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第23回参議院議員選挙(2013年)
2643
:
チバQ
:2013/07/19(金) 00:36:28
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20130714ddlk38010341000c.html
課題を問う:13参院選えひめ/5 山鳥坂ダム /愛媛
毎日新聞 2013年07月14日 地方版
◇住民置き去り、計画変転
身長176センチの川本英男さん(42)が頭上高く手を伸ばす。その指先には「平成17(2005)年台風14号」と書かれた板がぶら下がる。地面から2・2メートル。さらにその30センチ上の板には「平成16(04)年台風16号」の文字が読める。大洲市菅田町の肱川左岸にある「川本いちご園」のビニールハウス。2枚の板は台風で上昇した肱川水位を示している。
広島県出身の川本さんは00年、脱サラして妻由紀美さん(42)の出身地の同市で農業を始めた。だが、04年8月、台風16号でハウス9棟が増水で全壊し、キュウリが全滅。地元住民の支援で再開にこぎつけ、翌年にはハウスを拡張した。ところが、同年9月に台風14号が襲来し、一昨年は台風15号が直撃。三つの台風による被害は約1500万円に及ぶ。「台風が近づくと眠れない。河川管理者はいったい何をやっているのか」。川本さんは治水の現状にいらだちをあらわにする。
古くから水害を引き起こしてきた肱川。旧建設省は82年、治水のため山鳥坂ダム計画を打ち出し、反対運動が起こる中、09年9月に地権者との間で用地補償基準で合意した。だが、同年8月の衆院選で「コンクリートから人へ」を掲げて圧勝した民主党政権は同10月、計画を凍結した。
約150人の地権者の中には、移転先に住宅を新築した人もいる。水没予定地に妻と暮らす和気八郎さん(87)は約200万円の全額を負担して墓を移転した。「引っ越すならアパートにしたい。一戸建てだと建築中に(老衰で)死んでしまう」と漏らす。70代の主婦は「(政権交代は)民意だったかもしれないが、忍従を強いられる私たちの身になって」と吐き捨てるように言った。
昨年12月の衆院選で政権奪回した自公政権は国土強靱(きょうじん)化計画に基づき、計画の凍結解除を決定。今年度の事業予算は前年度比10倍超の17億7600万円に膨らんだ。国土交通省は用地交渉や道路整備を進め、20年ごろの本体着工、27年ごろの完成を目指す。計画発表から31年。この姿のないダムに既に184億円がつぎ込まれている。
「政治家は人気取りに終始し、その場しのぎの対応を繰り返してきた。そのしわ寄せが我々住民に及んでいる」。川本さんは政治のあり方に疑問を投げかける。【渕脇直樹】
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