵便局長会(全特)はさらに「反自民」の歴史が長く、07年、10年と続けて国民新党を支援。改正郵政民営化法が成立し一定の決着がついたとして、9年ぶりに自民党の比例名簿に復帰した。

 だが、政権交代で右往左往した各団体と、団体が離反する野党の悲哀を経験した自民党の間はぎくしゃくしたままだ。日医連は、安倍晋三首相が参加を表明した環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の国民皆保険制度への影響を警戒。日医連候補は「上位当選し、できるだけ大きな声で政府に意見を述べたい」と早くもけん制する。

 日歯連は民主党内に組織代表の参院議員が残り、地方幹部は今後の組織運営を「神のみぞ知る」と漏らす。全特も「自民復帰にわだかまりを持つ一部の会員が他党支援に回った」(郵政関係者)との指摘が絶えない。全国農政連と自民党の間でもTPPを巡ってあつれきが生じる。「自民回帰」が起きても、かつての自民と業界団体の強固な結束は過去の話だ。

    ◇

 投開票を目前に控えた参院選。「自民1強」状態の陰で揺らぐ組織票の行方を追う。


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